ハーブ・リッツ写真展
ジャンルを超え、すべての被写体をその究極まで美しく捉え、世界のセレブリティに最も愛されたひとりの写真家ハーブ・リッツ。その写真は、まるで神のように、あるいは女神のように、数多くの被写体をどのポートレートよりも美しく印象的に記憶させます。
1978年、当時無名だったリチャード・ギアの写真が注目され、衝撃のプロデビューを果たし一躍人気写真家に。以降、希代の観察力と美意識で、80年代、90年代のアメリカという国そのものを描いたと言っても過言ではないほど、極めてアメリカ的なバイタリティで流行と名声を駆け抜けた写真家です。
2002年12月26日、ロサンゼルスでの突然の悲報。享年50歳。まさにMr.アメリカンフォトグラファーだった彼の死は、アメリカ全土を深い悲しみに包みこみました。
本展は、代表作約110点が一堂に並ぶ畢生の回顧展として、世界に先駆けて展覧されるものです。 |
|
(c) Herb Ritts Foundation/ Fahey Klein, Los Angeles/ PPS |