展覧会ピックアップ 05年05月




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河口龍夫展 ――時間の時間　河口龍夫は時間やエネルギーなど、ものとして見えないものをかたちに表わす作品を制作してきました。存在しているが眼に見えないもの、今はまだ存在していないが未来に向かってあるべきものの萌芽、そしてかつて存在したけれども消滅してしまったものの痕跡、そういったものを表現するために、金属や蜜蝋などを使って、植物の種子など自然の要素をかたちにしていきます。　2004年夏、国際芸術センター青森の野外に2点の作品を設置しました。水のテラス岸辺の小さな広場には《関係―時の庭》、見返り広場にあるのが《関係―時の杖》です。本展は、これらの作品設置を記念して企画されたものです。ギャラリーAでは蜜蝋、水、種子を使ったインスタレーション「関係―時の空間・蓮」、ギャラリーBに約60点のドローイングを展示、また水のテラスには蜜蝋、蓮の種子による「関係―時の睡蓮」が浮かびます。



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