パリ―ニューヨーク 20世紀絵画の流れ
──フランシス・リーマン・ロブ・アート・センター所蔵品展
この展覧会は、アメリカ、ニューヨーク州にあるヴァッサー大学の付属美術館であるフランシス・リーマン・ロブ・アート・センター所蔵の名品により、20世紀絵画の流れを展望するものです。パリを中心とするヨーロッパで芽生えた前衛美術が、海を渡り、アメリカで「モダニズム(近代主義)」と言われる新しい絵画表現を生み出していった過程をたどります。
出品作品は、コローやセザンヌなど、私たちになじみの深い19世紀のフランス風景画や、アメリカ絵画の原点とも言うべきハドソン・リヴァー派の風景画を起点に、モダニズムの本流を担うアメリカ抽象表現主義の作家たちの作品に焦点をあてて構成されています。一方で、それらの潮流と一線を画したリージョナリズム(地方主義)や社会派リアリズム、ポップアート等の作品も含めて紹介します。...出品総数74作家、86点の多彩な作品によって、20世紀絵画の大きな流れについて理解を深められるとともに、あらためてモダニズムの意味を考える機会になる展覧会です。 [美術館サイトより]
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