先週、水戸のある高校へ映像ワークショップに出かけて来ました。
講師は、2月から始まるリフレクション展の出品作家のひとり、藤井光さん。
生徒を2人(もしくは3人)1組にペアリングして、
それぞれ監督と役者を交互に体験してもらうというもの。
脚本は、なんと統一テーマで「告白」。
思い思いの告白のシーンを監督が演出して、役者が演じます。
当然、思春期で「告白」なんてこっぱずかしくて
誰もやりたくない!のですが、
それを承知のうえでの企画でした。
ハードルが高いだろうとドン引きを覚悟していましたが、
思いの外、高校生たちはカメラをいじっていくと、
だんだんカメラそのものに夢中になっていき、
結果的にみんな撮影と演技を楽しんでくれたようです。
最後、つくったものをみんなの前で披露するのですが、
それが恥ずかしいのなんの・・・。
というのも、高校生だけでなく、
先生も美術館スタッフも、まんまとだまされて、
おっと言葉が過ぎました、組み込まれて、
「告白」を演じさせられたからです。
このワークショップの成果物は、
リフレクション展の1コーナーでなんらかの形で発表する予定です。
もちろんスタッフのは抜きですが。