ブルータスの最新号、「ニッポン鉄道の旅」を買ってみた。
無類の電車好きだった、冴えない小学生のころの気持ちがよみがえってきて、わくわくしながらページをめくった。
が、どうだろう?この特集。650円。
僕は、鉄道の旅好きというより、電車好きなので、期待する方が間違えてるのかもしれないけれど、では鉄道の旅が好きな人なら、これ読んで面白いのかな?
「鈴木京香、新幹線で移動中」という、新幹線車内での女優さんのポートレート4ページ、必要だろうか?
それから駅弁、あんなにページ割かなくてもいいよ。
特集全ページに渡り、ページの隅っこに掲載されるトリビアは、良かったと思うんだけど、(「サッカーのアルゼンチン代表が来日する際の条件に『新幹線に乗ること』があった」とか、「京都の鞍馬山鋼索鉄道は日本で唯一宗教法人が運営する鉄道で、運賃設定がなくお布施で乗車する」とか、「近鉄には、伊勢志摩で獲れた魚介類を、行商人が大阪へ売りにいくための専用列車があり、駅や車両の行き先表示板には『鮮魚』と表示される」とか。これを本文に持って来ても良かったんじゃないか?)、もっと今話題のリニア新幹線とか、海外の電車事情とか、そういうのもブルータスなりに取り上げて欲しかった。
それじゃあ、「ニッポン鉄道の旅」というテーマと全然関係なくなるかもしれないけど、別にいいでしょ。その方が面白いんだから。もう、今日は愚痴。
ふー、残念だ。
So Many Magazines So Little Time 4