小吹隆文/福住廉 |
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6/15-6/19 |
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小さな骨 動物園展
6/1〜8/19 INAXギャラリー1[東京] |
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動物の骨を見せる展覧会。キリンやフラミンゴ、亀、魚にいたるまで大小さまざまな骨組みを通覧できる。かつての「人体の不思議展」ほどのインパクトは見られなかったけれど、それにしても骨と骨が組み合わされた造形美には一見の価値がある。
[6月15日(木) 福住廉] |
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塩保朋子 ブレッシング・ウォール
6/1/〜29 INAXギャラリー2[東京] |
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長大なトレーシングペーパーから無限連鎖的な流紋を切り抜いたインスタレーション。微細な文様を切り出す超絶技巧系の作品であるため目眩を催すけれど、床に落ちた文様の影とのあいだに立つと気分が落ちつくから不思議だ。
[6月15日(木) 福住廉] |
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畠山浩史写真展『日々刻まれるもの語り』
6/15〜25 ギャラリーVie[兵庫] |
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ここ2、3年に撮った作品からの抜粋と、約15冊の作品ファイルを出品していた。写っているのは友人、知人、何気ない日々の風景など。店舗から依頼で撮ったシリーズもある。どの作品も親密な空気に満ちており、人々の表情が素晴らしい。作者の人柄が素直に滲み出ているのだろう。日頃小難しい主張や表現を見ることが多いせいか、こういうストレートにハッピーな作品が無性に愛しく感じられる。
[6月18日(日) 小吹隆文] |
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林茂樹展 New Type Ceramics
6/17〜7/23 ギャラリー夢創館[兵庫] |
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『竹取物語』をSF的に翻案した2種類の陶オブジェ。《Q.P.》は赤ん坊がパワードスーツを装着した姿、《KAGUYA-System》は、赤ん坊を乗せた棺のようなロケットだ。両作品は、月から地球へ行くための乗り物と、地上でサバイバルするための道具という設定で、物語の背景まで綿密に考証されている。曖昧さの無い造形、量産品さながらの精度の高さ、圧倒的に美しい白色、さまざまな面で、一般的な陶オブジェの範疇を超えた魅力が感じられた。
[6月18日(日) 小吹隆文] |
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水上雅章作品展 "Foolish Bombers"
6/19〜24 信濃橋画廊[大阪] |
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大量破壊兵器であるミサイルの存在とその愚かさを、笑いのオブラートに包ん で見せてくれる水上雅章。野球帽をかぶった10個の木製ミサイルはすべて実物 と同サイズ。全員「フーリッシュ・ボンバーズ」というチームのメンバーで、 選手名鑑(画廊内で配布されている)では出身国と性能を誇らしげに自慢して いる。ブラックジョークに満ちたプレゼンは、もっともらしい説教より何倍も 説得力があった。
[6月19日(月) 小吹隆文] |
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