ドイツ・ポスター 1890-1933
19世紀末に創刊された美術雑誌『パン』や『ユーゲント』、そして1920年代のバウハウスのグラフィック・デザインは、その当時から日本でもよく知られていました。しかしながら不思議なことに、ドイツにおけるグラフィック・デザインの展開、とりわけポスターの歴史をひもとく展覧会は、これまでわが国で大々的に開催されたことがありませんでした。
これを踏まえて、本展では、19世紀末の「絵画的ポスター」から、写真表現を取り入れた1930年代初頭の斬新な事例まで、ドイツに花開いた近代ポスターの歩み、その特質と魅力を、国内外のコレクションから精選したポスター、チラシ、雑誌、書籍、絵葉書など170点余の名作によって紹介します。[広報資料より]
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