村田 真
原 久子
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アルベルト・ブッリ展
加藤万也展
小出楢重展
秘蔵の名品
アートコレクション展
中国文明展
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アルベルト・ブッリ展
6/6〜8/20 豊田市美術館
ボコボコに穴の開いたカンヴァスもあれば、鉄で武装したカンヴァス、焼け跡のカンヴァスもある。画家にとってカンヴァスこそが戦場だ。
[8月3日〈木〉 村田真]
加藤万也展
8/1〜8/6 豊田市美術館
模型の電車が円形の台の上の線路を走ってるが、台自体が回転しているので電車は同じ場所にとどまっているように見える。そんな作品が数点。まあなんというか、おもしろいんだけどね。
[8月3日〈木〉 村田真]
小出楢重展
7/15〜9/17 名古屋市美術館
日本的油絵、つまり洋画の先駆者。とってもいい作品もあるけど、それ以上に駄作が多い。日本で油絵は難しいと痛感させられる展覧会。
[8月3日〈木〉 村田真]
秘蔵の名品 アートコレクション展
8/5〜8/27 ホテルオークラ
毎年恒例の「秘蔵の名品」展。今年は日蘭交流400周年にちなんで、17世紀から現代までのオランダ絵画を特集。100余点の出品のうち、エッシャーの版画が3分の1、全体で版画と素描が過半数を占めている。もちろんフェルメールもなければレンブラントの油彩もない。でも、ヤン・ファン・ホイエン、ヤン・ステーン、アドリアン・オスターデはあった。17世紀以外ではモンドリアンの風景画がいいが、キース・ヴァン・ドンゲンの駄作はないほうがいい。現代のだまし絵は、ありゃなんだ? オペラシティの「テリトリー」展に出てたような現代美術は皆無。コレクションできないもんね。
[8月4日〈金〉 村田真]
中国文明展
8/5〜11/5 横浜美術館
「世界四大文明」展のひとつ。ほかの三大文明に比べて中国はもっとも北に位置し、しかもチベット高原にはばまれて東に孤立している。にもかわらず、少なくとも4000年ほど前までの出土品は西方との区別がつかない。中国らしさが表われるのは、漢字や中華パターンが出てくる殷周の時代から。しかしなんといっても古代中国の華は、秦の兵馬俑だろう。これはすごい。こんなもんを8000体もつくったというんだから、インド人もびっくり。
[8月4日〈金〉 村田真]
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