当館の沖縄染織コレクションは、戦前の那覇の古着市などで購入した、庶民の生活に根差す染織品が所蔵される一方で、王族や上級士族が対象の衣裳も含まれています。その来歴はこれまで検証されてきませんでしたが、近年の調査で、約50点が民藝運動の協力者・水谷良一の寄贈品で、さらにその多くが琉球王族・尚家の流れを引く護得久朝章旧蔵であり、その30点ほどを特定するに至りました。これらを中心に、沖縄染織に対する柳の眼の一端を改めて検証します。 [公式サイトより]