2019年09月15日号
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リュブリャナ国際版画ビエンナーレ

Ljubljana International Biennial of Graphic Art

スロヴェニアの首都リュブリャナにおいて、1955年から隔年開催されている国際的な版画の公募展である。この展覧会は、版画専門の国際展として世界でも最も古い歴史をもち、これまでに世界80カ国以上、約5,000人の作家が参加したとされている。メイン会場はリュブリャナ近代美術館であるが、86年にグラフィックアートの国際センターであるMGLC(Mednarodni grafični likovni center[International Centre of Graphic Arts, Ljubljana])がチボリ城内に設立された後は、MGLCがオーガナイザーとして運営している。展覧会の長い歴史のなかで、世界中のアーティストが受賞しているが、63年にロバート・ラウシェンバーグがグランプリを受賞したことはより大きな意味をもつこととなった。それは、彼がその翌年にヴェネツィア・ビエンナーレで最優秀賞を受賞し、世界的な名声を得たことによって、一足早くラウシェンバーグを評価したリュブリャナ国際版画ビエンナーレが他の版画の国際展のモデルとなったためである。また90年代から、版画だけでなくあらゆる技法を含んだ幅広いグラフィック・アートの公募展として機能している。

著者: 小野寛子

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