村田真/原久子 |
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5/25 |
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中沢研展
5/8〜27 ギャラリー58[東京] |
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ギャラリーの中央に針金を縦横に張りめぐらせている。といってもきっちり几帳面に、というわけでなく、人ひとりが通れるくらい隙間のあいたラフな感じで。どこかすっとぼけている。
[5月25日(木) 村田真] |
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青木野枝
5/15〜6/3 ギャラリー21+葉[東京] |
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直径2〜5センチほどに溶断した鉄をつなぎあわせてホウキみたいなかたちにしたものを床に立てている。あらゆる形態を、やり残したものはないかたしかめながらひとつづつ試しているような、そんな執念すら感じさせる今日このごろです。
[5月25日(木) 村田真] |
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松山賢個展
5/15〜6/3 ギャラリー手[東京] |
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血管の浮き出た太股にファンシーな下着、ポーカーフェイスのおとぼけフェレットみたいな松山賢のエロいキャラが勢ぞろい。いいなあ、ほしいなあ。
[5月25日(木) 村田真] |
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木村みちか展
5/22〜27 ギャラリー山口[東京] |
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正統派の抽象というか、大らかなブラッシュストロークでグイグイ塗りたくっている。あまり画面の端を気にせずオールオーバ?に描いているように見えながら、全体として破綻がない。かなりの力量と見た。問題があるとすれば、このような「正しい抽象絵画」があまり見向きされないいまの時代だ。
[5月25日(木) 村田真] |
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小出ナオキ展──Marriage
5/25〜6/17 小山登美夫ギャラリー[東京] |
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花嫁、花婿姿のポップな人形とその写真。本人も昨年結婚したそうで、だからタイトルも「Marriage」。
[5月25日(木) 村田真] |
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荒木経惟「色淫女」
5/25〜6〜17 タカイシイギャラリー[東京] |
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モノクロームのエロ写真9枚をつなぎあわせた上に、ゴジラや富士山を極彩色でペイントした作品20点。いってみればダブルイメージなのだが、ぼくの目は困ったことにカラーのイメージを素通りして、白黒のヌードにどうしても焦点が合ってしまうのだ。
[5月25日(木) 村田真] |
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米田知子 モノクロームの仕事1996〜2003
5/9〜27 シュウゴアーツ[東京] |
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靴の脱ぎ捨てられた階段や窓辺に置かれたイーゼル絵画といった、いわくあるげな無人の室内を撮った「トポグラフィカル・アナロジー」シリーズと、フロイトやル・コルビュジエらの使っていた眼鏡を通して、その人と関係の深い文章を撮影した「見えるものと見えないものの間」シリーズの展示。2〜3点ノドから手が出そうになったが、かろうじて踏み止まった。
[5月25日(木) 村田真] |
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高松次郎 影のドローイング
5/25〜7/15 ミヤケファインアート[東京] |
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《影》シリーズ数点に、そのドローイング10数点の展示。おもしろいのは、60年代に制作された《影》でも、そのドローイングは80年代に描かれたりしていること。別にズルしているわけではなく、そういう性格だったんだそうだ。それにしても影というのは、プリニウスの『博物誌』を持ち出すまでもなく絵画の原点。昨年の横浜トリエンナーレを機にもっと再考されてもいい。
[5月25日(木) 村田真] |
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