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フィラデルフィア美術館展
変わりゆく日本画
第二次大戦後、日本画は大きな方向転換を遂げました。「花鳥風月」といった言葉に代表される伝統的なイメージが否定され、新たな出発が求められたのです。そこに登場したのが、新潟県出身の横山操です。黒煙を上げる火山を描いた代表作「炎々桜島」の大画面は見る者を圧倒し、彼は戦後の日本画史に、忘れることのできない画家としてその名を刻みました。操の他、同時期の加山又造、麻田鷹司らの作品もご覧いただきます。
1980年代に入ると、戦中・戦後生まれの世代が活躍を始めます。 1984年、所属団体の枠を超えて結成された「横の会」では、岩絵具や箔といった日本画独特の画材の美しさや、余白の持つ情趣、水墨による表現の可能性など、各人が自由に日本画を追求しました。中島千波をはじめ、現在の日本画壇において中核を担っている実力作家たちがこの会によって才能を開花させたのです。さらに現在、彼らに続く世代である千住博、岡村桂三郎らの活動が注目を集めています。
本展では、戦後まもなくから現在に至る日本画の大作を一堂に展示します。様々な面を見せながら刻々と変化を続ける現代日本画の姿を実感していただく機会となるでしょう。
会期
2007年1月20日(土)〜3月18日(日)
会場
新潟県立万代島美術館
新潟市万代島5-1 万代島ビル5F Tel. 025-290-6655(代表)
休館日
月曜日(ただし2月12日(祝)は開館し、翌日休館)
開館時間
10:00〜18:00
※入館は閉館30分前まで
鑑賞料
当日
団体
一般
300円
240円
高・大学生
150円
120円
小・中学生
50円
40
円
※土・日・祝日は中・小学生の入場は無料
※障害者手帳・療育手帳をお持ちの方の入場は無料
※団体は20名以上
問い合わせ
025-290-6655(新潟県立万代島美術館)
主催
新潟県立万代島美術館
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