2019年09月15日号
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Gマーク

G Mark

財団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」制度において、グッドデザイン賞を受賞した製品であることを示すマーク。デザインは亀倉雄策による。グッドデザイン制度、通称Gマーク制度は、グッドデザイン商品選定制度として1957年に特許庁において発足した。翌58年に通産省貿易局デザイン課に移管、運営されることになる。当初の目的は、外国製品からの模倣・盗用問題への方策として、同年に制定された輸出デザイン法によって知的財産権に関して問題の多い品目の輸出を管理する一方で、オリジナリティのあるデザインを育成することであった。74年には財団法人日本産業デザイン振興会が通産省から選定事業を委託され、98年に財団法人が民間組織として独立したことによって完全な民間事業になった。これを契機に、Gマーク制度は「新しいビジネスを作り上げていく基盤」「次世代のデザインを産み出していく基盤」と捉え直された。2010年のグッドデザイン賞には、近年のデザインに対する価値観の多様化を反映するかのように、フロンティアデザイン賞、ロングライフデザイン賞、サスティナブルデザイン賞、ライフスケープデザイン賞、中小企業長官賞、日本商工会議所会頭賞などが設けられている。

著者: 平光睦子

参考文献

  • 『Design News』No.265 , 特集:グッドデザイン—20の新しい視点, 日本産業振興会, 2004
  • 『ジャパンデザイン/グッドデザインアワード・イヤーブック』, 財団法人日本産業デザイン振興会

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