村田真/原久子 |
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4/3-4/8 |
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アンリ・カルティエ=ブレッソン展
3/11〜4/16 サントリーミュージアム天保山[大阪] |
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大阪芸術大学の所蔵品であるブレッソンの写真が並ぶ。量、質ともに満足できる展覧会。
[4月3日(月) 原久子] |
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野田凪展──HANPANDA コンテンポラリーアート展
3/17〜4/14 dddギャラリー[大阪] |
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ラフォーレ、サントリーなどさまざまな企業の広告を手がけ、名前は知らなくとも、ポスターやキャラクターは、誰もが目にしたことのあるものばかり。YUKIと同じ髪型と服だが顔はさほど似ていない100人のYUKIもどきが登場する、あえてCGは使っていない横に長い絵巻物のようなポスター。みんなが彼女に慣れてしまうということによって親近感は増すし、遠目にも壮観な印象を与える視覚的なインパクトもある。音楽関係のプロモートのためのイメージづくりもなんでもこなす。ペットボトル入りコーヒー飲料を犬に見立てたキャラクターも、誰でも考えられそうなんだけど、やらないことをやっている。展覧会名に「コンテンポラリーアート」とあって「デザイン」という言葉はない。とくにモノクロームの世界をつくり出したラフォーレの2002年秋の展開では、カラフルな色彩に溢れるイメージから色を奪って白黒の世界につくり変えていて、そのビジュアルづくりのこだわりには目を見張る。お金もかかってるナ〜っ。
[4月5日(水) 原久子] |
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プラド美術館展
3/25〜6/30 東京都美術館[東京] |
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「プラド美術館展」て、つい最近、西洋美術館で開かれたばかりだと思ったら、もう4年前になるんだね。あのとき何点か来ていたベラスケスに刺激され、もっと見たくなってとうとうマドリッドまで出かけてしまったが、今回もベラスケス、ティツィアーノ、ルーベンス、ゴヤが数点ずつ来ている。出品作品81点は質的にも量的にもプラド全体の100分の1にも満たないけれど、せめてこれだけでも日本の美術館にあればうれしいんだけどなあ。
[4月5日(水) 村田真] |
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新井啓太「 」展
4/7〜23 ヨシダテハウス[神奈川] |
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真っ白に塗り込めた下地に、真っ赤なバラの花と緑の葉。きわめてシンプルに見えるが、古典的技法を駆使した制作にはずいぶんテマヒマかかっていそうだ。
[4月7日(金) 村田真] |
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田中麻記子 展
4/8〜28 ギャラリーMoMo[東京] |
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鉛筆で有象無象を描いたうえにところどころ水彩を施している。アウトサイダーアートを思わせる細密かつ無限増殖的イメージだが、こうした空間恐怖症的な描き込みというのは、なぜ女性に多いんだろう。
[4月8日(土) 村田真] |
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