石内都 展 ひろしま/ヨコスカ
国際的に活躍する写真家・石内都の初期から現在までの軌跡に、東京初公開の新作『ひろしま』を加えた構成で、彼女の仕事の全貌を紹介し、検証する企画です。...本展では、「風景・「ヨコスカ」から」、「時の身体/身体の時」、「不在の肉体・「ひろしま」へ」の三部に分けています。ここから、横須賀などの風景、アパートなどの生活空間、同世代の身体に始まり、死者の衣服や遺品と、個的な主題から公的な主題が浮かび上がってくる石内の軌跡が読み取れるならば、幸いです。ちなみに、日本国内での石内の仕事のまとまった紹介は、1999年に東京国立近代美術館で中規模な回顧展『石内都展-時の器』、さらに2005年にヴェネツィア・ビエンナーレ出品作の帰国展示(『Mother’s』)が東京都写真美術館にて行われています。本展は、それに引き続くものと言えるでしょう。[美術館サイトより]
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