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プライバシーステートメント
展覧会レビュー
村田真/原久子
10/30〜11/3
オフィス展 杉山優子
10/30〜11/11 ギャラリーなつか[東京]
オフィス展 杉山優子
1坪ほどのオフィス空間に、布によるオブジェをつなげたインスタレーション。なつかしい、20年前(当時は熊谷優子)とぜんぜん変わってない。と思ったら、結婚後いろいろ変わって最近また元に戻ったそうだ。そこへ前本彰子が現われる。彼女ら元「超少女」も40代後半だ。
[10月30日(月) 村田真]
DARK SEED 02
10/30〜11/4 exhibit Live & Moris[東京]
DARK SEED 02
その前本彰子が黒川潤と立ち上げた「DARK SEED」は、死や闇に関する表現を追求していくグループ。今回は沖啓介、駒形克哉、加藤崇らゲストメンバーを加えた濃いグループ展。
[10月30日(月) 村田真]
森口裕二個展 丑寅からの宴
10/23〜11/4 ヴァニラ画廊[東京]
こちらは死と闇ならぬ、エロ漫画と地獄草紙を合わせたみたいな魑魅魍魎の世界。
[10月30日(月) 村田真]
GARDENS ガーデンズ──小さな秘密の庭へ
9/30〜12/24 豊田市美術館[愛知]
国内外の10人のアーティストたちが参加。エルネスト・ネトの白いテントのなかにいると身体をそっと光の微粒子が包んでくれるような気持ちになる。お米の入ったカラフルな小さなクッションはお尻に敷いてもよし、枕にしてもよし。照屋勇賢のスイーツのなかに作られた小宇宙は、夢見がちっていうような甘いものではない。小粥丈晴は1階の展示室の作品《泉》もいいが、2階の《方丈》は意表をつかれた。ばらばらに床に配置された白いキューブは部分であって、じつは125ピースからなる直方体が正体。正しく組み上げると廊下や階段など複雑なつくりの内部がつながる仕掛けとなっている。いくつもの小さな庭を観てゆくうちにゆっくりとした気分に。
GARDENS ガーデンズ
左上:エルネスト・ネト《生命の始まりのための小さなスープの要素》
右上:小粥丈晴《方丈》
右下:FRONT《フラワーウォールペーパー》
GARDENS ガーデンズ
GARDENS ガーデンズ

[11月1日(水) 原久子]
エマニュエル・アンティル展
10/7〜11/7  トーキョーワンダーサイト渋谷[東京]
スイス人アーティストのエマニュエル・アンティルのビデオインスタレーション2作品と写真作品で構成されたとても質の高い展覧会。複数のカメラでさまざまな角度から同じ時間や空間を撮った映像。登場人物の若者たちの心の襞の微妙な揺れまで表現しており1カ月の会期ではもったいない、たくさんの人に観て欲しい展覧会だった。
[11月2日(木) 原久子]
sketch furniture by front
10/31〜11/5 トーキョーワンダーサイト青山[東京]
スウェーデンのデザイナーユニットのFRONTは、今年の秋もっとも日本の雑誌のカルチャー欄に多く登場したんじゃないだろうか。どれを開いても彼女たちがとりあげられていた。豊田市美術館のGARDENS展にも出品していたこともあるが、作品にもご本人たちにも花がある。これまでも4本の足が動き出し勝手に歩いてしまうテーブルなんてものを作ったりしているが、こうした作品のテクノロジーの部分は協力者がいて、彼女たちのアイデアを実現させてきた。今回のデモンストレーションと展示では、なんと言っても専用カメラで宙に描いたオブジェをモーションキャプチャーですぐに画面のうえに3DCGで描き出せるシステムをつくってくれたクレッセントという会社がスゴイ。
[11月2日(木) 原久子]
Design Tide in Tokyo 2006
11/1〜5 メイン会場[東京]
表参道のトーキョーワンダーサイト青山、Paul Smith Space、Art-U roomなど参加している展示会場のいくつかは前日に観ていたが、Tide Exhibitionはけっこう評判が良いとの噂を聞きつけ出かけてみる。結構、関西弁がほうぼうから聞こえてくる。一回だけ知人から紹介してもらったデザイナーや、知人の夫君が所属しているアーティストユニットなども参加している。展示されているプロダクツはかなりきちんと作り上げられたものが多い。FREITAGはドイツのマイスターっぽいグレーの作業服がお似合いな方たちが、パフォーマンスのように生地の裁断などを実演していた。マーケットのほうは、ちょっと学園祭っぽい部分もあるが、展示はまあまあ満足。遠山敦×ASYLのライブペインティングの産物を飾った保温できるマグカップを購入。
[11月3日(金・祝) 原久子]
Super White by gf
11/1〜5 外苑前Office[東京]
白いものをつくったgf。雪の結晶型のシュガー、木の葉型の切り取り線がついた白いトイレットペーパー、蝋燭型の石けん。作品もいいんだけど、一生懸命に解説してくれるその態度がとても素敵なgfさんたちでした。
[11月3日(金・祝) 原久子]
100% DESIGN TOKYO
10/31〜11/5 神宮外苑[東京]
青山だけでなく都内の方々でマゼンダピンクに100% DESIGN TOKYOと入った透明バッグを持った人を見かけた。これが広告効果を倍増させたのか、まず入場するまでに長蛇の列。エントリーシートを書いて、さらにお金を払うために並ぶ。ネットでエントリーしていても並ぶ。どうしてこんなに賑わっているのだろう。現代美術展に人が列をなすことはないが、デザインが好きな方はこんなにいる。オランダ、スウエーデンをはじめ、海外からも多くの出展がある。PUMAは白と黒でバシっと締まった感じ。屋外のコンテナも賑わっている。生意気もコンテナにばっちり展示。大学毎にブースを出し学生たちがつくった椅子の展示は恒例化しているが、一度やり方を変えてもいいのに、と思ってしまいます。
[11月3日(金・祝) 原久子]
Index
10/26-10/27
「ルーヴル──DNPミュージアムラボ」オープニング記念シンポジウム
素景──陳若冰 平田五郎 尹熙倉
のぎすみこ かくれんぼ
大野一雄フェスティバル2006
今村源展・連菌術 Over the Ground / Under the Ground
10/28
(Rx3)3(アールエックス・キューブ・キュービック)
「20061006-1111」しみず賛
宮本隆司「forgotten忘れていた」
ルース・ルート、アレックス・ブラウン、キャメロン・マーティン、サリー・ロス
クリスト&ジャンヌ=クロード講演会
田名網敬一・ビックリ箱構造の解剖展
10/29
アートプログラム青梅2006「緑化する感性──街道を読む」
ルーヴル美術館展 〜古代ギリシア芸術・神々の遺産〜
浅井忠と関西美術院展
村住知也
三瀬夏之介展「奇景」
Trans-Acting 未来の記譜法
10/30-11/3
オフィス展 杉山優子
DARK SEED 02
森口裕二個展 丑寅からの宴
GARDENS ガーデンズ──小さな秘密の庭へ
エマニュエル・アンティル展
sketch furniture by front
Design Tide in Tokyo 2006
Super White by gf
100% DESIGN TOKYO
11/4-11/5
サスティナブル・アートプロジェクト2006 台東・言問い通り現代美術展「言の聞え」
Dzine -stealing dreams-
浅田政志個展「浅田家」
青木淳 taro nasu bambi
日野田崇個展
プライスコレクション 若冲と江戸絵画展
中村協子展「スイートホーム・殺人事件」
11/6-11/11
揺らぐ近代
岡部昌生展
クリエーター・イン・レジデンス内見会
森鴎外と美術
gallerism 2006「現場だ!」
エッセンシャル・ペインティング
小川信治展──干渉する世界
ニッポンvs美術
STAY WITH ART 2006「もてなし」
11/12-11/14
incubation 06
中ハシ克シゲ展 ZEROs
快走老人録
クリーブランド美術館展
ビル・ヴィオラ:はつゆめ
スーパーエクスタシー 至福への旅路
11/15-11/17
ルソーの見た夢、ルソーに見る夢
空間に生きる──日本のパブリックアート
土と色 ひびきあう世界
日豪写真交流展 まなざしの交換 ポール・ナイト展
日展
大エルミタージュ美術館展
ユニヴァーシティ・ミュージアム合同展
タリエ
11/18-11/23
Henk Visch展
森村泰昌「烈火の季節/なにものかへのレクイエム・その壱」
蜷川実花「永遠の花2」
大竹伸朗 全景
TAP2006
カーク・レイナート来日展
第3回「絵画修復と模写」展
日豪写真交流展 まなざしの交換 ペトリーナ・ヒックス展
日豪写真交流展 まなざしの交換 Daniel Crooks展
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