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展覧会レビュー
小吹隆文/福住廉
2/17
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展
2/9〜3/30 滋賀県立近代美術館[滋賀]
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展
滋賀県近江八幡市を拠点に20世紀前半に活躍した建築家、ヴォーリズ。関西には関西学院や神戸女学院、大丸心斎橋店など彼の代表作が数多くあるため以前から親しみを感じていたのだが、彼が実は素人建築家だったこと、西洋の合理的建築を通じてキリスト教精神を普及させることが本来の目的だったことを、本展で初めて知った。作家性以上に施主の意向や住みやすさを優先させたヴォーリズの建築は、100年後の今も多くの人々に愛されている。ひるがえって、現代の建築家の「作品」は100年後にどうなっているのだろう?
[2月17日(日) 小吹隆文]
内藤ルネ展 "ロマンティク"よ、永遠に
1/31〜2/17 美術館「えき」KYOTO[京都]
内藤ルネ展 
気になっていたが行きそびれていた本展に、最終日にギリギリですべりこんだ。原画や書籍がメインだろうと思い込んでいたのだが、実際はキャラクターやファンシーグッズなども大量に出品されており、最後には『薔薇族』のために描かれたイラストまでフォローする全力投球の内容。出品点数は約1000点にのぼった。これでもかと繰り出される「かわいい」と「ファンシー」と「薔薇族」の波状攻撃には軽い目まいを憶えたが、それらを嬉々として見つめる女性たち(観客の95%以上を占めていたように思う)の眼差しもまた印象的だった。
[2月17日(日) 小吹隆文]
安楽寺えみ写真展 Snail Diary
2/15〜3/30 RAT HOLE GALLERY[東京]
安楽寺えみによる日記風に綴られた写真の展覧会。そのエロティックな写真は、いつものように、暗さと鮮やかさが同時に迫ってくるかのようだったが、文字が添えられているわけではないにせよ、そして安楽寺の顔が映っているわけではないにせよ、そこからは安楽寺の「生」がたしかに伝わってくる。
[2月17日(日) 福住廉]
Index
1/25
常本若菜 展
東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了制作展
OS1
食堂ビル1929 食と現代美術 part4
1/26〜1/29
風間サチコ 満鉄人vsプリズン・ス・ガモー
尾柳佳枝──絵と映像展
岡上淑子 展 「変容」
柳澤顕 展
2/1〜2/18
アートは心のためにある: UBSアートコレクションより
海老原靖 「pause」
岡田一郎 展/エアーコンディション
森村泰昌「荒ぶる神々の黄昏/なにものかへのレクイエム・その弐」
没後50年 横山大観──新たなる伝説へ
2/9〜2/10
村東剛 写真展 「おとちゃん」
名和晃平展 TORSO
細江英公 写真絵巻 「死の灰」
マーブル!!
2/11〜2/13
矢田淳子 写真展 記念写真 
写真の美術 美術の写真
公募京都芸術センター2008 大崎のぶゆき「Meltdown」 宮永愛子「漕法」
奥村雄樹 アイミーマイン
多和圭三 新作展
2/17
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展
内藤ルネ展 "ロマンティク"よ、永遠に
安楽寺えみ写真展 Snail Diary
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