長野県立美術館のアートラボにて、2024年度の第Ⅳ期展覧会として「光島貴之 でこ・ぼこ・ながの」が開催されています。

現在アートラボで展示中の《まち歩きー善光寺参道から信濃美術館へ》は、2020年に光島が長野を訪れ、善光寺や戸隠を取材した際に体験した感覚を釘やピン、カッティングシートなどの凹凸を使って表現した作品です。

2月17日(月)、18日(火)に開催される公開制作では、光島が《まち歩きー善光寺参道から信濃美術館へ》に呼応する新たな作品を制作予定。

視覚以外の感覚もつかった鑑賞が可能な「ラボラトリー(実験室)」を目指す「アートラボ」では、一部作品をのぞき、手で触れて鑑賞することができます。

*ふれる作品鑑賞方法について、詳細はこちらをご覧ください。

<光島貴之>
1954年京都生まれ、在住。美術家・鍼灸師。10歳頃に失明。1992年より粘土造形を、1995年より製図用ラインテープとカッティングシートを用いた「さわる絵画」の制作を始める。1998年、「’98アートパラリンピック長野」大賞・銀賞を受賞。2020年、“アトリエみつしま”を立ち上げ、スタッフとともに作品制作やワークショップ等を精力的に行なっている。

関連イベント

■公開制作
作家が制作する過程を見ながら、作家や作品と出会うことができます。
日時|2/17(月) ~2/18(火)10:00~16:00
会場|長野県立美術館 本館2階 アートラボ
*詳細はこちらをご覧ください。

会期:2025/01/25(土)~ 2025/04/13(日)
会場:長野県立美術館 アートラボ(長野県長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣))
開館時間:9:00~17:00(入場は閉館30分前まで)
休館日:水曜日
入場料:無料
主催:長野県、長野県立美術館
公式サイト:https://nagano.art.museum/exhibition/artlab_mitsushima2024l