大阪の色んな場所の紹介が続いていますが、もうちょっとだけ大阪に関する投稿です。
前回までは此花区というどちらかというと市内北側での活動などを紹介しましたが、今回は市内南部の住之江区北加賀屋にある興味深い場所をふたつほど紹介します。今回はちょっと長いので、2回に分けて投稿します。
このあたりは造船や運輸などに関わる工場が多数あり、今回紹介するふたつも工場跡地を利用したスペースです。同じように工場跡を利用しているのですが、色んな意味でとても対照的な場所です。ごちゃごちゃ説明するより画像を見てもらった方が分かりやすいと思うので、写真をなるべくたくさん活用しながらご紹介しようと思います。
前回までは此花区というどちらかというと市内北側での活動などを紹介しましたが、今回は市内南部の住之江区北加賀屋にある興味深い場所をふたつほど紹介します。今回はちょっと長いので、2回に分けて投稿します。
このあたりは造船や運輸などに関わる工場が多数あり、今回紹介するふたつも工場跡地を利用したスペースです。同じように工場跡を利用しているのですが、色んな意味でとても対照的な場所です。ごちゃごちゃ説明するより画像を見てもらった方が分かりやすいと思うので、写真をなるべくたくさん活用しながらご紹介しようと思います。
まずは、remo[NPO法人 映像と表現とメディアのための組織]さんとdot architectsさんという建築設計事務所が入っている場所から。こちらは現在入居しているオフィスはこの2組だけですが、まだまだあと数組は入居する場所がありそうです。
基本的に町工場的な建物をほぼそのまま利用していて、入口を入るとまず右手に独立した一軒家があります。ここは、今後ゲストハウスとして運営を開始するよ うで、現在はアーティストの有佐祐樹さんが管理人兼ゲストハウス制作者として、まだ発展途上のこの家に住み始めたところです。
↑2Fのゲスト宿泊用スペースです。このゲストハウスの管理人であり、これからリノベーションして実際につくっていく有佐祐樹さん。それにしても、下道くんといい有佐くんといい、アーティストがレジデンスの管理人をするって面白い流れですよね。実際多くのオルタナティブ・スペースはアーティスト自身が管理運営しているわけだし、まあ必然的な流れと言えばそうなのかな。
↑なぜか撮影用の照明器具が。
↑屋上より。いかにも工場って感じの屋根ばかりです。
基本的に町工場的な建物をほぼそのまま利用していて、入口を入るとまず右手に独立した一軒家があります。ここは、今後ゲストハウスとして運営を開始するよ うで、現在はアーティストの有佐祐樹さんが管理人兼ゲストハウス制作者として、まだ発展途上のこの家に住み始めたところです。
↑2Fのゲスト宿泊用スペースです。このゲストハウスの管理人であり、これからリノベーションして実際につくっていく有佐祐樹さん。それにしても、下道くんといい有佐くんといい、アーティストがレジデンスの管理人をするって面白い流れですよね。実際多くのオルタナティブ・スペースはアーティスト自身が管理運営しているわけだし、まあ必然的な流れと言えばそうなのかな。
↑なぜか撮影用の照明器具が。
↑屋上より。いかにも工場って感じの屋根ばかりです。
そしてこの家を通過すると半ピロティ状の何棟かが集まってできた広場的な場所にでます。ここはdot architectsさんやremoさんの作業場でもあり、レクチャーやイベントなどを実施するスペースでもあるようです。屋外のような屋内のような不思議な場所です。ちょっとアジアのバラックっぽい感じもするんですよね。
階段を上ると2階にもイベントなどに利用できそうなスペースがあります。ここは1階よりももう少し密閉感があり、ちょっとした会議や講演会にも利用できそうです。そして奥の廊下を介して別棟の2階にdot architectsさんのオフィスがあります。かわいらしいプロポーションの窓枠がいいです。外部はほとんど手を入れてないようですが、オフィス内部はリノベーションされて白い壁と屋根できれいにまとめられてます。
階段を上ると2階にもイベントなどに利用できそうなスペースがあります。ここは1階よりももう少し密閉感があり、ちょっとした会議や講演会にも利用できそうです。そして奥の廊下を介して別棟の2階にdot architectsさんのオフィスがあります。かわいらしいプロポーションの窓枠がいいです。外部はほとんど手を入れてないようですが、オフィス内部はリノベーションされて白い壁と屋根できれいにまとめられてます。
↑1階のピロティ空間です。下段の写真のスクリーンをみると、ここでちょっとしたレクチャーなど開催されているんだなっていうのが分かります。またコード類や白いキューブがありますが、これはdot architectsさんが作業中のものです。
↑こちらがピロティ上部の2階のスペースです。
↑そしてdot architectsさんのオフィスです。色々プロジェクトが動いている建築事務所らしく、模型やサンプル素材などがいっぱいありました。
この渡り廊下の階下のさらに奥にオープンスペースがあって、ここは春先や秋口など気候のよいときはとても気持ちのいい風が抜ける素敵な場所です。昼間からおもわずワインでも煽りたくなるいい雰囲気です。remoさんは打ち合わせにも利用しているそうですが、この日は有佐くんがここで仕事をしていました。
↑2F渡り廊下よりオープンスペースを見下ろしています。この先はまた屋外の明るい空間が広がっています。
↑remoさんのオフィスです。こちらは内装もそこまで手を入れておらず、必要最小限に整えて、落ち着いた実用的なオフィス空間になっています。ただ、以前の工場時代の味的な部分もよく残されていて、いい感じであることは間違いないです。
まだとくにこの全体の複合スペースの名称などは付されていないようですが、なんていうか色んな作りの小さな棟が増築などにより寄せ合うように集まって全体を形成している、ある種ちょと群島集合体といった感じです。それぞれバラバラな建物が集まっているような状態が、この場所のオープンな雰囲気にも繫がっているのでしょうか。いずれにしても居心地のよい空間で、今後の展開が楽しみです。バーとか一杯飲めるスペースとかがあったら絶対いいですね。
有佐くん、remoの西原さん、dot architectsの安川さん、色々ご説明いただきありがとうございました。
↑こちらがピロティ上部の2階のスペースです。
↑そしてdot architectsさんのオフィスです。色々プロジェクトが動いている建築事務所らしく、模型やサンプル素材などがいっぱいありました。
この渡り廊下の階下のさらに奥にオープンスペースがあって、ここは春先や秋口など気候のよいときはとても気持ちのいい風が抜ける素敵な場所です。昼間からおもわずワインでも煽りたくなるいい雰囲気です。remoさんは打ち合わせにも利用しているそうですが、この日は有佐くんがここで仕事をしていました。
↑2F渡り廊下よりオープンスペースを見下ろしています。この先はまた屋外の明るい空間が広がっています。
↑remoさんのオフィスです。こちらは内装もそこまで手を入れておらず、必要最小限に整えて、落ち着いた実用的なオフィス空間になっています。ただ、以前の工場時代の味的な部分もよく残されていて、いい感じであることは間違いないです。
まだとくにこの全体の複合スペースの名称などは付されていないようですが、なんていうか色んな作りの小さな棟が増築などにより寄せ合うように集まって全体を形成している、ある種ちょと群島集合体といった感じです。それぞれバラバラな建物が集まっているような状態が、この場所のオープンな雰囲気にも繫がっているのでしょうか。いずれにしても居心地のよい空間で、今後の展開が楽しみです。バーとか一杯飲めるスペースとかがあったら絶対いいですね。
有佐くん、remoの西原さん、dot architectsの安川さん、色々ご説明いただきありがとうございました。