服部浩之: 2010年4月アーカイブ

今度はほんとに最後の投稿です。
MACとしては3月に下道基行個展「RIDER HOUSE」を実施し、オープニングにはACACに滞在中だった梅田さんにもライブでパフォーマンスを披露していただきました。また、僕個人としては2月4日と3月11日に秋田でトークを、3月18日には金沢でレクチャーなどさせていただきました。


RIDERHOUSE_web.jpg

引き続きもう一本投稿です。次は梅田哲也さんをお招きしてのワークショップ&展覧会について。こちらも3月28日で無事終了しました。
梅田さんは基本はライブも展覧会もひとりで粛々とつくりあげていくタイプで、ワークショップをベースにものをつくったりはそんなにしないタイプです。ライブの際のセッションも普段からよく知っている人とは実践するけど、その場のノリでセッションとかもあまりしてないみたいです。ただ、彼の作品のつくり方はすごく興味深いし、実際に出来上がってくるものも非常に魅力的なので、そこにWS参加者というある種の偶然として人の手が加わったらまた違ったものが構築されるのではないかと思い、ワークショップをお願いしてみました。
またかなり癖のある音の響きもすごい巨大なACACのギャラリーに対して、梅田さんならマッチョではない手法で面白い空間を生成できるのではないかという期待もありました。

00umeda_project.jpg

こんばんは
僕がこのブログに投稿しはじめたのはACACで働き始めた9月なので、もう半年以上が経ちました。
青森に移動した直後にこのブログをはじめて、本当に怒濤の勢いで日々が過ぎていったという感じです。

ちょっと整理すると、本業のACACの仕事では『空間知覚』という1〜3月に実施した参加型プログラムを勤務スタート1ヶ月で組み立て、その後引っ越しやリサーチのために東北から国内各地を飛び廻り、山口との往復をしつつ約1ヶ月を過ごし、移動生活中に青森の拠点としていたホテル山上の一角でMACを立ち上げ、滞在制作1本と展覧会1本を無事終了させました。ほんとに異常な勢いで日々が流れていってしまった気がします。

これが僕にとって最後の投稿となるので、半年間のまとめと今後の展望でも書いてみようかと思います。ちょっと長くなりそうなので3postくらいに分けて投稿します。


まずはこの2ヶ月でACACで実践してきたことを、ちょっとご紹介したいと思います。
ACACでは2月に松原慈と有山宙による建築家ユニットassistantによるワークショップを、3月には音楽と美術の両フィールドで活躍中の梅田哲也さんによるワークショップ&展覧会を実施しました。
assistantは建築をベースにデザイン、インテリア、ウェブプロジェクトにアート活動と領域を横断しつつもコンセプトはしっかりと持って幅広い活動 を展開しています。かれらの軽快な領域横断やコンセプトのあり方は、そのユニークなウェブサイトのつくり方からも垣間見えます。
サイトはこちら >> http://www.withassistant.net/

acac_assistant.png↑これがワークショップスタート前の状態。

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