興福寺 国宝特別公開二〇〇八
奈良・興福寺は...古都奈良のシンボル五重塔(国宝)と南円堂(重文)の内陣を公開します。五重塔は光明皇后の発願によって天平2(730)年に建立され、被炎と再建を繰り返してきました。純和様の建築は、規模も形式も創建時代の姿を伝える極めて貴重なもので、初層内陣には三尊形式の四方仏を祀っています。南円堂の本尊は、不空索観音坐像(国宝)で、観音霊場の本尊としても広く信仰を集めています。造像は鎌倉彫刻を開花させた慶派の総帥、康慶によるもので、重厚な存在感を示す傑作です。周りには同じく鎌倉期の国宝・四天王立像が安置されています。また、国宝・東金堂も拝観頂けます。[広報資料より]
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