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2019年05月15日号のバックナンバー

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フォーカス

小杉武久とマランダという名の亀、その終わりのない旅と夢

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[2019年05月15日号(椹木野衣)]

芦屋市立美術博物館での大規模な回顧展の記憶もまだ新しい昨年10月、小杉武久は80年の人生に幕を閉じた。即興音楽、サウンド・インスタレーションのパイオニアであり、1960年代終わりから晩年まで、ジャンルを超え、実験的で何ものにも捉われない自由な表現を追求し続けた。その小杉が遺した亀が粟津潔邸でいまも生きているという。冬眠からの目覚めの知らせを受け、美術批評家・椹木野衣氏は粟津邸をたずねた。(artscape編集部)

キュレーターズノート

アーティストと街とアートセンターと

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[2019年05月15日号(勝冶真美)]

今回より、京都市内の街中にある京都芸術センターに「キュレーターズノート」をご寄稿いただくことになった。京都芸術センターは、明治2年に京都の町衆たちが設立した小学校の校舎を拠点に活動している。展覧会のみならず、演劇やダンスの公演、トークイベントやワークショップなどがさかんに開催され、アーティストのための制作スタジオや図書室なども併設もされている。第一回目となる本稿では、本センターについて紹介いただきながら、京都のアーティストを取り巻く環境についてご紹介いただく。(artscape編集部)

「地域美術史」のこれから──アイチアートクロニクル1919-2019

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[2019年05月15日号(能勢陽子)]

大規模なコレクション展には、企画展とはひと味違う、マニアックと言っていいような楽しみがある。通常の常設展ではなかなかお目にかかれない収蔵庫の片隅に眠っていた作品たちは、美術館が存在する地域の時代性を何よりも色濃く反映していることがあるし、また作品の質とは何か、誰がそれを決めるのかという、美術の歴史そのものについても考えさせる。

戦後版画運動の地下水脈 女性、山村をめぐるケーススタディ

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[2019年05月15日号(町村悠香)]

町田市立国際版画美術館の学芸員、町村悠香さんによる「キュレーターズノート」の連載の第1回。町田市立国際版画美術館は東京都の町田市に位置し、版画工房やアトリエなどの施設を持つ特色ある美術館だ。今回は、同館で開催中のミニ企画展「彫刻刀で刻む社会と暮らし──戦後版画運動の広がり」と、次回開催予定の企画展「インプリントまちだ展2019──田中彰 町田芹ヶ谷えごのき縁起」を中心に取り上げる。(artscape編集部)

トピックス

視覚の共振・勝井三雄

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[2019年05月15日号(新川徳彦)]

宇都宮美術館でデザイナー勝井三雄(1931-)の仕事を振り返る大規模な展覧会が開かれている。展示室に並ぶ仕事の物量もさることながら、その構成、見せ方もまた注目すべき展覧会だ。

アート・アーカイブ探求

ゲルハルト・リヒター《ベティ》──仮象のジレンマ「清水 穣」

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[2019年05月15日号(影山幸一)]

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