アートプロジェクト探訪

バックナンバー

アートシーンや地域に風穴を開ける「遊工房アートスペース」

[2010年12月15日号(白坂由里)]

  六本木のように華やかでもなく、秋葉原のように異色でもない、東京のごく普通の住宅街にある「遊工房アートスペース」。アーティスト・イン・レジデンス(AIR)と非営利ギャラリーでの展覧会を平行して通年行なっているオルタナティブスペースだ。また...

島が主役の「三河・佐久島アートプラン21」

[2010年10月01日号(白坂由里)]

  「祭りとアートに出会う島」をテーマに、2001年4月にスタートした愛知県一色町の離島、佐久島のアートによる地域活性化事業「三河・佐久島アートプラン21」が開始から10年が過ぎた。この3年は毎年約1万人ずつ観光客が増え、年に約6万人が訪れ...

東京文化発信プロジェクトの現場を探る──アーティストwahのプロジェクト現場にみる価値判断と意思決定について

[2010年04月15日号(久木元拓)]

  前回紹介した東京文化発信プロジェクトには、「学生とアーティストによるアート交流プログラム」という事業がある。これは、学生が地域や社会のなかでアーティストと交流・協働し、その活動の成果を社会に発表するもので、アートやアーティストの創造性が...

東京文化発信プロジェクト──アートプロジェクト・インストラクターの糧を生成する

[2010年02月15日号(久木元拓)]

  アートプロジェクト探訪も連載開始からようやく1年を迎えようとしている。これまでいくつかの都市のアートプロジェクトをとりあげてきたが、ここで満を持して東京でのプロジェクトについて考えてみたい。そこで今回本連載は若干の変則的な展開となる。今...

アートのOSとしての都市/都市のアプリケーションとしてのアート──福岡の都市にみる文化創造の潜在的可能性について

[2009年12月15日号(久木元拓)]

広島アートプロジェクト2009──アーティストが自らの場を拓く

[2009年10月15日号(白坂由里)]

 アートというきっかけがなければ、おそらく訪れることのない「普段着」の街を巡る。広島市現代美術館学芸員、角奈緒子氏のレポート(artscape 2009年9月15日号参照)にもあった広島アートプロジェクト2009「いざ、船内探険! 吉宝丸」...

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009──10年を経て、どこへ向かうか

[2009年09月15日号(白坂由里)]

 2009年3月にレポートした「大地の芸術祭」。今年で4回目となる「<大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」(2009年7月26日〜9月13日)は、前回の約35万人を上回る鑑賞者を動員し、大盛況のうちに幕を閉じた。高速道路料金...

開国博Y150:都市ブランディングの主体は誰か──横浜の都市、アーティスト、そして市民

[2009年07月01日号(久木元拓)]

別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」の必然を呼び寄せるものとは──会期前にみる街の事情

[2009年05月01日号(久木元拓)]

「越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭」と「越後妻有2009冬」

[2009年03月15日号(白坂由里)]

 近年、アートがまちづくりに深く関わる場面が多く見受けられるようになっている。しかし、アートはまちの救世主でもなければ万能薬でもないだろう。プロジェクトにおける地域の問題発見や提案は入口に過ぎず、企画、実施、運営までのプロセス、及び終了後に...

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