2019年12月01日号
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情報科学芸術大学院大学 (Institute of Advanced Media Arts and Sciences)と岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(International Academy of Media Arts and Sciences)の二つの教育機関からなる、メディア表現を専門とする教育機関。所在地は岐阜県大垣市。1996年に当時の岐阜県知事梶原拓の肝煎りで、初代学長に坂根巌夫を迎え設立された。当初は専修学校の国際情報科学芸術アカデミーとして開校し(2012年3月で廃止)、2001年に情報科学芸術大学院大学が開学した。関口敦仁、三輪眞弘、入江経一、赤松正行、前林明次、小林茂ら、自ら実践を行なう講師陣による1学年20名程度の少人数教育を特色のひとつとしており、これまでに高嶺格、クワクボリョウタ、清水建人、石橋素、真鍋大度、松本祐一、ブレッドボードバンドら、現代美術からインタラクティヴ・アート、実験音楽に至るまで数多くの人材を輩出している。黎明期に行なった「インタラクション」展(1995-2001年。現在の「岐阜 おおがきビエンナーレ」)でインタラクティヴ・アートに関わる世界各地の作家を紹介したほか、音響プログラミング環境MaxMSPのサマースクールでは、後に作家として活躍することになる多くの参加者を国内各地から集めた。岐阜県の財政事情の悪化に伴い縮小傾向が続いてはいるが、2004年にアルス・エレクトロニカ(Ars Electronica)においてキャンパス展示を開催、2012年に、教育、コミュニケーションから、環境、経済にいたるまでのさまざまなアイデアを素早く試し、考える、社会のプロトタイピングを掲げる実験工房f.Laboをオープンするなど、日本の教育における技術と芸術の接点として機能し続けている。

著者: 城一裕

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