2019年12月01日号
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クラクフ国際版画トリエンナーレ(旧クラクフ国際版画ビエンナーレ)

International Print Triennial – Kraków

ポーランド南部のクラクフで3年に一度開催される国際版画トリエンナーレ(Międzynarodowego Triennale Grafiki – Kraków)。1966年から2年ごとに開催されていたクラクフ国際版画ビエンナーレが前身であり、92年に国際版画トリエンナーレ協会(SMTG)の設立により、94年にトリエンナーレへと生まれ変わった。近年では「国際版画ネットワーク2009-2011」と銘うち、ドイツ・オルデンブルク、オーストリア・ウィーンといった近隣諸国で巡回展を行なっている。12年開催のトリエンナーレはさらにポーランド国内のカトヴィッツ、ドイツ、オーストリア、トルコ、スウェーデンに巡回しており、国内外でのネットワーク構築など精力的な活動を続けている。なおビエンナーレとして始まった1966年の第1回で菅井汲が大賞を受賞するなど、初期から日本美術界でも馴染みある展覧会となった。付言すれば、映画監督アンジェイ・ワイダの発意で94年にクラクフに設立された「京都クラクフ基金・日本美術技術センター Manggha」(設計は磯崎新)は、クラクフ国立博物館所蔵の浮世絵など日本美術の展示や日本関連の企画展やイヴェントを行なっており日本・ポーランドの文化交流の拠点となっている。

著者: 松本晴子

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