内容:
Rollでは2021年から「広島」をテーマにした展覧会を8月に開催してきました。広島出身の河村康輔が同郷の藤木洋介が主宰するRollで新作を展示、販売するという本企画も今年で4回目となります。長年にわたって制作を続けていく中で、経験数や技術量によって作品の質は上がっていき、作品にさらなる魅力を与えていることは明白な事実ですが、その一方で、失ってしまうあの純度、もう二度と再現し得ないあの美しさ、あの即興性、あの一回性、あの解放、あの解体……。本展では、今一度自身の原点へと回帰し制作した新作に加え、新たな手法として実験的に取り入れたマシーンメイドによる新作を展示、販売します。

1945年8月6日午前8時15分に広島に原子爆弾が投下されてから81年が経ちました。未だ世界では戦争が絶えず、人は人を殺し、自然をも破壊し続けています。もう一つの被爆地でもある長崎、そして今年で返還54年を迎えた沖縄。平和という精神を絶対に失わず、私たちはアートという表現を通して平和の尊さを未来に繋げていきたいと考えています。

*本展の売上金の一部を平和、反戦、核兵器禁止のための活動をしている団体に寄付します。

協力: 村上貴紀


プロフィール:
河村康輔(かわむら・こうすけ)
1979年広島生まれ、東京在住。コラージュアーティスト、アートディレクター、グラフィックデザイナー。多数のアパレルブランドにグラフィックを提供する傍ら、ライブ、イベント等のフライヤー、DVD・CDのジャケット、書籍の装丁、広告等のデザイン、ディレクションを手掛ける。ジャンルを横断したコラボレーション多数。国内外の様々な美術館やギャラリー等で個展やグループ展を開催。2022年、UNIQLO「UT」クリエイティブ・ディレクターに就任。