2018年01月15日号
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映画/映像のメディウムを読み直す(「映画をめぐる美術──マルセル・ブロータースから始める」展レビュー)

[2014年05月15日号(阪本裕文)]

 美術館の展覧会において映像作品や、映像を使用したインスタレーション作品が展示されることは、今やありふれた光景となっている。1990年代後半あたりから増加したこのような傾向は、制作環境の変化から見ると、ノンリニア編集やビデオプロジェクターの...

モビリエ・ナショナル:Les Gobelins au siècle des Lumières──Un âge d’or de la Manufacture royale展/Carte Blanche à Pierre et Gilles展

[2014年05月01日号(栗栖智美)]

 フランス・パリにある、ゴブラン織ギャラリー(Galerie des Goblins)では、この春から、2つの展示が同時開催されている。ひとつは、ギャラリーを運営する「モビリエ・ナショナル」(フランス国有動産管理局)のゴブラン織のコレクショ...

「もの」の新たな秩序を求めて──「イメージの力──国立民族学博物館コレクションにさぐる」展

[2014年04月15日号(安藤礼二)]

 『イメージの力』展は、「国立民族学博物館コレクションにさぐる」と付されたサブタイトルからも明らかなように、大阪の国立民族学博物館が収蔵している「民族」資料を、東京の国立新美術館で「芸術」作品として展示する、という試みである。資料なのか、作...

映像の交換性──3.11を契機として制作された映画・映像について

[2014年04月15日号(阪本裕文)]

 この論考の目的は、3.11を契機として制作された映画・映像を論じることにある。そこで私は、東日本大震災と原発事故を契機として制作された作品のなかから、震災・原発事故以前のドキュメンタリー映画においては積極的に見出されなかったような文脈を取...

ベトナム大都市の現在──写真集『ホーチミン・メガシティ』

[2014年04月01日号(岩元真明)]

 2014年2月、写真集『ホーチミン・メガシティ(原題:TP. Hồ Chí Minh: MEGA City Photo Book)』 ★1 が出版された。急速な経済発展と近代化を遂げつつあるベトナムは投資・観光・文化など各方面から注目を集...

ウォーホルと日本──「アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」レビュー

[2014年03月15日号(暮沢剛巳)]

 2月1日より森美術館で「アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」展が始まった。日本国内で開催されるものとしては、おそらく2000年に東急文化村 The Museumなどを巡回した「アンディ・ウォーホル」展以来の大規模な個展であり、会場はウォ...

インドネシアの若手建築家AbodayのFLIRT(ゆうわく)

[2014年03月01日号(本間久美子)]

 2013年11月末、インドネシア国立博物館の中庭がにわかに変容した。  ここはもともと、オランダ植民地時代の古典的な西洋建築で、中庭をめぐる廊下には、ヒンドゥ教のガネーシャ像や仏像、その他の古い石像がただ乱雑に並べられた空間だった。まった...

民家のガンバリと力強さ──「日本の民家一九五五年──二川幸夫・建築写真の原点」レビュー

[2014年02月15日号(飯沢耕太郎)]

 1954年代前半、早稲田大学文学部に在学して美術史を学んでいた二川幸夫(1932~2013)は、建築史の教授だった田辺泰に、帰省の途中で飛騨・高山の民家、日下部礼一家を見るように勧められた。それが、将来は建築家になろうと考えていた一人の若...

考えるコピー・マシーン 夏星「四年」展

[2014年02月01日号(多田麻美)]

 現代社会では、模倣し、反復する行為はいたる所で数限りなく行なわれている。工場は同じ製品を大量生産し、車や電車は同じ区間を繰り返し往復している。人々もそれらに受動的に巻き込まれるだけでなく、しばしば自ら進んで、模倣や反復を行なっている。だが...

森村泰昌インタビュー「芸術の良心、未知の芸術──ヨコハマトリエンナーレ2014とアーティスト像」

[2014年01月15日号(森村泰昌)]

 今年の8月から11月にかけて「ヨコハマトリエンナーレ2014」が開催される。アーティスティック・ディレクターを務めるのは、アーティストの森村泰昌氏。「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」というテーマや一部の参加アーティスト以外...

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