2019年12月01日号
次回12月16日更新予定

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あいちトリエンナーレ

Aichi Triennale

愛知県名古屋市で開催される日本最大規模の国際芸術祭。2010年に第1回が行なわれ、今後3年ごとに開催される予定である。愛知県知事選挙で元県知事の神田真秋が国際芸術祭の開催をマニフェストに掲げたのが直接のきっかけとなり、08年にトリエンナーレとすることが発表された。主催はあいちトリエンナーレ実行委員会。09年にプレイヴェントが行なわれ、10年、芸術監督に建畠晢を迎え「都市の祝祭」をテーマに第1回トリエンナーレが開催、国内外130組以上のアーティスト・団体が参加した。会期は8月後半から10月末までの72日間で、メイン会場は愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、長者町会場、納屋橋会場だった。会場間は自転車タクシーや草間彌生デザインの水玉模様のエコカーが運行した。現代美術、パフォーミング・アーツやオペラ、映像プログラム、子ども向けのキッズトリエンナーレなど、プログラムは多岐にわたり、若手作家などを対象とした企画コンペも行なわれた。長者町会場では繊維問屋街の空きビルの内部や壁面を利用した企画もあり、納屋橋会場も元ボウリング場のビルを利用するなど、街中の展開も見られた。「横浜トリエンナーレ」、「越後妻有アートトリエンナーレ」、「瀬戸内国際芸術祭」など国内の国際芸術祭と比べると後発であるが、第1回の予算規模が13億円と大きく、57万人の来場者を記録したことで注目されている。また、ボランティア・スタッフはサポーターズクラブ「LOVEトリーズ」と呼ばれ、登録は2,000人を超えた。さらに、サポーターズクラブの交流の場であり、あいちトリエンナーレの中継点として機能した「ATカフェ」は、会期後サポーターズクラブのイヴェント開催場所として使われたのち、11年夏に「アートラボあいち」としてアートセンターの活動を始めた。第2回の芸術監督は五十嵐太郎に決定している。

著者: 中山亜美

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