服部浩之: 2009年12月アーカイブ

引き続き12月の回想録です。

12/26 MACの年末企画Re-Fort PROJECT vol.5公開合宿スタート!Re-Fort のメンバーである下道基行、中崎透、山城大督らが各地より青森に集結。残念ながら会田大也くんは仕事の都合で参加できずでした。Re-Fort PROJECT vol.5のメンバーは北から青森、水戸、大垣、大阪、山口とそれぞれ拠点がバラバラで、こういう機会を設けないとなかなか集まって作業や議論をすることができないため、今回は合宿でガツンとこの先のことを決定し作業もすすめてしまおうということで青森に集合しました。
これは真夏の山口で下道基行をリーダーに実施したプロジェクトをさらに発展させるための合宿です。Re-Fortの詳細は過去の会田くんのログを見ていただければよくわかるかと思います。
Re-Fort 5では結果的に11台のマルチモニターによる映像インスタレーションとして作品を公開したのですが、今回の合宿ではこの映像を1本にまとめてDVD化を実現するために青森に集結しました。前回は9月に大阪で合宿をして役割分担を決めスケジュールを立て、それに沿って今回の青森MAC合宿で一気にプロジェクトを推進しようという流れになっています。
さらにこの青森合宿にはもうひとつの目的もあります。今回のRe-Fort PROJECT vol.5にはNadegata Instant Partyの中崎透と山城大督もメンバーに入っており、来年度ACACの企画に参加する予定の彼らの現地下見と地元へのプレゼンテーションの機会を設け、来年への下地を固めることも大きなテ要素となっています。
まずは夜6時より空間実験室をお借りして、プレゼン第1弾。地元で作家活動をしている人やマネジメントなどをしている若い人、あるいは空間実験室の参加者などが主な対象です。ナデガタのこれまでのプロジェクトを結成時から丁寧に紹介。そして来年の青森でのプロジェクトの企画案の発表!30分でという話だったのに、結局2時間の大プレゼントとなりました。見ている人もみんないい集中力で実りある会になったと思います。ちなみにこのプレゼンの模様はUSTREAMでライブ中継されました。そしてその後はRe-Fortの会議も実施。

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こんにちは。
12月のオープン以来おかげさまでMidori Art Center (MAC)は来客も多く超大忙しです。ついでにACACの仕事の方もかなり予定が詰まっていて、なかなか大変です。ここ最近ほんとうにびっくりするほど忙しくて、まったくブログのアップができていませんでした。申し訳ないです。
ついに大晦日になってしまって、僕は今名古屋にいます。なんとか年内にひとつは記事をアップしたいと思っていたので、今年の締めということでMACオープン直前からの12月の3週間程度を日記的に回想してみます。

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12/11 青森県立美術館と十和田市現代美術館にてラブラブショーというグループ展の内覧会に
ACACのレジデンスアーティストともに参加しました。 アーティス トとアーティストが出会う、アーティストと建築が出会う、美術館と美術館が出会うetc.て感じの現代美術展です。新作も結構あります。どの展示も非常に ゆったりした空間が与えられており、なかなかいい展覧会でした。ただ、コラボレーションとしてガッツリ新作を制作したのは奥村雄樹×曽我部恵一のチームの みという印象です。多くのカップリングでは、既に片方の作家が存命していなかったりで、どちらかというと作家から作家へのオマージュ的なものが多かったで す。例えば、松村泰三さんの立石大河亞さんに対するものだったり、伊藤隆介さんの岡崎京子さんに対するものだったり。あるいは菊池敦己さんと斎藤義重さん のように、ある作家の要素をもう一人の作家が抽出して読み込んで、それを再構築したりというものもありました。
爽快さと粘着性を兼ね備えた奥村×曽我部さんの作品、伊藤隆介さんが拡張したミニチュア空間、そして桑原弘明さんの小さな箱の中の精妙でリアルな光などが、個人的には印象に残っています。
まだ十和田の方は行ってないけど、素敵な展覧会でお勧めです。是非冬の青森へ見に来てください。

091211lovelove.jpg↑ラブラブショーです。



12月13日の日曜日についにMidori Art Center @ホテル山上がついにオープンしました!
青森に来て3ヶ月ですが、なんとかかんとかスペースをオープン。まあ今後どのような展開をしていくのかはかなり未定ですが、とりあえず人が溜まれる場であり刺激的なプロジェクトを展開していく場として機能していけばと思っています。

当日の様子はというと。。。
まずは18:00より狩野哲郎展がスタート。狩野くんの希望により急遽ご近所の老舗オルタナティブスペース『空間実験室』もお借りして2会場同時開催の展覧会となりました。
MACではより生の空間として生成変化していくインスタレーションが、空間実験室では彼のドローイングや写真作品を中心にしたインスタレーションが展開されています。場所の文脈を読み込んで作品を組立てていく狩野くんらしい、それぞれのスペースの特性を生かした素敵な展覧会となっています。また、歩いて3分足らずの2つのスペースをネットワーク化して現代美術展を実施することは、まちにより浸透していくという意味でもいい契機になると思います。

091212mac_kanban.jpg↑看板は中崎透作。相変わらず素敵な脱力感と絶妙なとんがり感が拮抗しています。

091216weeds.jpg↑展示室奥の中空に芽吹いたちゃぼのおしょくじ。

以下今回の展覧会に向けたテキストです。


狩野哲郎が青森にやってきてMidori Art Center (MAC) @ホテル山上がスタートすることについて

2週間くらい前に横浜で狩野くんの最新作を見た。黄金町の高架下にある洒落たスタジオでの展覧会だ。相変わらずホワイトキューブではない特色のある場所を、よく観察し租借して読み込んだ素敵な空間になっていた。そういえば、山口でも情緒ある日本家屋に対してとても軽快に彼の世界を貫入させていた。
彼は性格の強い場所に対してとても敏感に反応し、そこに自分の庭を非常に巧みに生成するのだ。

そんなことを考えつつ、だったら逆に今回は極めて平凡な場所に彼がどんな化学反応を与えるか見てみたいと思い、単なる白い壁と屋根で囲まれた場所を用意してみようと思いたった。そして平凡とはいえ、微妙な色彩のフロア、青いタイル貼りの段差のある奥、いびつに浮遊する棚などがある無性格ではない小さな空間をつくった。
この平凡な場所と狩野くんがどんな対話をし、どんな風景を生成していくのだろう?

そんな経緯でMACプロジェクトスペースはスタートした。

狩野くんの目線の高さがえらく変化しているという事実、あるいはもしもチャボの目でこの空間を体験したら世界はどのようにみえるのだろうかという疑問

彼のこれまでの作品を振り返ると、植物を芽吹かせたり、チャボを登場させたりと、いつも非常に低い位置にその視線が向けられており、その地面との距離感は通常の僕らの視線の高さとは明らかに異なっていることに気付く。

彼は山口でも横浜でも、チャボと植物とホームセンターなどで入手できる素材を用いてインスタレーションを構成してきた。今回も登用された素材はほとんど山口から横浜を経由して青森に届いたもので、見慣れた素材ばかりであり、目新しいものはほとんどない。もちろん、青森でみつけたものも多数あるが、空間構成に対するものの扱いはほとんど変わっていない。
ただ今回圧倒的に変化したのは、その視線の幅が一気に増幅されたことだ。もっと言うと、インスタレーション全体を眺めたときに、中心となる(あるいはもっとも注目されるポイントの)視線のレベルが上昇したことだ。つまり、中空に浮遊する円盤に盛られた雑穀のえさの山、天井から吊られた種や殻など、これまで主に地面に直接配置されていたものたちの多くが中空に(それもちょっとこれまでより高い位置に)浮かんでいるのだ。人間の目線で見るとわりと自然な高さに引き戻されたように見えるが、これをチャボの視線の高さに置き換えてみると、格段に上空へと世界が拡張されている。

実はここには人間の通常のスケール感では見えてこない、もっと小さな存在にとってのちょっとした冒険の空間がある。
放たれたチャボの目線になって回遊してみると、そこには家からのびるスロープ、色彩豊かな結界、巨大な階段、テーブルのうえのまち、そして中空に浮かぶガラス器上に芽吹いた食事などが見えてくる。これまで彼はものの価値や見方をちょっとだけずらして活用し空間を形成したきたのだが、今回は加えて目線をずらし、それに呼応してものの扱いも、もう一段階ずらしてみせた。

狩野くん自身はチャボを投入したことについて、「作品に対して予期出来ない行動を仕掛けてくる極めて客観的な他者という存在を介入させてみた」と言いつつ、その一方で、その他者としてのチャボの目線で眺めることができる世界を構築しているという不思議な両義性を持たせていることが非常に面白い。矛盾というわけではないけれど、明解に一面には回収できない複数性が存在している。

それにしても、チャボが中空に浮かぶ食事の山をついばむことはあるのだろうか。あるいはまったく無関心で彷徨い続けるだけなのだろうか?

とりあえずは、ゆっくりと作品の変化を見守っていきたいと思う。

Midori Art Center (MAC)主宰 服部浩之

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展覧会の様子はこんな感じです。

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↑MACでのインスタレーション。チャボは中空のお食事をいつか食べるのでしょうか?今のところはリンゴがお気に入りのようです。きれいに配置されたリンゴを容赦なくついばんでいきます。

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091213kuukan2.jpg↑こちらが空間実験室です。わりと広いフロアを用いてドローイングをメインに展示。インスタレーションに用いているものの多くは空間実験室のあちこちから引っ張って来てものたち。たった一晩でこのインスタレーションを完成させたのには驚嘆でした。

091213hamara.jpg国際芸術センター青森(ACAC)館長の浜田さんも展覧会&オープニング宴会に参加してくれました!

091213artscape.jpg↑驚いたことにartscape編集部からオープンのお祝いのお花をいただきました。担当のSさん、みなさんありがとうございます。

091213mac_kanban2.jpg↑MAC看板の反対面です。中崎くんありがとう!

091213yamagami_dinner.jpg↑オープニングパーティならぬオープニング宴会は約40名近い方にご参加いただき大盛況となりました。ご参加いただいたみなさんありがとうございます。ちなみにここはホテル山上の宴会場です。山上家の皆様、美味しいご飯をありがとうございます。

091211kano_chabo.jpg↑狩野くんとチャボ。お疲れまさでした!素敵な展覧会と空間をありがとうございます。

とりあえずは無事にMAC青森をスタートさせることが出来てほっとしています。みなさま今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ちなみに制作の様子や日々のMACの状況はMAC blogでご覧いただけます。
MAC blog >> http://aomorimac.exblog.jp/

こんにちは。
最近は竹久さんの間髪入れないブログアップにかなり圧倒され、内心では相当焦っています(汗)。僕もがんばらなきゃ。

ここ最近昼間はわりと仕事が色々あって、夜はMACのオープンに向けた様々な作業をしたりと、なんだか慌ただしいです。ちなみに青森で展開中のMACはホテル山上にプロジェクトスペースが、そしてそこから徒歩20分程度の場所にレジデンスという名の我が家があり、現在レジデンスのほうはちょっとした合宿所状態です。
というのは、狩野哲郎さんが滞在しているだけでなく、ほかにも12月12日から青森県立美術館と十和田市現代美術館ではじまるラブラブショーという展覧会に参加するアーティストも滞在中で、わりと夜中まで大学の研究室的な状態でみんなが作業していて、寝室には布団がざあっと並べてられており、夜中はプリンターの規則正しい音が響き渡り、見た目は普通のお宅だけど実態はほんと研究室合宿って感じです。

まあそれはいいとして、たまには本業のacacでの仕事のことも書いてみようかなと思います。acacではアーティスト・イン・レジデンスを中心に、原則的に今生きていて実践的に活動しているアーティストを招いて、滞在制作をベースに展覧会や教育普及事業などを実施しています。そして現在ぼくは来年の1〜3月に実施するプログラムの企画制作を担当しています。
余談ですが青森の冬は本当に雪深いらしく1メートル以上普通に積もるそうです。寒さ的にも既にチャリ通勤は限界で、最近は車通勤です。そんな状況なので1〜3月の真冬はみんな外出を控えるようになり、まちはかなり静かだそうです。そういう真冬を逆に能動的に楽しめたら充実するだろうなと思い、この冬はワークショップなど、積極的に参加することや何かアクションを起こすことにより、芸術を探求出来るプログラムを組んでみようと思い、計画を進めています。

そのテーマはズバリ『空間知覚』!
acacは安藤忠雄さんによる力強いけれど心地よい、まわりの自然環境とも共生するような建築と美しいランドスケープがあるので、それらを最大限に活用して、アクティブに動いて身体的経験として直接的に参加する人にも講師となるアーティストにも手応えを獲得してもらいたいと思い、『空間知覚』というテーマを設定してみました。参加者には様々なジャンルのワークショップを通してより直接的経験として空間を実感してもらいたいと思っています。
また、acacだけでなく街中のスペースを用いたアウトリーチ型のプログラムも展開します。僕自身が青森にきてたったの3ヶ月なので、アウトリーチを通して青森という街や人を知っていければいいかなと思っています。

今のところワークショップは計5名の異なったジャンルのアーティストにお願いしていて、一ヶ月間の長期スパンのものから、1日完結のものまであります。またワークショップから展覧会へと発展させるものや、ワークショップを経て公演に至るものまで、その形態は様々です。

単純に参加者が楽しい一日を過ごして終わりというのはなんだかもったいないと思うし、それだけではなく参加する人にはなにか確実に得て帰ってもらいたいし、アーティストにもワークショップを作品につなげたり、その先の活動のきっかけにしたりと、新たな展開の端緒になってほしいと思っています。なので、なにかの技術を伝えるとか、みんなでこんなもの作りましたいうのではなく、むしろお互いの関係性だったり、それぞれを直視することだったりと、何か自身を客観的に発見することが出来るといいなと思います。

ということで以下具体的なプログラムです。詳細はこれから徐々に詰めていきますが、とりあえずはラインナップです。皆様のご参加とアドバイスなをお待ちしております。

冬の芸術講座《空間知覚》

【01.銅版画・豆本制作】

『小さな空間』
講師:関典子(弘前)
1月9日(土)-1月10日(日)10:00-15:00@ワークショップスタジオ

【02.絵画】
『くうそうかいぼうがく(青森編)』
講師:奥村雄樹(東京)

[ワークショップ]2010年1月16日(土)13:30-15:00@空間実験室
[レクチャー]2010年1月16日(土)15:30-16:30@空間実験室
[展覧会]2010年1月19日(火)‐2月14日(日)@ギャラリーB


【03.身体表現(ダンス・パフォーマンス)】
『ビデオ・ダンス・ワークショップ』
講師:ショーネッド・ヒューズ(ロンドン)

[ワークショップ]2010年1月10日(日)、11日(月)、23日(土)、24日(日)10:00‐15:00@ギャラリーA
[ワークショップ発表会]2010年1月30日(土)14:00‐16:00@ギャラリーA

【04.建築】
『Symmetric Arrangement of Time and Space/時間と空間の対称的配置』 
講師:assistant (東京)

[ワークショップ]2010年2月14日(日)13:00-16:00@創作棟ワークショップスタジオ(予定)

【音楽/工作/インスタレーション】
『空間の法則/現象の方程式』
講師:梅田哲也(大阪)

[ワークショップ]2010年3月6日(土)、7日(日)13:00-16:00@ギャラリーA
[展覧会]2010年3月9日(火)-3月28日(日)10:00-18:00@ギャラリーA

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091210assistant.jpg↑本日はassistantのふたりが2月のワークショップのためにacacの下見に来てくれました。ワークショップ会場と概要も決まり面白くなりそうです。


そしてMACはというと。。。
091207mac.jpg↑もとacacのキュレーターの真武さんが展示の様子を見に来てくれました。ちなみにこれは12月7日の様子で、現在は作品はまったく異なる様相を呈しています。その様子は13日のオープニング後に公開します。ご期待ください!


『空間知覚』のリーフレットです。(B5二つ折 / 4P)
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こんにちは。そろそろ青森での僕自身の活動を報告しようと思います。
青森に来て約3ヶ月弱。そろそろゆるりとまちに浸食していこうかなと考え、小さなプロジェクトスペースをスタートすることにしました。プロジェクトスペースというのは具体的な活動内容などは確定しないで、流動的にやりたいことがあるときにやりたいことをやるための拠点という程度で、現在のところ特に具体的な活動内容などは詰めていません。ただ、青森に来てくれる友人やアーティストにとって、アクセス的に便利で自由に泊まれて溜まれる場所というのは主目的のひとつです。また、スペースを運営すること自体が目的となり、そのためにお金や労力を割くのはあまりしたくないので、基本的にローコストで維持出来て、小回りが効く場所というのを考えています。

ということで、2回目の投稿でご紹介したホテル山上の店舗スペースを利用することにしました。ここなら青森駅にも近いし、上階はホテルなので宿泊にも便利だし、美味しいご飯のオーダーも可能という上記条件をクリアし、メリットも満載です。

まずは青森にやってくる友人を招いてプロジェクトをいくつか実施することにしました。スペース名は山口のMaemachi Art Ceter (MAC)と連携することも踏まえてMidori Art Center (MAC)という名称に決定しました。ちなみにMidoriは僕の自宅(レジデンススペース)の所在地である青森市緑に掛けています。ふざけているようですが、一応本気です。元々「アートセンター」っていう言葉がほとんどパロディとして登用されたようなものなので、そのスタンスは継承しようかと思います。

第1弾はこの11月末まで横浜の黄金町で浅井裕介さんと二人展を開催していた狩野哲郎さん。偶然青森県弘前市出身の彼のお母さんが12月に弘前で実施する展覧会を手伝うために来青するということだったので、それならMACで滞在制作で少しずつ変化していく展覧会をつくっていこうという話になりました。以下MAC blogより。



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2009年12月青森駅から10分程度の青森市古川3丁目にMidori Art Center (MAC)がオープンします。来青するアーティスト御用達の"ホテル山上"に寄生するかたちの20㎡程度の小さなスペースです。どんなスペースになるかはこれから徐々に考えていきます。
以下ちょっとした宣言です。

MACは基本はゆるりとまちや生活を楽しむための場所。
そして面白い人と遊びつつ、刺激的なプロジェクトを推進する場所。
でも、いわゆるギャラリーではありません。
作品や商品の販売をするかもしれないし、図書館のように本を貸し出すかもしれない。
どんなスペースになるのかまだ未定だけど、とりあえずは信頼出来る友人を招いて厳かにスタートしてみようと思う。
ということで12月13日よりMidori Art Center (MAC)始動!

Midori Art Center主宰;服部浩之


狩野哲郎滞在制作展
「自然の設計 / Naturplan、中空の山登り」

種を蒔き植物を芽吹かせ、一羽のチャボ(小型の鶏)とともに空間を生成し、変奏を見守るプロジェクト。
kano_yama.jpg↑ドローイング『自然の設計―中空の山』画用紙に色鉛筆 2009 297×210mm(青森のためのプラン)より

kano_DMs.pdf
↑展覧会のDMをダウンロードいただけます。(PDF/1.8MB)


滞在期間;12/1(Tue) - 12/27(Sun), 2009 くらい
展覧会;12/13 (Sun) , 2009 - 1/31(Sun), 2010 金土日の14:00-19:00
*事前にご連絡いただければ月〜木も対応可能
オープニングパーティ;12/13 (Sun) ,2009  18:00 - 21:00くらい

企画:服部浩之 / Hiroyuki HATTORI
主催:Midori Art Center (MAC)
共催:Maemachi Art Center (MAC)
協力:ホテル山上

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