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大兵馬俑展──今、甦る始皇帝の兵士たち ほか |
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主催=産経新聞社ほか |
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大兵馬俑展
──今、甦る始皇帝の兵士たち
1974年に中国・西安で農民によって発見された兵士や馬をかたどった俑、兵馬俑(へいばよう)。それは秦の始皇帝によって生み出された人間や馬の造形であり、「永遠の都」と称される「秦の始皇帝陵」の地下から2200年の時を超えて甦った兵士たちでした。その後の中国の国を挙げての発掘作業により研究が進んだものの、今なおその存在は多くの謎につつまれています。
本展では、中国・陜西省文物局の全面協力を得て、日本初公開となる「文官俑(官僚)」、「百戯俑(力士)」、「残俑」や世界文化遺産にも登録されている兵馬俑を一堂に展示します。また今も兵馬俑が眠る「秦の始皇帝陵」の地下坑を再現することで、かつてない迫力ある展示が実現しました。また、重要文化財(1級文物)を中心に、秦の時代に使用されていた兵器、儀式用の器など精選された合計134点の展示品によって、2200年前に栄華を誇った秦の始皇帝の文化を紹介しながら、古代のロマンあふれる「兵馬俑」の全貌に迫るとともにその魅力を余すとこなく展覧します。 |
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会期 |
2004年9月25日(土)〜2005年1月3日(月) |
会場 |
上野の森美術館 東京都台東区上野公園1-2 |
休館日 |
会期中無休 |
開館時間 |
10:00〜17:00
※金曜日は20:00まで
※12月31日は17:00まで
※入場は閉館の30分前まで |
鑑賞料 |
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当日 |
前売/団体 |
超早割 |
一般 |
1,300円 |
1,100円 |
700円 |
大学生 |
1,100円 |
900円 |
700円 |
中学・高校生 |
500円 |
400円 |
── |
小学生以下 |
無料 |
※販売期間
当日券:9月25日〜1月3日
前売り券:7月26日〜9月24日
超早割:6月26日〜7月25日
※団体は20名以上
※障害者は無料(付き添いは通常料金) |
問い合わせ |
[9月24日まで]TEL:
03-3275-8904(産経新聞社事業局)
[9月25日〜1月3日]TEL: 03-3833-5353(上野の森美術館) |
主催 |
産経新聞社、上野の森美術館 |
詳細 |
http://www.heibayo.com/ |
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ピカソ展
躰[からだ]とエロス
変貌の時代 1925〜1937年
愛と遍歴の画家、ピカソ芸術の黄金時代である。古典古代とバレエに遊んだクラシックに背を向け、エロスと暴力、野蛮と暗黒に支配される黙示録的な世界が始まった。「美は痙攣的であらねばならぬ」(ブルトン)とするシュルレアリスム運動が勃興する一方、考古学や心理学等の先端諸学の成果が絵画の領域に反響する。政治的にはドイツや祖国スペインでもファシズムが台頭しようとしていた。
時代の予言者ピカソはこの不安と緊張の時代(44歳〜56歳)を、彼自身の愛憎の私生活とシンクロナイズさせながら、象徴的かつ応用自在に造形化していった。正妻オルガとの結婚生活の破綻。直ぐに従順で柔和、肉感的な乙女マリー=テレーズが新たなミューズとなり、後に女流写真家ドラ・マールも加わる。こうしてピカソをめぐる複雑な三角関係がこの「変貌の時代」を特徴づけている。
ピカソ芸術の神髄は身体に収斂(しゅうれん)する無限の変容と共に、テーマの変容としても表れる。浴女たちの奔放な姿態から躰(からだ)そのものの賛美へ。磔刑(たっけい)から闘牛(コリーダ)、ミノタウロス神話へ。アトリエとモデルの女たち。画家はマリー=テレーズの肉体に誘われて彫刻家に変身する。
「絵は日記の一ページにすぎない。」(ピカソ)実際、日常の生と性の営みこそがピカソの創造の泉である。二十世紀の記念碑《ゲルニカ》も、本展に見るピカソ作品の軌跡の集大成にすぎない。その意味でも、「これぞピカソ!」とうならせるような展覧となるだろう。 |
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(本展監修 早稲田大学教授 大高保二郎) |
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会期 |
2004年9月18日(土)〜12月12日(日) |
会場 |
東京都現代美術館 東京都江東区三好4-1-1 |
休館日 |
月曜日
※9月20日(月)、10月11日(月)は開館 |
開館時間 |
10:00〜18:00
※入場は閉館の30分前まで |
鑑賞料 |
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当日 |
前売/団体 |
一般 |
1,300円 |
1,100円 |
大学生 |
1,000円 |
800円 |
中学・高校生 |
600円 |
400円 |
※小学生以下と障害者は無料(付き添いは有料で通常料金)
※団体は20名以上 |
問い合わせ |
TEL: 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
主催 |
財団法人東京都歴史文化財団、東京都現代美術館、産経新聞社 |
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黒澤明アート展
2004年9月6日、巨匠の七回忌を迎えました。
18歳で二科展入選を果たし、一時は画家を志していた黒澤明は、イマジネーションを映像で再現する創作過程において、その才能をいかんなく発揮しました。『影武者』の制作が予算面で暗礁に乗りあげた際も、黒澤は内にある熱い想いと気迫を絵コンテに込め、その素晴らしさにフランシス=フォード・コッポラ、ジョージ・ルーカス両氏が感服し、制作が実現したというエピソードも残っています。
世界中の映画人に多大な影響を与え、映画界に計り知れない功績を遺した「世界のクロサワ」。彼の「コンテ」もまた、ニューヨークやカンヌをはじめ、世界各国の称賛を集めるアートでした。「コンテ」は英語「コンティニュイティ」の日本語略語ですが、その原義には「続く」「継続」の意味も含まれます。また黒澤コンテのドローイング絵画としての質の高さから、「コンテンポラリーアート」と呼ぶこともできます。今回は絵コンテ約2,000点のなかから約150点にフォーカスしました。 |
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会期 |
2004年12月10日(金)〜2005年1月10日(祝・月) |
会場 |
森アーツセンターギャラリー 六本木ヒルズ森タワー52階
東京都港区六本木6-10-1 |
休館日 |
会期中無休 |
開館時間 |
10:00〜22:00
※入場は閉館の30分前まで |
鑑賞料 |
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当日 |
前売 |
一般 |
1,000円 |
900円 |
学生 |
800円 |
700円 |
子供 |
500円 |
400円 |
※学生は大学生・高校生
※子供は4歳以上・中学生
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問い合わせ |
黒澤明アート展事務局 TEL:
03-3493-3600
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主催 |
産経新聞社、ニッポン放送、ホリプロ、森アーツセンター |
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日本近代洋画への道
日本における近代洋画の本格的な始まりは、西洋から様々な文化が流入し始めた江戸後期から明治にかけてのことでした。初めて西洋の絵を目にした当時の画家たちにとって、何よりも新鮮な驚きだったのは、その迫真的な表現でした。その写実表現に魅了された彼らは、さっそく西洋絵画の技法を身につけようと、道具も技術もないままに試行錯誤を繰り返しました。そして、しだいに新しい芸術の創造を目指して一歩一歩あゆみだしていきました。
山岡孫吉氏(1888-1962、ヤンマーディーゼルの創業者)の蒐集品は、その日本の近代洋画史の貴重な宝庫です。本展は、この山岡コレクションを中心に、約70作家、175点の作品を「洋風表現の試み」「ワーグマンとビゴー―西洋人との邂逅―」「初期の洋画教育―画塾・工部美術学校・留学―」「明治美術会と白馬会―美術学校の時代へ―」と四つのパートに分けて紹介します。 |
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会期 |
2004年10月9日(土)〜12月5日(日) |
会場 |
目黒区美術館 東京都目黒区目黒2-4-36 TEL
03-3714-1201(代表) |
休館日 |
月曜日 |
開館時間 |
10:00〜18:00
※入場は17:30まで |
鑑賞料 |
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当日 |
団体 |
一般 |
800円 |
650円 |
大高生・65歳以上 |
500円 |
400円 |
小中生 |
無料 |
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※団体は20名以上
※心身障害者の方は半額
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主催 |
目黒区美術館、産経新聞社 |
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