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マルセル・デュシャンと20世紀美術展
主催＝大阪国立国際美術館ほか
マルセル・デュシャンと20世紀美術展
大阪中之島に完成した国立国際美術館の開館を記念して「マルセル・デュシャンと20世紀美術」展を開催します。マルセル・デュシャン（1887-1968／フランス生）は、“ダダイズムの巨匠”とも“現代美術の父”とも呼ばれ、20世紀美術に多大な影響を与えた人です。15歳の頃から絵を描き始め、印象派からキュビズムまでの技法を短期間で習得した彼は、1913年に《階段を降りる裸体No.2》をアメリカで発表し、一躍時代の寵児となります。その後、芸術の伝統的な形式を拒絶したデュシャンは、ニューヨーク・ダダ運動を展開する一方、既製品を使った「レディ・メイド」作品の代表例《泉》が出品拒否に遭うなど物議をかもし続けました。約20年ぶりの日本での大回顧展となる本展は、デュシャンを通じて20世紀美術をとらえなおす試みです。デュシャンの初期絵画から晩年の仕事まで約70点を第1部で紹介し、同時にデュシャンの型破りな作品と洒落に満ちた言説に触発された国内外の美術家たちの作品約80点を第2部で展示します。デュシャン作品の大半を所蔵するフィラデルフィア美術館から《階段を降りる裸体No.2》《花嫁》など初期の代表的絵画が出品されるほか、東京大学教養学部美術博物館の《大ガラス（東京版）》を初めて関西で展示します。デュシャンの死後公開された《遺作》を立体映像によって再現します。
会期
2004年11月3日（水・祝）〜12月19日（日）
会場
国立国際美術館
大阪市北区中之島4-2-55 TEL: 06-4860-8600
休館日
月曜日
開館時間
10：00〜17：00
※金曜日は19：00まで開館
※入館は閉館の30分前まで
鑑賞料
当日
前売
団体
一般
1,300円
1,100円
1,000円
大学・高校生
900円
700円
600円
小中学生
500円
300円
200円
※団体は20名以上
※障害のある方とその付添者1人は無料
主催
国立国際美術館、朝日新聞社、朝日放送
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