海洋堂準備始まる
○今日の1点
エントランスに海洋堂展のバナーが設置された。アーキグラム展の搬出も終わり、ギャラリーは海洋堂展に向けて展示準備が始まっている。
2005年03月30日
勝ちは勝ち(価値)
○今日の1点
ワールドカップアジア最終予選B組、第3戦バーレーンに勝利。日本は2勝1敗で勝ち点6で2位に浮上。各組上位2カ国は本大会に出場。3位同士はアジア5位決定戦を実施し、その勝者が北中米カリブ海予選4位とW杯出場をかけてプレーオフを行う。2位と3位は天と地ほど違うのだ。次は6月。
2005年03月29日
水戸芸術館
○今日の1点
お庭からカスケードを望む。あと1ヶ月ほどすると子供達の水遊び場となる。
2005年03月28日
連日のレンゴー
○今日の1点
茨城県岩井市の利根川紙品工場の外壁。ここで昨日、日比野さんはWSを行った。そして今日は、埼玉県川口市の梱包技術センターで打ち合わせをする。HIBINO EXPO 2005はレンゴー株式会社様より段ボール素材の提供を受けている。感謝。
2005年03月27日
終わり、始まる。
○今日の1点
「アーキグラム」展は今日で終了。ポスターも完売。4月6日からは「海洋堂の軌跡」(~6月5日)が始まる。明日からの2週間、ドアの内側は展示替え作業で大騒ぎなこととなる。
2005年03月26日
カウボーイじゃなくてカウブックス
○今日の1点
カウブックスが昨年の夏に続き、寒風吹く水戸に再度登場。今日と明日、芸術館広場にて営業。
○VOCA展2005
今月30日までの会期のVOCA2005展を見る。この間幾度となく上野駅を通っているにも関わらず、なかなな寄れなかった展覧会。
会場:上野の森美術館
1994年から12回目の開催。全国の美術館学芸員、ジャーナリスト、研究者により推薦された40歳以下の平面作品。今年は37作品が並ぶ。カタログには推薦者のコメントが寄せられている。会場キャプションにもその名があると良いのだけどと思いながら、知り合いの各人が推挙した作家の作品を見て回る。VOCA賞1名、日野之彦。奨励賞2名、居城純子、中川トラオ。佳作賞2名、手塚愛子、羽毛田優子。
○HIBINO EXPO2005
広報制作物について、深澤直人氏の事務所で日比野さんらと打ち合わせ。「日常感覚・日常性」をベースに大切にした発想の深澤氏の導きで、あっと言う間に、基本ラインが見えてくる。さらに具体的な作業も見えてくる。その成果物はほとんど、マルチプル作品といってもいいものとなる予感。受け取った人は展覧会期後も保管すべし。プレミアム・プライスが付くかも。気分としてはメール・アートの領域。
その後、日比野事務所にもどり、その他案件の確認。4月以降のスケジュールの確認をしつつ、展示内容に関する再検討も。良い感じで2巡目に入り始めた。続きは、明日の岩井でのワークショップの会場で。終電のある僕は22時30分、事務所を後にし、終電の人となる。
2005年03月25日
日常生活
○今日の1点
銀座4丁目のチューリップ。梅も終わり後は桜を待つのみ。暖かかったり寒かったり。桜はいつかな?
2005年03月24日
D2000
○今日の1点
お祝いにさし上げる花束。自分で買い、プレゼント前に思わず記念に撮影する。
2005年03月23日
hibino
○今日の1点
ルベインのショールームにて撮影。シャワーについてお勉強した日。
2005年03月22日
海洋堂ポスター届く
○今日の1点
海洋堂の広報物が一式届く。写真はチラシの一部と招待状。多くの方が来てくれますように。
2005年03月21日
HIBINO EXPO 2005
○今日の1点
日めくりカウントダウンによると、今日はなんと138日前。
愛知博は25日オープン。3月24日19:30〜20:43NHK総合(全国)「あす開幕 世界が集う“愛・地球博”」生放送に出演。
2005年03月20日
TAP2004フォーラム
○今日の1点
彼岸会。
○午後から、TAPフォーラムVOL.2に出席。2部の「アートがまちとできること」ではゲストパナリストとして和多利浩一氏(ワタリウム美術館キュレーター/原宿神宮前地区街づくり協議会 前代表幹事)と佐々木雅幸氏(大阪市立大学大学院創造都市研究科教授/金沢市まちづくり専門委員/文化経済学会理事長)をお迎えした。
お二人の基調講演内容は、15分と進行都合上の理由で持ち時間が短かったこともあり、ぎゅーーーーと濃縮された密度の濃いもの。1995年に和多利さんが「水の波紋」展を主催したとき400人のボランティアさんの手を借りたそうだけど、今ほど「ボランティア」への意識や理解がなかった時代、10年前のことなんだけど、そう思うと時代は確かに動いている。その市民の大きな意識の変化が、創造都市を育む土壌になるとは佐々木先生の弁。つまり、創造的行為への支持を市民がするかどうかに全てがあると帰結できそう。横浜市が今、文化に力をいれているのも、現市長を市民が選出したからであり、まさに市民による選択という民意であると語られる。アート活動に携わる者として、そのことを理解し感謝して、活動を続けよう。
フォーラム終了後、15人のインターンが終了証を熊倉塾長から受け取り1年に渡る研修を終えた。
卒業証書を手に華やぐ塾生のみなさん。その笑顔は頑張った証。
2005年03月19日
長谷川孝治
○今日の1点
会場で配れたプログラム/パンフレットの表紙。本公演は弘前劇場とROGOのダブル公演。二公演とも見たかったけど、都合で僕は「ROGO」の公演を観劇。それはそれで楽しめた。本の枠組みの強さを実感。「二の腕」なることばがあれほどまでに状景描写するものかと驚嘆。
○弘前劇場を主宰する長谷川孝治戯曲「F.+2」の東京公演を観るために列車に乗る。偶然、同じ車両に「アーキグラム」展を見に出かけてくれた青木淳さんらに出会う。途中、スカイザバスハウスでの遠藤克利「空洞説」展に寄りつつ、上野から新宿の劇場までご一緒する。
○長谷川孝治戯曲集「弘前劇場の二つの場所」が2003年1月31日に太田出版から刊行されている。
この戯曲集には
2000年作『冬の入り口』。
1999年作『家には高い木があった』
1997年『F.+2』
1996年『あの川に遠い窓』
の4本が日英で収録されている。
今回のF.+2の観劇で、2000年から6年かかって上記4本全て見た。
2000年作『冬の入り口』は、2000年10月青山円形劇場でこの作品初演を見て、僕は遅れてきた長谷川ファンとなる。ほんとうは今は去ってしまった女優さんに魅了されて弘劇のファンになったのだけどね。長谷川さんとの出会いは、その一月前の9月、名古屋で開催されたトヨタ・アートマネジメント講座の会場が最初で、その時から懇意にさせてもらっている。
1999年作『家には高い木があった』は、2004年2月の東京公演の再演で見た。そして2公演だけだった1997年作『F.+2』を、初演から9年後、つまり05年3月19日の再演で目にできた。この本は、登場人物の内面の狂気をストレートに描いたものとすれば、物語の核心を描かず、その周辺を丹念に描くことで、描写することなく核心部分を描ききる本の雄として、個人的にかなり衝撃を受けたのが1996年作『あの川に遠い窓』だった。脱稿から8年後の03年5月、シアタートラムにて山田辰夫・村田雄浩年による再演を見て感動する。
長谷川さんの例に限らず、人が世に出ることになる作品には、なんとも言えない力がみなぎっているものだ。と最近さまざまな局面で痛感している。100年寿命。時の価値観が変わったとしても通用する、骨太な作品という仕事を仕上げ、ガツンとその名を掲げることに成功した人々の、それを成し遂げたときの仕事は、多かれ少なかれ「100年寿命」という100年の時間のあいだ生き続け、同時に検証され続ける厳しい旅程にあるような気がしている。
そして幸運にも1つ目のその仕事を手にした面々が、2つ目、3つ目の「100年寿命」の作品を手にすることの難しさをも彼らの葛藤を側で目にして感じている。
キュレーターである自分は、新人が1つめの「100年寿命」の作品をものにする瞬間に関わりたいと思う。と同じに、ベテランが複数個目の「100年寿命」の作品を獲得するためのプロセスの一助ができないものかと、かなり厚かましくおこがましいことを考えている。
そしてその企画が「100年寿命」のトライアルに参加てきるレベルの仕事の質をもつようなことがあれば、何と贅沢で幸せなことかと日々思いながら、丁寧に仕事を形にする努力を続けたいと思い行動する自分がある。
2005年03月18日
アーキグラムBOOK完成・納品
○今日の1点
最後まで大変だった力作アーキグラムの記録集が完成し納品された。
○アーキグラム書籍納品祝いに飲みに行く!
2005年03月17日
通信機器の購入
○今日の1点
通信速度の改善と料金コースがあたらしくなったので、これを期にMACでも何処でもデータを送受信できるようになるようにと契約した。これでますます1カ月の通信費がかさむことになった。いずれどこかのタイミングで統廃合しないと通信費貧乏路線まっしぐら。それでもイライラしない速度で受信しているのが救い。さぁ、使い倒さないと。
2005年03月16日
TAP2005インターン募集
○今日の1点
3月20日納品で準備をすすめているTAP2004活動記録集の「TAP2004ができるまで」のカレンダーページ。改めて時間軸を通して活動を俯瞰すると充実というより、その忙しさ加減が見えてくる。
○新しい試みとして導入された「TAP塾」によるインターン制度は、最大限の成果を残すことができた。これで卒業する人、引退する人、前線を退く人、関わり方は人それぞれだが、インターンの中で継続して2年目もTAPに関わる意思表示をハッキリと示す人たちもいる。
と言うわけで、3月20日のインターンへの最終課題であるフォーラムの開催が終わると、すぐに「TAP2005」の開催準備が始まる。TAP塾第2期募集もその一つ。多数申込みがあるといいのだけど。今年は、4月10日(日)13:00〜説明会を開催する予定。
以下、それの詳細情報(TAPホームページの情報から添付)。
————————
★TAP塾2005インターン募集! 説明会のお知らせ
日時4月10日(日) 13:00〜
会場:カタクラショッピングプラザ5F (茨城県取手市)*JR取手駅前徒歩3分。
ゲスト:TAP塾講師 森 司(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
塾長:熊倉純子(東京芸術大学音楽学部 助教授)
1999年より、取手市・市民・東京芸術大学の3者の連携で企画・運営されている取手アートプロジェクト(TAP)。TAP2004 から新たに導入されたアートマネジメントの実践講座「TAP塾」が、今年もインターンの募集を開始します!
2004年度のインターンは、一年間のうちにプロジェクトの即戦力となるほどの活躍を見せました。他にはないユニークな運営体制の中で、アートマネジメントの現場を経験できる機会です。取手市内に在住の皆さまはもちろん、東京近郊にお住まいの皆さまのご参加も歓迎いたします。ぜひお気軽に、4月10日に開催される説明会にご参加ください!
■TAP塾とは?
講師・森司のもと、TAPのインターンとして業務全般に関わりながら、地域と共生するアートプロジェクト運営のノウハウを、身に付けることができます。
■カリキュラム<講義+実践>
講義:年5回程度(アートマネジメントの専門家による講義)
実践:取手アートプロジェクト2004実施本部の運営に関わるプロジェクト業務
例)プロジェクトの企画立案・執行。財務・会計。広報活動全般。
■応募資格
・アートマネジメントや芸術によるまちづくりに興味がある方。
・1年間プログラムに参加し、TAP運営に携わることが可能な方。
・原則として18歳以上の方、市外からの参加も歓迎します。
・芸術の知識も、事業運営の経験も問いません。
■TAP塾のお申し込み方法(説明会は、お申し込みかなくてもご参加頂けます)
下記の必要事項をご記入の上E-mail、あるいはFaxでお申し込み下さい。
FAX :0297-72-0177 e-mail:tap-info@ima.fa.geidai.ac.jp
*説明会当日、会場でのお申し込みも可
【必要事項】
・お名前
・志望動機
・アートマネジメントの現場TAPでやりたいこと
・住所
・電話/FAX番号
・年齢
・所属(職業)
・E-mail
■会場までのアクセス
JR上野駅から常磐線にて40分 取手駅東口下車 徒歩3分
2005年03月15日
資料作り
○今日の1枚
「泉町1丁目南地区市街地再開発事業ビル建築工事現場北側フェンス」を活用したフェンス・ギャラリー展2──大森宏一氏の作品。(3月13日〜4月10日)
○日比野展のための資料をつくる。場所の落とし込み、具体的なシステムとしてどのようにしたいのかについて協議するための本当に基本的な資料。図面とかサイズとか。イメージをシステムとして身体化する過程に、ズレや問題が浮かび上がる。仕込みとはそういうもので、そのためにあるプロセスと言って良いだろう。現時、資料を準備しながら、あれこれ確認し調整しないとならないことが見えてくる。複数の人間が集っての会議は日程調整だけでも大変。そろそろ、予定を組み始めないといけない。
○海洋堂広報物の校正刷りが出た。水戸で確認するのは明日の朝。
2005年03月14日
とんとんとん
○今日の1点
移動中のタクシーの中。PCとスケッチで試したプランを説明中の日比野克彦。作品プランが形になりつつある。
○椿さんが美術を担当した「壁」を観た。
2005年03月13日
週末
○今日の1点
ミュージアム・ショップ "Contrepoint"のほぼ全景。
「アーキグラム」展のポスターが人気。刊行を急いでいた本としての「アーキグラム」展は3月18日午後から発売開始。来週末には手に取って納得して買っていただけるはず。午後からはショップもギャラリーも賑わった。うれしいことだ。
○「海洋堂」の広報物の入稿原稿が完成。ふーーーー。
2005年03月12日
にぎわい
○今日の1点
臨時停車した偕楽園駅の梅を車窓から撮影。ギャラリーも終盤近い土日とあって賑わっていた。
○青木淳建築計画事務所の所員として青森県美術館の建築現場を担当する西澤さんが、アーキグラム展覧会を見に来てくれたのでカフェで話し込む。彼とのやり取りはいつも楽しい。
夏の“HIBINO EXPO”の話をしていたら、彼にとっての日比野さんの思い出を期せずして聞くことになった。それは日比野さんらしいエピソードだった。
──岐阜出身の彼は、中学3年生の修学旅行で東京を訪ねる。この時同じ岐阜出身の日比野さんのお話しを聞くプログラムがあった。しかし日比野さんが渋滞にはまり、予定の時間に着がず、移動した先に日比野さんがお詫びの挨拶に来てくれた。そしてさらに後日、岐阜の学校を訪ねてくれて、巨大な壁画を描く公開制作付きの講演会を全校生徒にしてくれた。僕はそのとき芸大を知り、高校で進学先を決めるときに建築学科があることを知り進んだ。そうじゃなかったら関西方面の大学に行っていたと思うから、自分にとって大きなきっかけを与えてくれた一人なのです。──
そして彼は、今の事務所のボスである青木さんに、大学で講師として出会い、今日に至るわけだからなおさらそうなんだろうとガテン。
かなりしっかり時間をかけてアーキグラム展を見て、『建築的グラフィックはまだ彼らを超えられていない』と感想を残してアーキラボ展に向かった。
○芸術批評誌『REAR(リア)』 ・芸術・批評・ドキュメント 季刊2005号冬 No.9
特集は「愛知万博をアートで楽しむ」は、この春の名古屋エリアのアートシーン・チェックガイドに良い。イベントカレンダーの特別付録も付いて350円。
──季刊芸術批評誌『REAR』は、2002年秋に創刊された、主に中部地域の現代美術・音楽・舞台を対象とする批評・レビューのほか、地域に根ざした特集を展開している同人誌。
2005年03月11日
肌寒い1日
○今日の1点
雨のために霞む空
○日比野さんから企画内容のことで連絡があり、電話でやり取りをする。プランニング段階の第4コーナーを回りつつあることを痛感。これでゴールしたら、実施に向けた精査の段階に入る。その日も近い。
○「海洋堂の軌跡」展の刷りモノの各デザインが仕上がってくる。
2005年03月10日
時は流れる
○今日の1点
ヒビノスペシャルのスタッフが制作したカウントダウン日めくりの原稿。昨日が150日前だったから、今日は149日前。
○節目となる昨夜、打ち合わせを終えた食事の席にも忍び寄る150日カード。スタッフの涙ぐましい追い立てとお店の協力に感謝。
構想から実施プラン、その具体的段取りへの作業は細かくなっていく。そんな時にあることを我々は知りながら、ワインの酔いも手伝って、さらなる暴走、更なる夢想の世界に突入していく。助走となった夕食のテーブルで撮影。撮影:MORI TSUKASA
○写真のクレジットを入れてみた。それというのも、アーキグラムとアーキラボ展を紹介するイタリアのメール・ニュースに僕の写したシンポジ会場写真を貸したらクレジットを入れてもらえたからだ。カメラマンデビューした気分。
2005年03月09日
渋谷・品川
○今日の1点
お花を買いに寄ったお店で。
○2004年度芸術選奨が紙面に発表になっていて、美術として文部科学大臣新人賞を青木淳さんが受賞したことを知る。おめでとうございます。
○日比野さんと品川で合流し、品川区域の企業を2カ所廻り、展覧会関連の企画に関する打ち合わせを行う。共に好感触。このまま順調の話が育ち、いい形になると良いと願う。
2005年03月08日
TAP2004活動記録集
○今日の1点
「TAP2004活動記録集」の初稿が平のまま届く。全体の流れや調子を見るために余白をカットして仕上がり寸にしてページを整る作業で出た紙の山。
○本の体裁にならべページをめくりながら見ていくと、デザイン処理が効果として生きている箇所と死んでいる箇所が目に入ってくる。想定する全体の仕上がりテイストにより近づくようにマイナーチェンジをし、さらに可読性のためのデザインだけではなく、装飾的な華を添えるたのデザイン処理を思いつく。3月20日のTAPフォーラムの会場で配布可能となるはず。正直に言えば、この日を目指して進行中。事故がなければ間に合う予定。
切り出しは重要。全体が見えてくる。
○「海洋堂の軌跡」のデザインがやっと固まる。これであとは作り込み仕上げていく進行管理のできる段階となった。それでもでも急がないと!
○3月という年度末は何かと〆のための業務と、4月からの準備のための業務が重なる。
2005年03月07日
潮が引く感じ
○今日の1点
地震の被害で金魚が1匹になったので、1匹50円の金魚4匹を新たに迎え現在5匹。初お披露目。
○この時期は年度内に予算執行上の都合で刊行しないとならない報告書やらがあり、刊行物追い込みラッシュな日々となる。宿題とっていた原稿もその一つ。夜になって受理したとのメールが届く。
「TAP2004の活動報告書」の校正を芸術館に今日発送したとのメールもあった。
○「アーキグラム」の進行が責了校正の段階に入った。ぼちぼち手を離れて印刷会社の独壇場へとステージは移行する。良い本になると思う。一般書籍売りの本だから、配本後には、ぜひ手にとってご覧下さい。よろしくお願いします。
○次回クリテリオム出品作家のさわさんから展示プランが届く。機材サイズ・イメージを確認しながら、展示構成について協議を始められる段階に入る。ほぼ1ヶ月前となる。
○「海洋堂の軌跡」展広報物の動きが鈍い。あららら、、、、あれれれ。。。。
2005年03月06日
原稿執筆な1日
○今日の1点
2004年3月2日に撮影したセントラルビル。この後、日埜さんの手でリノベーションが施された。今年4月の水戸市主体のプロジェクト会場としてセカンドステージとして活用される。現在内装工事中。
○こぼせないギリギリ待ち状態の原稿を書く。今日中に必ずしないとならない事はこの1点。というわけで、部屋にこもり頑張って書き上げた。一晩寝かして明日入稿で無罪放免のハズ。先方の依頼主が及第点をくれることを願うのみ。ふー。
2005年03月05日
一見オフ〜な一日
○今日の1点
晴れ渡る。明日はまた雪とか。春が近づく。弘前城他各地の桜の名所のポスターがJR駅構内に貼るりだされるようになった。昨年体験した弘前城の満開の桜は衝撃的だった。余りにも凄く撮影を忘れたのが悔やまれる。
○予定がずれたり、変更になった今週。午後から自宅にて遅れを取り戻すために幾つか。本当にヤバイ納期の原稿を密かに抱えているのだが、もう爆弾炸裂間近。ロスタイムの域にある。これが行動の抑止力になっていて、予定を変更し自粛して在自宅。散歩日和の一日なんだけどな。自業自得。反省中。
2005年03月04日
ミラノ・サローネ
○今日の1点(ぼけ写真です。熱気を激写。じゃーないですね。すみません)
昭和40年会「40×40プロジェクト」を展開中の面々のよる、表参道ナディフでの「昭和40年会トークー『男(女)40歳、なにをなすべきか?』」の会場風景。パネリスト=会田誠、有馬純寿、小沢剛、土佐正道、パルコキノシタ、松陰浩之。ゲスト=塚本由晴(アトリエ・ワン)、片岡真美(森美術館)。
○予報通り雪。電車の遅延も予測できたので、通常より1時間早い移動の開始。出るハズの校正がデス、月曜日までずれこむ。海洋堂の広報物の進行が遅れていたのでそのために打ち合わせを急遽押し込んだけど、これで焦ることなく打ち合わせができるようになった。月曜にラフだしの約束で解決。今度は行けると思う。珍しく時間のかかったケースだ。1月5日に着手しているのだから。
ヒビノスペシャルからサンプルが届いているとの連絡が携帯メールに入る。主不在を承知で訪ね、スタッフの米津さんと今後の打ち合わせ。
「アーキグラム」のデザインオフィースに陣中見舞いに寄る。ナディフでの昭和40年会のイベントを覗く。
その後、日比野さんと合流し、深澤氏と展覧会「HIBINO HXPO 2005」の打ち合わせ。この呼び方は深澤氏からのもの。今後は、これを正式タイトルにする予定。今年4月14日から19日に開催されるミラノ・サローネで深澤氏大ブレーク!を予感させるお話しを聞く。そんな忙しい最中なのに、きっちり時間をとっていただき、展覧会にガツンと関わっていただけている。「面白い」と言っていただけているのが何より。次回、打ち合わせはサローネ本番イタリア入りする前に設定されるはず。そこから具体的実務に入る。2004年のサローネはこんな感じ。
2005年03月03日
さすがに眠い
○今日の1点
明後日新聞2005年2月号54号が届く。3月9日19時から2006年開催の「大地の芸術──次の一歩に向けて」の説明会がヒルサイドプラザであるとの情報。「閃きとド忘れは同じ」とあの日に仕入れたネタを社主・日比野さんが書いている。
65号までの発行が決定しいるそう。新聞30円+送料95円=125円。に回数分を賭けてFAX025−597−2378(あざみフォート内松代支局)かtomorrow@asatte.jpまで。
○9時30分くらいから小部屋で仮眠。こんな時に限ってお約束のように携帯に電話が入って10時過ぎに起こされる。あきらめて起きだし仕事に復帰。夕方まで本のことや他の調整をして帰宅。さすがに何もせず寝る。幸せ。
2005年03月02日
「久しぶり」なこと
○今日の1枚
「アーキグラム」展関連書籍のカラーページの校正が届く。あいだあいだに変形の『アーキグラム』が挿入される気分満載のデザイン。刊行間近。こうご期待。予約受け中!2940円
○移動の季節が近づき「ドキュメント2000」を一緒にした仲間からメールがはいった。活動記録として刊行した通称、銀本「社会とアートのえんむすび」もトランスアートからオンディマンドで再版されたし、何人かが新しい環境に身を転ずるという。集う名目に事欠かなくなってきたし、おめでたいはなしもあるし、久しぶりに集うことに速攻で決まる。問題は日程だ。幹事様塩梅よろしく。ペコリ。
○アーキグラムのカラーページの再校が全量届く。こちらはほぼ問題がない。しかし墨ページの進行が遅れている。まだ、1回転もしていないものある。赤字のキャッチボールを終えたものから、まだ、棒ゲラ(古い言葉かな)のままで、1回目の赤字が反映されていないページもある。さらにレイアウトが終わっていないページも。
あれれれ....、今日が本山かなと20時を廻ったころに思いはじめつつも、終電を気にしながら進めていた。しかし全くカタチになっていない手つかずに近いページがあることをはっきりと知り、腹をくくり夜な夜なお付き合いしないとならない日であることを悟る。
4日4時からの本紙・青焼きの出し戻し最終校正にモノが間に合わないことを避けるには、3日朝までにペ−ジを完成させ入校しないとならないのだ。
一端戻してから時間が経つ。いまだゲラはデザイナーのところで加工中。4時を廻ったところ。出はじめてから2回転はさせて入校しないと4日の最終が大変なことになる。編集・デザインチームの不眠不休の作業がカタチになるまでの間、お留守番の僕は2日分の日記を書きながら一人待っている。朝までを後半45分とすれば、4日はロスタイムのようなもの。できることは限られている。今日が頑張れる最後の日なのだ。そんなワケでピンチヒッターの僕は久しぶりの館での徹夜。
担当者が戻る4日4時、再びバトンを渡し返せば留守中の代打のお役は御免。そのためにも、全量キッチリ耳をそろえて出しておかないと....ね。
4時30分:お、届き始めた。ありゃ〜!まだ、訂正前のものが動いている。急ぎ戻す。
5時10分:夏場なら夜が明けるころ。外が暗いと焦らなくてすむ。待機中。しばらくして、動きがあってバタバタ。数時間前に予約したホテルもキャンセル。作業を続ける。
7時40分:一端、全て投げ返す。この後の動きの確認、連絡待ち。差し込む朝日が眩しい。
8時20分:10時再開として一端幕。なが〜い夜だったな。
2005年03月01日
スタイル考、ほか
○今日の1枚
朝、お豆腐屋さんでできたてホヤホヤの豆乳を買い、事務所で飲んでいる。1本140円。飲み忘れて置いておくと豆腐状になるほど濃い。今日もゴクゴク。200CCぐらいあるのかな。
○朝起きたときから「スタイル」の4文字が頭の中を巡っている。WEBで閲覧するように伝説のキュレーター、ハロルド・ゼーマン氏の足跡を読み、プロフィールを眺め、「現場」で「現場」を学びながらキュレーターとしての展覧会手法=スタイルを獲得していった軌跡を感じて昨夜床についたせいか、久方ぶりにタームとしての「スタイル」を考えている。
「スタイル」。この言葉を強い印象をもって数ヶ月前のテレビ番組で聞いた。声の主は、デザイナー深澤直人氏。彼を追いかけるドキュメント番組中でのセリフだった。「アメリカに渡り、なんでもデザイン出来る自分になったときに、改めて『自分のスタイルは何だ』と思うようになり、それを考えた」(うろ覚えだから、全く違った言葉で話していたかもしれないけれど、意味的にはこのようなことを確か口にしていたはず)。
僕がここで言う「スタイル」とは、個別の外観や形状のことではない。個別の外観や形状を与え、生み出す前段、その前提となる考え方・世界認識と、その人独自の方程式や思考回路といった見えざる漠としたものだ。でも雰囲気よりも確かにそこに、触れることができるほどに鮮明にそこにある。だけどもその人だけのものとして存在するものだ。
今や深澤直人氏には秘密の方程式(オリジナルな思考回路なんだろうけど)があって、そこに情報をいれると、大きなものから小さなものまで、あるべき解=イメージがポンと出てくるような印象を与える。そんな気がしたから8月の日比野克彦展で、「日比野克彦の読み解」をお願いした。4月のミラノ・ローネの準備のために「向こうにいる間に、考えてくる」の言葉にワクワクし、それを聞く打ち合わせの日程が近づいていることもあったのだろう。
一流人はスタイルをもつ。いや、独自のスタイルをもつことで一流人なりの力のある仕事を継続に展開できるのだとおもう。
8月に開催する日比野展「一人万博」において、「万博」のパートではスタイルを持つ人=実力のある人=なにをどう出してくるのか分からないけど確実になにかをだしてくれるだろうと期待できる人達に関わってもらい、スタイル×スタイルの万博的祝祭が立ち現れることを期待し、それぞれのジャンルの一流人にお願いしはじめている。「万博」をそのような方向性でイメージすることでの魅力と可能性に僕も日比野さんも気づきはじめ、今、その整備=依頼をしている最中なのだ。
「万博」は動でありチームとすれば、もう一方の「一人」は静であり日比野さんのことだ。そこで、あえて『二代目・日比野克彦・襲名披露展』なる仕立てをイメージし、現時点の仕事を発表する。それに対し「初代」の手がけた1980年代の伝説となっている”段ボール作品”をモニュメントとして並列に展示する。そんな「初代・日比野VS二代目・日比野」の火花散る会場のイメージを僕は思い描いてしまい、かなり今気に入っている。これも20歳台の日比野と40歳台の日比野の「スタイル」の競演の祝祭だ。
このように、8月の「EXPO HIBINO」展には多くのすばらしい「スタイル」の持ち主の参画を願い、豪華な祝祭として展開することで、大切な何かを伝えることができたらすばらしいと思っている。そんな現場を組み上げて素敵にマネジメントする自分をイメージしながら、「現場」のまっただ中にいる。
○ネットTAMが更新されて「リレーコラム」に熊倉さんが管理者指定制度について寄稿している。
○TAP(取手アートプロジェクトのTAPフォーラムVol.2「アートがまちにできること」(3月20日13:00から16:10)のチラシが届く。TAPではTAP塾生2期2005年生の募集を始めた。