特別展 鳥海青児と三岸好太郎
鳥海青児(1902-1972)は神奈川県平塚生まれ。1924(大正13)年の春陽会に入選し、以後、渡欧を経て油彩画による表現の可能性を探究し続け、重厚なマチエールと深みのある色彩で独自の造形世界を築いて、日本洋画史に異彩を放つ存在となりました。三岸好太郎(903-1934)は札幌生まれ。中学卒業後に上京し、1923(大正12)年に春陽会に入選。その後独立美術協会の創立に参加して、新傾向の絵画思潮を積極的に取り入れ、画風のめまぐるしい変転の末、31歳の若さで亡くなっています。
本展では、平塚市美術館などの所蔵する鳥海青児作品 42点と当館の所蔵する三岸好太郎作品約31点、および資料等などの展示を通じて、二人の画業を代表的な作品により紹介し、あわせて両者の接点や北海道とのつながりを探ります。[広報資料より]
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