淺井裕介さんの来館

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IMG_0018.gif◇打ち合わせ時、ちょっと学芸員室で待ってもらっているすきに痕跡を残す淺井。書ける隙があったら書いていたい衝動の強さをおもわせる。ちなみに7月26日に水戸をOUT するのはこの冬の企画展出品作家のスーメー。

この秋開催する「日常の喜び」展に出品し、さらに街中で展開する「カフェ・イン・水戸 2008」にも参加してもらう淺井裕介さんに、下見のために水戸に来てもらった。

2006年のTAP以来、売れっ子になり忙しい。描くことに埋没するひたむきな姿が愛される。それ以上に旺盛な制作意欲が、与えられた場をその都度見事に凌駕してきた。現場の回を重ねるほどに、どんどんと、たやすく大きな仕事をこなす作家になった。目にした旧東水ビル跡地の広さにひるむどころか、ワクワクしている。確かに今の彼にはできるだろう。そう思わせてくれることは、とてもすばらしいことだ。
最近ではワークショップも手がけるようになり、小学生とのそれでは、「ちょっとつらいくらい大変な思いをしないと、良い作品はつくれないからしっかりやろう!」と結構大変ことをさらっと言ってのけ、こどもたちにやらせているそうだ。

ギャラリー内での展示場所の確認を終えて、街に繰り出し、仕掛けるポイントを物色。彼の仕事、というより、彼の目線というべきか、候補地はここもあそこもとあっという間に片手を超える。事務所に戻り、日程のすりあわせをし、仕事をする場所の優先順位等の確認と日程調整をする。10月5日(オピー展最終日)に水戸入し、出たり入ったりして最長11月16日までを水戸のタームとすることを確認。この間にこのブログの書き手の一人である窪田さんが仕掛ける「赤坂フラワーアート展」の撤去もあるとのこと。明日から、候補地の使用許諾の確認と素材調達について当たることなる。

淺井さんとオーナーの快諾をえて1カ所確定させて事務所に戻ると、大巻さんのオフサイト展示空間にと思い定めていたところのオーナーから連絡がありとのメモ。折り返すと、内諾を前提に来週お目にかかることになった。ワオー!

クリテリオム展示作業中の梅田さんを紹介。福岡で見たことのある作品の作家であることを確認しながらも、ほとんど瞬間にわかり合ったらしく、連絡先の交換をしていた。

オピーの展示は、明日、搬入される石の作品を除き、すべての展示が完了した。評判を呼ぶ展覧会になると思う。



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