堂本印象美術館展
京都市上京区の造酒屋に三男として生まれた堂本印象(明治24年〜昭和50年)は、京都市美術工芸学校を卒業後、日本画家を志しながらも、家計を支えるために西陣織の図案描きに従事します。およそ半世紀にわたる画業において、印象はその表現方法を様々に変化させたことでも知られます。花鳥画をはじめ、風景画、人物画、仏画など日本の伝統的なモティーフを自由かつ新鮮な視点で描き、新たな日本画の可能性を追求しました。本展は、自作を展示する美術館として、またその創造の集大成として印象自らがデザインした堂本印象美術館の所蔵品25点により、堂本印象の芸術をご紹介します。 |
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