橋詰さんのオフィスを訪問後、上野でアーティストの中崎透くんと合流して水戸へ移動。水戸は特急で上野から1時間強と、意外と都心から近いんですよね。
中崎くんは水戸を拠点に、作家活動と並行してキュレイターの遠藤水城くんと共同で"遊戯室"というスペースを運営しています。遊戯室はアーティストやデザイナー、ショップオーナーでシェアする一軒家"キワマリ荘"の一部にあり、年間数本現代美術作家の展覧会を開催しています。宿泊もできるので、滞在制作というかたちでの展開も多々あります。
遊戯室がどんな趣旨のスペースかについてはこちらをご参照ください。
http://tohru51.exblog.jp/i2/
↑キワマリ荘です
以下キワマリ荘内の様子です。
↑こちらは共有空間です。その奥に見えるホワイトキューブっぽいスペースは、他の方が運営しているギャラリーです。この写真には写っていませんが、手前のソファのさらに左手奥にももう一つスペースがあって、そこは五嶋英門さんという方が運営されているギャラリースペースになります。
↑遊戯室入口前に立つ中崎氏。
↑ちょっと分かりにくいですが、こちらが遊戯室です。現在なにもプログラムがないため、こんな状態になっています。
僕は今年の4月にも遊戯室を訪問しているのですが、そのときは水戸芸術館で開催していたツェ・スーメイ展を見て、遊戯室に滞在中だった増山士郎さんの制作のお手伝いをし、夜中までみんなで飲んだ挙句に、結局遊戯室に一晩泊めていただきました。制作途中だったため、増山さんのプロジェクト『ホテル遊戯室』を体験できなかったのが心残りでした。
↑4月にお邪魔したときの様子です。上の増山さんと僕が写っている写真はホテル遊戯室のウェブより拝借いたしました。
水戸芸術館では公共施設ならではの展覧会やイベントがあって、そのすぐ近くの遊戯室でプライベートだからこそ可能な志向性の高い展覧会やプロジェクトが体験できるというのは、すごくいい関係ですよね。遊戯室の理念にもあるとおり、"「地域」や「社会」に「貢献する」ようなアートはやらないが、結果的に、それらに貢献したとしたら、それはそれでうれしい。"、というのは本当に共感できます。プライベートで自身の責任で実施するからこそ、本当にやりたいことをやりたいようにやる。
でも、それが面白いのは、ちゃんとその地域に核となる公共施設があるからこそってことも重要だと思います。
公共文化施設で働きつつ、プライベートな活動を展開している僕としても、この水戸の関係は興味深いところです。
中崎くんは水戸を拠点に、作家活動と並行してキュレイターの遠藤水城くんと共同で"遊戯室"というスペースを運営しています。遊戯室はアーティストやデザイナー、ショップオーナーでシェアする一軒家"キワマリ荘"の一部にあり、年間数本現代美術作家の展覧会を開催しています。宿泊もできるので、滞在制作というかたちでの展開も多々あります。
遊戯室がどんな趣旨のスペースかについてはこちらをご参照ください。
http://tohru51.exblog.jp/i2/
↑キワマリ荘です
以下キワマリ荘内の様子です。
↑こちらは共有空間です。その奥に見えるホワイトキューブっぽいスペースは、他の方が運営しているギャラリーです。この写真には写っていませんが、手前のソファのさらに左手奥にももう一つスペースがあって、そこは五嶋英門さんという方が運営されているギャラリースペースになります。
↑遊戯室入口前に立つ中崎氏。
↑ちょっと分かりにくいですが、こちらが遊戯室です。現在なにもプログラムがないため、こんな状態になっています。
僕は今年の4月にも遊戯室を訪問しているのですが、そのときは水戸芸術館で開催していたツェ・スーメイ展を見て、遊戯室に滞在中だった増山士郎さんの制作のお手伝いをし、夜中までみんなで飲んだ挙句に、結局遊戯室に一晩泊めていただきました。制作途中だったため、増山さんのプロジェクト『ホテル遊戯室』を体験できなかったのが心残りでした。
↑4月にお邪魔したときの様子です。上の増山さんと僕が写っている写真はホテル遊戯室のウェブより拝借いたしました。
水戸芸術館では公共施設ならではの展覧会やイベントがあって、そのすぐ近くの遊戯室でプライベートだからこそ可能な志向性の高い展覧会やプロジェクトが体験できるというのは、すごくいい関係ですよね。遊戯室の理念にもあるとおり、"「地域」や「社会」に「貢献する」ようなアートはやらないが、結果的に、それらに貢献したとしたら、それはそれでうれしい。"、というのは本当に共感できます。プライベートで自身の責任で実施するからこそ、本当にやりたいことをやりたいようにやる。
でも、それが面白いのは、ちゃんとその地域に核となる公共施設があるからこそってことも重要だと思います。
公共文化施設で働きつつ、プライベートな活動を展開している僕としても、この水戸の関係は興味深いところです。