小吹隆文/福住廉 |
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9/15-9/16 |
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さとうひろみ──ピンクセレクション
9/11〜16 ギャラリー小野〜京橋〜[東京] |
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ピンク、ソフトスカルプチュア、脅迫的な増殖。草間彌生の世界観がそのまま侵食してきたかのような作品で、その「まんま」ぶりが潔い。
[9月15日(金) 福住廉] |
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中村江位子写真展──little mirror
9/5〜21 GALLERY MAKI[東京] |
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枯れた植物の写真。命の抜け殻の悲しみというより暖かみや慈しみをとらえようとしているかのようで、昔話のような雰囲気が漂っている。
[9月15日(金) 福住廉] |
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西村康写真展──Chinema
9/4〜20 photographers' gallery[東京] |
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AV女優の私生活を撮影した写真。自傷行為の痕跡や虚ろな眼差しが身をえぐるような痛々しさを感じさせるが、同時にそれらがある一定の物語の形式に則っているようにも思わせる写真だ。
[9月15日(金) 福住廉] |
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快走老人録──老ヒテマスマス過激ニナル
9/16〜11/15 ボーダレス・アートギャラリーNO-MA[滋賀] |
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美術の専門教育を受けず、壮年期以降に何らかの必然(啓示?)を受けて制作を始めた老人達の作品を紹介。ガラクタ製の被り物を身に着けて横浜の街頭で不思議なパフォーマンスをする宮間英次郎、満州から引き揚げまでの過程を克明な絵画作品にする林田嶺一、昭和新山の生成過程を危険を顧みず記録した三松正夫など7人の作品等が出品されている。会場のギャラリーは障害者と健常者の作品を並列的に紹介する方針を採っているが、そこに「老人」というファクターを挿入することで「ボーダレス」の意味がより明確に伝わった。それにしても作品が放つパワーの過剰なこと。私もすっかり感染して痛快な気分で会場を後にした。
[9月16日(土) 小吹隆文] |
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