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2004年10月26日

青木淳サイン会

青山ブックセンターでの青木淳さんの出版記念トークに代表質問者的司会者役で登壇。質問者として横で聞いていた自分も、独立しようと思ったきっかけや1996年の《O》の完成が節目となっていること、金沢21世紀美術館への感想も聞けた。もっと聞きたいことは沢山あったけど、90分はあっと言う間に消化。そしてサイン会。盛況であったとこは言うまでもない。


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サイン中に視線をくれた青木淳さん。いつも穏和で余裕の人だ。
僕は、サイン会の後、一緒に食事に行って、またまた多くのお話しをお聞きした。『まだ公開できないプロジェクトにおいて「更なる新展開」をしているんだ』とはご本人の弁。ならば静観して待つべし。解禁になったら教えて下さいね。

2004年10月25日

取手キリン工場

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「取手アートプロジェクト2004」でキリンビール取手工場のビオトープの池に作品《ポンプライン》を設営する中島洋和さんの現場確認中の様子。
その向かい側には、屋上からパイプが出ている工場らしい建物もの。

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2004年10月24日

炭焼き釜・窯象

朝から、椿昇のブログに塗装が施されてすごみをまして完成した《国連少年15号機−窯象》の写真がアップされているのを見て感嘆。「うん、すごーい。」
28日に取手着の予定。30日には釜開き(?)というか、火入れをして竹炭を焼く。京都からの配送が待ち遠しい。それにしも良い感じの窯象だ。


午後から、池袋に弘前劇場の芝居の観劇に行く。広報宣伝物の図として電柱を描いた会田誠の作品《無題》(1990)を使っている。劇団からの招待に応じて本人も来ていた。芝居は、賢治幻想『電信柱の歌』。本は別役実の書き下ろしで演出が長谷川孝治。

舞台最後のシーンで登場する鉄道ジオラマの俯瞰写真
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今週は観劇づいている。
昨日は、「まほちゃんち」オープニングの後、演劇部門「シリーズ・日本の劇作家たち」公演を見る。演目は34歳で夭折し最後の作品『女の一生』で知られる森本薫(1912-46)作『怒濤』(1944)。細菌学者・北里柴三郎(1853-1931)の波乱に満ちた生涯を描いた芝居だ。ほぼ3時間のお芝居。
僕が観劇していた時間は、新潟で震度6の地震があった直後だった。水戸でも体感し、芝居中にも揺れがあった。


そして台風23号が東京に雨をもたらし、渋谷の交差点を湖畔にしていた20日には、野田秀樹の3バージョン公演の「赤鬼」日本語バージョンの千秋楽の空間にいた。居合わせたことを感謝したいほどに純度の高い美しい存在を目にする感動を味わい堪能する。ロンドン、タイ、日本と3バージョンとも見ることによって、また別の世界が見えてくる。


タイと日本公演の舞台美術と衣装は日比野克彦。
いま読んでいる青木淳さんの『原っぱと遊園地』のなかに「透明性」なるキーワードが出てくる。日比野ワークの魅力の解釈にも「透明性」は適応(援用)できそうだなと思い至る。そんなことを思いながら、21日の夜水戸で会った日比野さんと四方山話をする。
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左:青木淳の10月2冊目の著書、建築論集(王国社、本体2,000円+税)
右:21日夜、水戸青年会議所主催「平成弘道館」で講演中の日比野克彦さん

2004年10月23日

展覧会開幕

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床で展示の順番待ちをしていたパンダ凧も展示された。9時30分開場の1時間ほど前まで微調整がかかったと、聞かされた。お疲れ様です。午後からはトークとレセプション。それと「カフェ・イン・水戸2004」写真公募・シャッターチャンスの受賞式もあった。

また、クリテリオム60「青山悟」展が11月23日までの会期で開催される。刺繍によるタブロー作品は必見かな。

2004年10月22日

カタログ納品

オープニング前日、カタログが到着
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ミュージアムショップに平積みされた赤い装幀の展覧会カタログ「まほちゃんち」。
その他関書籍の入荷も完了。カフェ・イン・水戸2004の記録集も併せて入荷。
展示会場はますます充実しつつも、まだまだ延々と展示作業はつづく。

2004年10月21日

展示を待つ品々

展示の順番を待ち待機中の品々と庭先ビルボード
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展示作業は順調。でもまだまだこれから大変で追い込みに拍車がかかるのは必死。微調整を入れると初日ギリギリまでかかると思う。なんと言っても点数が多いから大変。23日午前9時30分オープン。当日の午後1時30分からは島尾家トークも開催される。

2004年10月20日

台風23号

台風23号がやってくる
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今年は本当に台風の当たり年でまたもや台風23号が上陸する。10日程前には22号のせいで金沢に足止めになったが、お陰で楽しい夜を満喫。その一部がブログスタイルで再開した青森県美術館整備室学芸員の立木氏のレポート10月9日付でアップされている。本当に楽しく思うところがあったのですね。


8月30日には16号のお陰で足止め。欠航した飛行機から新幹線に変え、さらに時間も早めるなど努力したものの、東京に向かう台風の速度の方が早く、この日は広島から岡山までしか最終的には戻れなく駅前のホテルに避難した。そんなわけで台風が過ぎるのを待つのが得策と学習したしだい。

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この撮影の直後に、目の前で最終「新大阪」行きが、「岡山」行きに変わった。


この時の広島行きは、音戸町での17名の作家による街を舞台にした美術展「音戸アートスケープ ゲニウスロキ2004」展を見るためだった(artscape10月1日号の学芸員ポートで川波さんが詳細を寄稿している)。

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展覧会の開催を知らせる幟。
しっとりとした街並み。会場の一つでもあった榎酒造さんの留仕込み水のかわりに清酒を使った「貴醸酒」は独特の風味ながら美味。お昼の食事もとてもおいしかった。

2004年10月19日

出動前の展示ケース

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ギャラリーに運び込まれた展示ケース群。これから作品が納められ、しかるべき場所に展示されることになる。内装は終わり、展示作業が始まり、かなり気分が出てきて、展覧会の全貌が見え始めている。といっても、これからが大変。


「まほちゃんち」のオープンは23日
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11月13日に初日を迎える取手で開催されるアートプロジェクト、TAP2004の準備もちゃくちゃくと進んでいる。飛び交うメールが現場色を帯び無駄がなくなり、それぞれのチームが抱えている問題や報告が深夜までアップし、間髪入れず誰かれからのレスが入る日々が続いている。
その一つに、椿昇の炭焼き用の釜の写真が届きましたとある。取手への搬入は25日。30日は炭焼き試験をする予定なので、その時に撮った写真をアップしようと思っていたら、椿さん自身が《国連少年15号機-窯象》のできたてほやほやの勇姿をブログにアップしていた。さて、釜像は黒くなるのだろうか? 興味津々。

2004年10月15日

刊行記念パーティー

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「青木淳 COMPLETE WORKS 1 1991-2004」の刊行記念パーティー会場受付脇に展示(販売)されていた話題の著書(作品集)。536ページ、4,740円+税(ギリギリ5,000円を切るために設定されたとしか思えない税込み値段4,977円)。バリューとは正にこの本の為にあるのかしらん。とにもかくにも破格でお値打ち。


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パーティーの終わりに挨拶をし、お礼する青木淳さん。


この日、会場でトムとジェリーの漫画のシーンが挿入された《O》のビデオを見た。空を飛ぶ猫の視線の動きが捕らえたようなムービー画面。カメラアングルの必然性を漫画の挿入が与えている。見ていると青木さんが建てたかった空気感(気分)をメディアを変えてするならこんな感じかなといった、軽妙にして大胆な仕掛けとして漫画使われた印象を受ける。
漫画表現の自由さを借用し、《O》を構想した時(1994年秋竣工)の気分、ワケ、必然性、を感覚的に目一杯伝えようとすることが最優先されているそのビデオ作品を目にして、青木さんは建築といったハードである意味不自由な表現メディアを、自由闊達に使いこなす達人として、表現者としてありたいと思い続けている人なんだという強い印象が残る。それもあれも含めて26日にabcの会場で聞いてみよう。
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2004年10月14日

お誕生日


自分のお誕生日のケーキを携帯電話で撮すまほちゃん。良く見えないけど本人


今日から展示のために水戸入りしたまほちゃんは、今日がお誕生日でした。企画担当した浅井学芸員主催のお誕生会でローソクの火を消す前のご本人。
会場はまだ内装工事中。展示の品々の荷はたっぷりと届いている。開梱がはじまり、全貌が見え始めるのを心待ちにしている。展覧会は10月23日にオープンし、2005年1月10日まで。
http://www.arttowermito.or.jp/atm-info/1800/1832.html



ロウソクの火を吹き消すまほちゃん

2004年10月13日

植物の家


大家さんの指示による解体が始まった《植物の家》


作品返却や金沢21世紀美術館のオープニングと水戸を留守にして戻ってきたら、あっと言う間に解体開始。表現の為のバラシがあれほどまでに労力を必要としたのに、本当の解体作業のなんと早いことが。あっと言う間の出来事。

2004年10月09日

入善+金沢


青木野枝《空の水》


台風22号が接近する中、金沢から1時間ちょっとの所にある、富山県入善町立の下山芸術の森・発電所美術館を初めて訪ね、この8日から12月19日まで開催中の青木野枝展を見る。水力発電所をコンバーションした、とてもマッチョな空間に青木野枝さんの作品が拮抗して存在する。奇をてらったところが何処にもなく、空間と作品が真っ向勝負の気持ち良さに溢れている。


駅に戻ると、既に夕方の戻りの便が欠航していることがわかり、金沢にもう1日留まることにして、再び金沢21世紀美術館に出かける。



黒沢伸の案内でバックヤードを見せてもらう。模型ではじめて展示室の全貌を俯瞰することができる。

2004年10月08日

金沢


市役所前に設置されたイチハラヒロコのカウントダウン・ビルボード。明日9日グランドオープン!


金沢21世紀美術館が明日オープンする。今日8日は関係者オープン。ぞくぞく金沢入り。ほんとうに「めでたし。めでたし。」
これから、あちらこちらで感想やレポートがアップされたり、雑誌に掲載されたりすることだろうけど、「幸せな気分になれる」と言うのが僕の感想。日本にはこれまでなかったタイプの美術館施設であり、建築と一体化したコミッションワーク(恒久設置作品)は気が利いている。なにともあれお祝いです。

2004年10月07日

国立国際美術館


大阪大学医学部跡地に万博公園から移転した国立国際美術館。完全地下型のため、このモニュメントが目印。



看板にあるようにグランドオープンは11月3日。開館記念展は「マルセル・デュシャンと20世紀美術」(〜12月19日)


関西での2日目の作品返却を終え、国立国際美術館に寄る。なんとも広い。
明日は、金沢21世紀美術館のグランドオープンに行く。どんな感じなんだろう。楽しみだ。


自宅にもどると青木淳さんの立派な作品集「COMPLETE WORKS 1 1991-2004」が届いていた。素敵な本をどうもありがとうございます。

2004年10月06日

返却と展覧会

富田林の永井アトリエ



作家アトリエ最寄り路上での荷下ろし作業中。アトリエに向かう途中、遠方に大阪芸大の校舎が見える。



移転して広くなった新アトリエに納まった2体の馬場。


■富田林からなんばに移動。KPO(KIRIN PLAZA OSAKA)で、「アトリエ・ワン『街の使い方』展──小さな家の設計から大きな都市の観察まで」を見る。4階には1/1で再現された「ミニ・ハウスの部屋」。5階には水戸での「植物の家」のビデオも上映されていた。


■なんばから桜の森に移動して、アートコートギャラリーで開催中の野村仁新作展『chroma & chromatic』に行く。とても素敵な個展。綿密に計算された展示とそのために準備された作品。
以下が作家の許可を得て撮影した会場風景。



鶴がスコアーになった《Grus》。演奏がまた素敵。必聴のこと!



大理石に描かれた新作の絵画作品《chromatist painting》



右:野村仁/左:国立国際美術館・中井学芸員


2000年に水戸芸術館で個展をしていただいてからはやいもので4年。堂々の新作を携え沈黙を破っての個展。絵画作品は、メディアを変えての十全な展開。堪能しました。
もちろんこの後、みんなで食事に。

2004年10月05日

馬場さんの搬出と「ん」ほか

馬場さんはデカイ!

階段の切り返しに難儀する。程なくして足から先にだし無事脱出



11トントラックの荷台いっぱいいっぱい。
雨の強い肌寒い1日。セントラルビルの作品撤収も無事終わる。



ごらんのよう!


明日から作品返却が始まる。

■それから一つゴメンなさい。
昨日発見した「びょ〜〜〜ん」を見ようと現場にさしかかった際にバスの窓から外を見るとない!ガ−−−−−ん。昨日目撃した現場は、設営ではなくバラシ。「ょ」の写真をよく見ると外して柵にもたれさせているのが見て分かる。
「ん」の日が設営日で、「び」の日が撤去日。なんたる勘違い。というわけなので、捜してももうありません。あしからず。


■10月1日更新のアートスケープ本体の【学芸員レポート】のコーナーに木ノ下智恵子さんが、名村造船所跡地30年の実験 「NAMURA Art Meething'04→'34」 「vol.00『臨界の芸術論』」について詳細なレポートを寄稿している。【モリチャンネル9月26日
http://www.dnp.co.jp/artscape/exhibition/curator/kc_0410.html

2004年10月04日

「ん」のなぞがとける


「び」だってさ。


その横に設置済みの「ょ」を発見。


9月18日飛蝗の設営を控えた朝、駅から芸術館に向かって歩いていて、信号待ちでたちどままった。目を脇に振ると「ん」をアーケードに設営中。「ん」だけとは?と思い撮影。で、10月4日「カフェ・イン・水戸2004」の撤去に向かう朝、「び」と「ょ」をそのアーケードのもう一方の端に設営する作業現場を目撃。「びょ〜〜〜〜ん」だってさ。



9月18日に撮影した「ん」

カフェ・イン・水戸2004の展示作品の撤去作業は順調にすすみ、ギャラリーの中の撤収は無事終わる。明日はセントラルビル他。いつものようにバラシは早い。設営時の1/3あれば必ず終わる。
肌寒い1日だった。本当に一雨ごとに秋の気配が強まっていく。

2004年10月03日

最終日


最終日は雨。「植物の家」の草は会期中すくすくと育ち生い茂るまでになった。虫の音も心地良い。


「大和薬品」のテラス的元社長室でくつろぐ来館者。最終日に三度見に来てくれた、現場を担当した前崎さんにこの写真を見せたら喜んでいた。なんだか僕も嬉しい。


「みまもりチーム」のみなさんのお疲れさま会。

期間中、3カ所のリノベーション物件をみまもり管理してくれたボランティアさんたちのお疲れ様会。本当にお世話になりました。お疲れ様です。そしてありがとうございました。

最終日は、磯崎道桂WS「パラシュート&マキオ in MIto」を開催。雨のため、急遽、エントランスホールでの実施。

2004年10月02日

WB「GINGA」


20名の「ふうせんボランティア」の手により準備されて出番を待つ600ケの風船。


夕方5時過ぎ。広場に設置されつつある風船。


広場いっぱいに広がった「GINGA」


外で見ていても肌寒くない暖かな夕暮れ。静かな気持ちになるのか、人出のわりにはざわつき感よりも静寂が漂う印象の「GINGA」の広場。一部を「植物の家」にも搬送。2時間ほどの幽玄な一時をもつ。

広場でそのような展開をするなか、日本青年会議書全国会員大会のためにタワーには強力なサーチライトが向けられていた。千波湖畔の向こう側からシンボル塔を眺める趣向。JCの神尾さんに写真をあとで見せてもらおう。

「カフェ・イン・水戸2004」もあと1日。忙しいなかムリクリして青森の県立美術館準備室の学芸員の立木さんが顔を出してくれた。(美術館の建築進捗状況は、青木淳設計建築事務所の所員さんで現場に駐在している西澤氏のサイトで楽しむことができる。
http://www.tezzo.net/

で、立木さんとカフェ・リンで遅めのランチをしていたら椿さんが関空から「出発します!」とのメールをくれたので、折り返し連絡する。無事の帰国を!
http://diary.hatena.ne.jp/unboy/20041001

2004年10月01日

浅間の白煙・就任・サイト開き


2週間ぶりの白煙とのこと。鬼押し出しに向かう入り口辺りで撮影。ものの4、5分の間に幾人かが車を降りて撮影。わざわざ、このために来た雰囲気。「ドカン〜」とならない内に下に降りよう。上の方では紅葉が始まりかけていた。もう秋の到来。う〜、月日の流れのなんとはやうことか。

今日、青森の年長の友人である弘前劇場を主宰する長谷川孝治さんが県の文化振興課舞台芸術担当プロデューサー就任の辞令交付式に臨んでいるはず。おめでとうございます。
http://www.hirogeki.co.jp/diary/h/index.html

そして、もうひとつ、トヨタ・アートマネジメント講座の後継としてアートマネジメント総合情報サイト 「ネットTAM」 が今日オープンした。おめでとう。リレーコラムに寄稿。
http://www.nettam.jp/