展覧会カタログ、アートやデザインにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

「日本美術」とジェンダー ──希望を身体化する

著者:千野香織
編者:池田忍
発行:岩波書店
発行日:2026年04月15日
サイズ:A6判、402ページ

中世日本美術から現代アート、ミュージアム展示までをフェミニズム、ポストコロニアル批評を導入して論じ、「主体」が「客体」に向ける欲望に満ちた視線を分析するとともに、作品に宿る他者の痛みや希望を引き受け、この社会を問い続ける。美術史研究の新地平を拓いた著者の重要論文を選りすぐり文庫化。

発行元ウェブサイトより]

「国松希根太 連鎖する息吹」展覧会公式カタログ

著者:国松希根太
発行:求龍堂
発行日:2025年05月08日
サイズ:A5判変型、192ページ

「国松希根太 連鎖する息吹」展、公式図録兼晝籍。
北海道、北東北の自然がもたらしてくれた、アートと時間の奇跡。
旅するような、深呼吸するような一冊。

発行元ウェブサイトより]

完全に平等で、非常に差別的な──拡張のダンス史

著者:キム・ウォニョン
訳者:牧野美加
発行:みずず書房
発行日:2026年05月11日
サイズ:四六判、344ページ

「よい」ダンスとは何か。その評価基準を決めるのは誰か。

弁護士からダンサーに生業を転じた著者は、さまざまな実践を伴いながらこれらの答えを追求してきた。本書は自らの歩みを振り返りながら、バレエ、韓国民族舞踊、フリークショー、ニジンスキー、大阪の金滿里、韓日ほかの障害者ダンス・カンパニー、日本植民地下の韓国ダンサー崔承喜やパリに招かれた川上貞奴など、古今東西のダンサーとその受容を独自の視点で捉えなおし、美しく踊る身体のあり方をあらためて見いだすに至るまでの記録だ。

発行元ウェブサイトより]

 

ジョルジョ・デ・キリコ──形而上絵画の行方《知の革命家たち》

著者:長尾天
発行:水声社
発行日:2025年5月18日
サイズ:四六判、155ページ

無限に遠ざかるアーケード、無人の通りを駆ける少女の影、広場に置かれたマネキン……事物の意味が崩壊し、現実が見知らぬ「謎」として立ち現れるとき、すべては真理なき仮象となり、絵画は永遠回帰の徴となる。ショーペンハウアーとニーチェの思想のもとに「神の死」を描く「形而上絵画」、唐突な古典絵画への回帰、シュルレアリスムとの交流と断絶をつぶさに追い、その謎に迫る。

発行元ウェブサイトより]

 

ルース・アサワ──触れるものすべて

著者:マリリン・チェイス
訳者:石井ひろみ
発行:書肆侃侃房
発行日:2026年05月19日
サイズ:A5判、424ページ

大規模な回顧展がMoMA(ニューヨーク近代美術館)ほか世界を巡回中! 生誕100年をむかえるルース・アサワはいかにして世界的な芸術家になったのか?

発行元ウェブサイトより]

 

文化政策のフロンティア2 文化政策とアートマネジメント

編者:小林真理、阪本崇、友岡邦之
発行:東京大学出版会
発行日:2026/05/26
サイズ:A5判、320ページ

公的資金の公共的意義を問い、アートの多様な価値を社会と結ぶ「アートマネジメント」の変遷と現在地を詳述。大学教育から地域再生、制度の流動化まで、文化政策の最前線で「仲介」や「中間支援」を担う専門性の本質と、持続可能な未来への展望を明らかにする一冊。

発行元ウェブサイトより]

 

「驚異の部屋の私たち、消滅せよ。— 森村泰昌・ヤノベケンジ・やなぎみわ —」公式図録

執筆:森村泰昌、ヤノベケンジ、やなぎみわ、橋爪節也、大下裕司、円城新子
発行:ユニオン・エー
発行日:2026年05月末日
サイズ:B5判、160ページ

公式図録では、展示会場の写真はもちろん、図録用におこなった鼎談や、約300時間に及ぶミーティングを凝縮したテキストを掲載。作家による本展への想いや、作品の詳細を紹介します。様々な角度から「なぜこの3人で展覧会を行うのか」に迫ります。

発行元ウェブサイトより]