九州から青森に戻る途中で、用事があって東京に2日ほど滞在していました。そして空いた時間で横浜の黄金スタジオに行ってきました。黄金町の一帯は以前は非常に治安の悪かった場所で、現在でも常に警察官が立っていたりするんですが、ここ数年で急速に変化していて、様々な文化的スポットが京浜急行の高架下を中心に展開されてきています。僕が訪問した黄金スタジオも、そんな高架下にあるスペースです。設計は神奈川大学曽我部昌史研究室+マチデザインになります。黄金町や黄金スタジオいついてはみかんぐみの曽我部さんのブログや黄金町エリアマネジメントセンターのウェブサイトで詳しく紹介されているので、そちらをご参照ください。
曽我部さんのブログ
http://artgene.blog.ocn.ne.jp/sogabe/2009/01/post_cd72.html
黄金町エリアマネジメントセンターのウェブサイト
http://www.koganecho.net/
↑「ジカンノハナ」展の会場。
曽我部さんのブログ
http://artgene.blog.ocn.ne.jp/sogabe/2009/01/post_cd72.html
黄金町エリアマネジメントセンターのウェブサイト
http://www.koganecho.net/
↑「ジカンノハナ」展の会場。
もう展覧会もスタートしたことだし、僕は訪問当日の様子を簡単にレポートします。お昼頃に到着するとちょうど作家二人も登場したところでした。浅井くんは
ボランティアさんと作業に入り、マスキングテープにマジックでドローイングを描き天井に設置していきます。企画者の田多さんはデスクで事務作業に没頭中。
そして狩野くんは散歩がてらこの界隈を案内してくれました。
BankArt桜荘に、横浜国際映像祭のサテライト展示、黄金町エリアマネジメントセンターと狩野くんたちのレジデンスとなっている初音スタジオなどを一通り巡って、カフェユニットLPACKさんのお店LCAMPで昼食をとって、黄金スタジオに戻り制作の様子を拝見。
↑BankArt桜荘。ここにも足下に浅井さんの作品が。
↑初音スタジオのLCAMPさんと、狩野くんたちのレジデンススペース。
↑黄金町エリアマネジメントセンター
↑こんなサテライト展示もありました。
実は偶然僕は展覧会が大きく展開するタイミングに立ち会えました。浅井くんと狩野くんは隣り合う部屋でそれぞれ展示をするのですが、相互に行き来したり浸食したり出来るように二人の部屋を仕切る壁板の一部を取り去ってしまったのです!壁を取る前までは、それぞれ完全に別室での個展という感じが強かったのですが、 一部だけでも連結された瞬間に空間の雰囲気ががらりと変わり、いやでもお互い相手の作品を意識しながらつくるという展開になり、すごくいいアクションだったなと思います。二人展としての意味もより強化されたのではないでしょうか。
とにかくこの日のこのアクションが、その後に影響を与えたことは間違いないと思うので、ここからの変化と完成後の作品がとても楽しみです。
ちなみに狩野さんは山口で取り入れたチャボをここでも導入。山口では借りたチャボだったのですが、ついに購入してこれから一緒に暮らしていくことを決意したようです。
↑天井に描く浅井さん。
↑ボランティアさんが作品の制作をヘルプしてくれてます。
↑狩野さんのニューチャボです。まだ名前はないのかな?
↑山口でも利用していた素材たちを今回横浜でまた違ったかたちで構成しているようです。
↑抜いた壁越しに対話をするふたり。なんかこの写真が今後の展開を色々象徴している気がします。制作現場って、こういう些細だけど劇的な転換の瞬間に立ち会えるのが面白いですよね。ある種の飛躍というか。
そういえばこの黄金スタジオには試聴室その2というカフェも入居されているのですが、こちらのカフェもまたいい感じのスペースで、ライブなどのイベントを頻繁に実施されているそうです。試聴室は代々木上原に本店があって、8月31日まで狩野くんの個展を開催していました。実はそのレポートを過去にある程度書いていたのですがアップ出来ていなかったので、せっかくなのでこの投稿に掛けて続いてアップしちゃおうと思います。
↑試聴室その2です。奥に見えるのが「ジカンノハナ」展の会場になります。
「ジカンノハナ」展は11月28日まで開催しています。横浜にお出かけの際は是非立ち寄ってみてください。
BankArt桜荘に、横浜国際映像祭のサテライト展示、黄金町エリアマネジメントセンターと狩野くんたちのレジデンスとなっている初音スタジオなどを一通り巡って、カフェユニットLPACKさんのお店LCAMPで昼食をとって、黄金スタジオに戻り制作の様子を拝見。
↑BankArt桜荘。ここにも足下に浅井さんの作品が。
↑初音スタジオのLCAMPさんと、狩野くんたちのレジデンススペース。
↑黄金町エリアマネジメントセンター
↑こんなサテライト展示もありました。
実は偶然僕は展覧会が大きく展開するタイミングに立ち会えました。浅井くんと狩野くんは隣り合う部屋でそれぞれ展示をするのですが、相互に行き来したり浸食したり出来るように二人の部屋を仕切る壁板の一部を取り去ってしまったのです!壁を取る前までは、それぞれ完全に別室での個展という感じが強かったのですが、 一部だけでも連結された瞬間に空間の雰囲気ががらりと変わり、いやでもお互い相手の作品を意識しながらつくるという展開になり、すごくいいアクションだったなと思います。二人展としての意味もより強化されたのではないでしょうか。
とにかくこの日のこのアクションが、その後に影響を与えたことは間違いないと思うので、ここからの変化と完成後の作品がとても楽しみです。
ちなみに狩野さんは山口で取り入れたチャボをここでも導入。山口では借りたチャボだったのですが、ついに購入してこれから一緒に暮らしていくことを決意したようです。
↑天井に描く浅井さん。
↑ボランティアさんが作品の制作をヘルプしてくれてます。
↑狩野さんのニューチャボです。まだ名前はないのかな?
↑山口でも利用していた素材たちを今回横浜でまた違ったかたちで構成しているようです。
↑抜いた壁越しに対話をするふたり。なんかこの写真が今後の展開を色々象徴している気がします。制作現場って、こういう些細だけど劇的な転換の瞬間に立ち会えるのが面白いですよね。ある種の飛躍というか。
そういえばこの黄金スタジオには試聴室その2というカフェも入居されているのですが、こちらのカフェもまたいい感じのスペースで、ライブなどのイベントを頻繁に実施されているそうです。試聴室は代々木上原に本店があって、8月31日まで狩野くんの個展を開催していました。実はそのレポートを過去にある程度書いていたのですがアップ出来ていなかったので、せっかくなのでこの投稿に掛けて続いてアップしちゃおうと思います。
↑試聴室その2です。奥に見えるのが「ジカンノハナ」展の会場になります。
「ジカンノハナ」展は11月28日まで開催しています。横浜にお出かけの際は是非立ち寄ってみてください。