ぼくらの小松崎茂展
幼い頃から絵を描くことが大好きだった小松崎茂(大正4〜平成13)は日本画家を目指しますが、挿画家に転向。迫真の戦闘場面を描いた科学雑誌『機械化』で画才を開花させました。戦後は少年誌に「地球SOS」や「大平原児」などの代表作を次々と発表。昭和40年代には、「ウルトラマン」や「マジンガーZ」などのキャラクターのイラストレーションを手がけています。その斬新なアイデアは、特撮映画『地球防衛軍』などのデザインに存分に活かされています。
小松崎の大回顧展となる本展では、初公開の初期日本画や戦前の東京を描いたスケッチをはじめ、絵物語や口絵の原画、プラモデルのパッケージ、メカ・デザインを提案した特撮映画関連資料など500余点を一堂に展示します。
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