2023年03月15日号
次回4月3日更新予定

アートプロジェクト探訪

バックナンバー

アートシーンや地域に風穴を開ける「遊工房アートスペース」

[2010年12月15日号(白坂由里)]

  六本木のように華やかでもなく、秋葉原のように異色でもない、東京のごく普通の住宅街にある「遊工房アートスペース」。アーティスト・イン・レジデンス(AIR)と非営利ギャラリーでの展覧会を平行して通年行なっているオルタナティブスペースだ。また...

島が主役の「三河・佐久島アートプラン21」

[2010年10月01日号(白坂由里)]

  「祭りとアートに出会う島」をテーマに、2001年4月にスタートした愛知県一色町の離島、佐久島のアートによる地域活性化事業「三河・佐久島アートプラン21」が開始から10年が過ぎた。この3年は毎年約1万人ずつ観光客が増え、年に約6万人が訪れ...

東京文化発信プロジェクトの現場を探る──アーティストwahのプロジェクト現場にみる価値判断と意思決定について

[2010年04月15日号(久木元拓)]

  前回紹介した東京文化発信プロジェクトには、「学生とアーティストによるアート交流プログラム」という事業がある。これは、学生が地域や社会のなかでアーティストと交流・協働し、その活動の成果を社会に発表するもので、アートやアーティストの創造性が...

東京文化発信プロジェクト──アートプロジェクト・インストラクターの糧を生成する

[2010年02月15日号(久木元拓)]

  アートプロジェクト探訪も連載開始からようやく1年を迎えようとしている。これまでいくつかの都市のアートプロジェクトをとりあげてきたが、ここで満を持して東京でのプロジェクトについて考えてみたい。そこで今回本連載は若干の変則的な展開となる。今...

アートのOSとしての都市/都市のアプリケーションとしてのアート──福岡の都市にみる文化創造の潜在的可能性について

[2009年12月15日号(久木元拓)]

広島アートプロジェクト2009──アーティストが自らの場を拓く

[2009年10月15日号(白坂由里)]

 アートというきっかけがなければ、おそらく訪れることのない「普段着」の街を巡る。広島市現代美術館学芸員、角奈緒子氏のレポート(artscape 2009年9月15日号参照)にもあった広島アートプロジェクト2009「いざ、船内探険! 吉宝丸」...

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009──10年を経て、どこへ向かうか

[2009年09月15日号(白坂由里)]

 2009年3月にレポートした「大地の芸術祭」。今年で4回目となる「<大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」(2009年7月26日〜9月13日)は、前回の約35万人を上回る鑑賞者を動員し、大盛況のうちに幕を閉じた。高速道路料金...

開国博Y150:都市ブランディングの主体は誰か──横浜の都市、アーティスト、そして市民

[2009年07月01日号(久木元拓)]

別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」の必然を呼び寄せるものとは──会期前にみる街の事情

[2009年05月01日号(久木元拓)]

「越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭」と「越後妻有2009冬」

[2009年03月15日号(白坂由里)]

 近年、アートがまちづくりに深く関わる場面が多く見受けられるようになっている。しかし、アートはまちの救世主でもなければ万能薬でもないだろう。プロジェクトにおける地域の問題発見や提案は入口に過ぎず、企画、実施、運営までのプロセス、及び終了後に...

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レビュー/プレビュー

フォーカス

空気をめぐって──有機物とアートの新たな関係

NEW空気をめぐって──有機物とアートの新たな関係

著者:四方幸子

2011年3月11日。この日、津波に加えて、東京電力福島第一原子力発電所の事故で...

キュレーターズノート

絵画について考える──椿昇、李禹煥、佐川晃司の作品から

NEW絵画について考える──椿昇、李禹煥、佐川晃司の作品から

著者:中井康之

絵画と人類の関わりは、語り尽くすことができないほどに永い年月の積み重ねである。そ...

アーティストが社会運動の主体になること──「『二つの栃木』の架け橋 小口一郎展 足尾鉱毒事件を描く」から

NEWアーティストが社会運動の主体になること──「『二つの栃木』の架け橋 小口一郎展 足尾鉱毒事件を描く」から

著者:町村悠香

日本の公害問題の原点とされる明治期の足尾銅山鉱毒事件の存在は、その窮状を天皇に直...

artscapeレビュー一覧

クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ

NEWクリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ

2022/12/21~2023/05/28 東京都現代美術館

著者:杉江あこ

大変な人気ぶりである。昨年末に始まってから、そのうち観ようと思いつつも、チケット...

「ワールド・シアター・ラボ」2023 リーディング公演『ロッテルダム』

NEW「ワールド・シアター・ラボ」2023 リーディング公演『ロッテルダム』

2023/02/16~2023/02/18 上野ストアハウス

著者:山﨑健太

男女の友情は成立するか。答えるまでもない馬鹿馬鹿しい問いだ。では「男女の恋愛は成...

木ノ下歌舞伎『桜姫東文章』

NEW木ノ下歌舞伎『桜姫東文章』

2023/02/22~2023/02/23 ロームシアター京都 サウスホール

著者:高嶋慈

木ノ下歌舞伎が、書き下ろし台本と演出に岡田利規(チェルフィッチュ)を迎える、初タ...

下川晋平「Neon Calligraphy」

NEW下川晋平「Neon Calligraphy」

2023/02/24~2023/03/12 コミュニケーションギャラリーふげん社

著者:飯沢耕太郎

下川晋平は2021年に34歳で夭折した。2020年に銀座ニコンサロンで開催した個...

カタログ&ブックス | 2023年3月15日号[近刊編]

NEWカタログ&ブックス | 2023年3月15日号[近刊編]

著者:artscape編集部

展覧会カタログ、アートやデザインにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介し...

トピックス

360°ビュー

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著者:光島貴之河原功也artscape編集部

現在、東京都渋谷公園通りギャラリーで、京都を拠点に活動する全盲の美術家、光島貴之...

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