|
|
美しき日本の絵はがき展 ほか |
|
主催=日本経済新聞社ほか |
|
美しき日本の絵はがき展
日本におけるはがきの歴史は、明治6(1873)年の逓信省による官製はがきの発行に始まります。明治33(1900)年には私製はがきの発行が許可され、明治37年に始まる日露戦争を契機に空前の絵はがきブームが到来します。闘いのシーンを実況した写真や絵が描かれた絵はがきは、戦勝ムードも手伝って爆発的な売れ行きをみせました。
その後、絵はがきは商品として一般に定着し、多種多様な絵はがきが市場に出回りました。有名無名を問わず、日本画家や洋画家、挿絵画家などが分野を越えて自由な発想で描いた絵はがきは、モダンで瑞々しい感覚をそなえ、日本人独自の構図の妙味、そのデザインの斬新さ、美しさに加え、日本人が愛した「こっけい」(ユーモア)の粋が凝縮されています。
現代美術のコレクターとしても有名な米国の化粧品会社エスティ ローダーの会長、レナード・A・ローダー氏は、明治から大正、昭和初期に作られた日本の絵はがきに魅了され、約25年にわたり25,000枚ものコレクションを形成しました。それらは2002年、優れた東洋美術のコレクションでも名高いボストン美術館に寄贈され、その中から約350点を厳選して紹介する展覧会が、今年の春、ボストン美術館で開催されました。米国で高い評価を受け、このたび日本に里帰りします。
|
|
|
|
会期 |
2004年10月5日(火)〜12月12日(日) |
会場 |
逓信総合博物館
東京都千代田区大手町2-3-1 TEL:03-3244-6811(逓信総合博物館(ていぱーく) 総合案内) |
休館日 |
月曜日 |
開館時間 |
9:00〜18:30
※ただし、金曜日のみ20:30まで
※入館は閉館の30分前まで
※常設展示場は9:00から16:30まで |
鑑賞料 |
|
通常 |
ナイトパス(16時以降) |
大人 |
600円 |
500円 |
小・中・高校生 |
350円 |
300円 |
|
主催 |
ボストン美術館 日本郵政公社 日本経済新聞社 |
|
|
フィレンツェ展
──芸術都市の誕生展
フィレンツェはルネサンス芸術の発祥の地です。ここで生まれた視覚文化の新しいスタイルは、たちまちイタリア各地の美術家たちを魅了し、やがてはヨーロッパ全土に広がり、西洋美術の様相を一変させました。
本展は、今もなお「屋根のない美術館」と称される芸術都市フィレンツェの14〜16世紀に焦点を当て、ルネサンスの胎動や職人たちの技、そして偉大な芸術家たちを育んでいく豊かで洗練された、まさに「フィレンツェ的」な都市の情景を、数々の多彩な作品で浮き彫りにするものです。ジョット、ミケランジェロ、ボッティチェッリ、ポッライウオーロ、フラ・アンジェリコ、ヴァザーリ、ヴェロッキオといったルネサンスの巨匠たちが生み出した、フレスコ画・板絵・カンヴァス画などの絵画、レリーフ・木彫・貴石作品などの彫刻、貴金属・ブロンズなどの金工作品、写本彩飾画、織布作品、科学発明品といった出品作品のひとつひとつが、フィレンツェ・ルネサンスの多様で華やかな文化を物語ります。
フィレンツェ美術館特別監督局が長い準備期間をかけて練り上げたコンセプトに基づいて選ばれたこれら100点の珠玉の作品は、フィレンツェを代表する、ウフィツィ美術館、ピッティ美術館、パラッツォ・ヴェッキオ、アカデミア美術館、サン・マルコ美術館、フィレンツェ大聖堂美術館など約30の美術館から出品されるものです。 |
|
|
|
会期 |
2004年10月23日(土)〜12月19日(日) |
会場 |
東京都美術館
東京都台東区上野公園8-36 TEL: 03-3823-6921 |
休館日 |
月曜日 |
開館時間 |
9:00〜17:00
※金曜日は19:00まで開館
※入館は閉館の30分前まで |
鑑賞料 |
|
当日 |
割引 |
前売 |
団体 |
一般 |
1,300円 |
1,200円 |
1,100円 |
1,000円 |
学生 |
1,000円 |
900円 |
800円 |
700円 |
高校生 |
600円 |
550円 |
500円 |
450円 |
65歳以上 |
650円 |
600円 |
550円 |
500円 |
※団体は20名以上
※中学生以下及び障害者と介護者1名は無料
※第3水曜日は65歳以上の方は無料
※第3土・日曜日は、18歳未満の子を同伴する保護者は、一般料金の半額 |
主催 |
フィレンツェ美術館特別監督局、東京都美術館、日本経済新聞社 |
|
|
万国博覧会の美術
2005年日本国際博覧会(愛知万博)の開催を記念して、特別展「世紀の祭典 万国博覧会の美術」を開催します。
この展覧会の舞台は19世紀後半、「万国博覧会の時代」と呼ばれた時代です。この時代を西洋に驚きをもって迎えられた日本の工芸と、幾度か開かれたパリ万国博覧会を彩った西洋美術という2つの視点からご紹介します。
日本の工芸では、第1章で明治前期の万国博覧会に焦点を定め、輸出工芸と古美術という2つの面からご紹介いたします。第2章では、19世紀末に工芸に与えられた新たな役割に注目し、20世紀に向けて様々な展開を示す工芸家たちの姿をご紹介いたします。
一方、西洋美術は、1855年から1867年、1878年、1889年、1900年に開催されたパリ万国博覧会が舞台となります。万博会場のパビリオンに展示されたアングルやミュシャ、ガレ、会場外で個展を開いたマネやロダンといった人々の作品とともに、万博が西洋美術の中に果たした役割に迫ります。
世紀の祭典というにふさわしい、すさまじいまでのエネルギーに溢れた「19世紀の博覧会」の世界をご覧ください。 |
|
|
|
会期 |
2004年10月5日(火)〜11月28日(日) |
会場 |
大阪市立美術館
大阪市天王寺区茶臼山町1-82 TEL: 06-6771-4874 |
休館日 |
月曜日
※ただし10月11日は開館し、翌12日は休館 |
開館時間 |
9:30〜17:00
※入館は閉館の30分前まで |
鑑賞料 |
|
当日 |
前売/団体 |
一般 |
1,300円 |
1,100円 |
大学生・高校生 |
900円 |
700円 |
※団体は20名以上
※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料 |
主催 |
大阪市立美術館、NHK大阪放送局、NHKきんきメディアプラン、日本経済新聞社、東京国立博物館、名古屋市博物館 |
|
|
乾山
幽邃と風雅の世界
尾形乾山(1663-1743)は、すぐ上の兄、市丞、すなわち天才的画家として後世に名を残すことになった尾形光琳とともに、多くの芸術作品を残したことで知られています。
乾山が歿してすでに260年が経ちましたが、「乾山」として今日に伝わる作品は陶芸のみならず絵画、書も含め、膨大な数にのぼります。京洛のディレッタント・乾山が目指したやきもの商売とは何
だったのか。本展は、食器を中心としたやきもの本来の「用」の美にも焦点をあて、江戸時代の食文化を視野に入れながら、多角的に乾山の芸術世界に触れようとするものです。作品は国内のみならず、久方ぶりに海外から里帰りするものも含めて、約180点を展観します。 |
|
|
|
会期 |
2004年9月1日(水)〜12月15日(水) |
会場 |
MIHO
MUSEUM
滋賀県甲賀市信楽町桃谷300 TEL: 0748-82-3411 |
休館日 |
月曜日
※休日の場合はその翌日 |
開館時間 |
10:00〜17:00
※入館は16:00まで |
鑑賞料 |
|
当日 |
前売/団体 |
一般 |
1,000円 |
800円 |
大学生・高校生 |
800円 |
600円 |
小・中学生 |
300円 |
100円 |
※団体は20名以上 |
主催 |
MIHO MUSEUM、日本経済新聞社、京都新聞社 |
|
|
第2回東山魁夷記念 日経日本画大賞展
21世紀の美術界を担う新進気鋭の日本画家を表彰する制度として創設した「東山魁夷記念 日経日本画大賞」は本年2回目を迎えました。本賞は、日本画壇の巨匠・故東山魁夷画伯が残した功績を称えるとともに、これまで受け継がれてきた日本画の世界を後生に伝えることと、日々研鑽を積んでいる日本画家の仕事を客観的に評価し、次代をリードする画家の発掘を目標としています。本展は大賞受賞作を含めた入選作全14点を一堂に展示します。現代日本画の現状や潮流、あるいは21世紀の日本画の行方を占う作品を紹介します。 |
|
|
|
会期 |
2004年11月2日(火)〜12月12日(日) |
会場 |
ニューオータニ美術館
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート6F(ロビィ階) TEL: 03-3221-4111 |
休館日 |
月曜日
|
開館時間 |
10:00〜18:00
※入館は17:30まで
|
鑑賞料 |
|
当日 |
一般 |
700円 |
大学生・高校生 |
500円 |
小・中学生 |
300円 |
※宿泊客無料(20名以上の団体は各100円引) |
主催 |
ニューオータニ美術館、日本経済新聞社 |
|
|
大名家の宝刀展
日本刀は一千年の間光り輝いたまま保存されてきた。鉄という極めて錆びやすい金属を、私たちの祖先は磨き続けてきたのである。それは、陣瑠野刀剣至上特異なことであった。なぜ、日本刀は我々の魂を虜にするほど輝いているのだろうか。家宝として伝わる名刀58点、将軍家・徳川御三家・前田家・伊達家・細川家・島津家など、大大名から小大名まで武家に伝わる名刀を展示する。 |
|
|
|
会期 |
2004年11月12日(金)〜12月15日(水) |
会場 |
佐野美術館
静岡県三島市中田町1-43 TEL: 055-975-7278 |
休館日 |
木曜日 |
開館時間 |
10:00〜17:00
※入館は16:30まで
|
鑑賞料 |
|
当日 |
前売り |
一般・大学生 |
1,000円 |
750円 |
小・中・高校生 |
500円 |
400円 |
※前売りは11月11日(木)まで
※15名以上の団体は各2割引
※土曜日は小中学生入館無料
|
主催 |
佐野美術館、日本経済新聞社 |
|
|
|