2018年04月15日号
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あいまいさがもつ力

[2015年01月15日号(多田麻美)]

 実際に住んでいると、じつは青空が見える日も少なくないものの、とかく最近の北京に関しては、空気の悪さばかりが話題になる。しかも「霧がかって」見えるのは、けっして物質としての空気だけではない。人権派弁護士、市民運動家、および香港のデモを支持し...

「複雑さを受け止めるためのデザイン」(「活動のデザイン展 THE FAB MIND Hints of the Future in a Shifting World」レビュー)

[2014年12月15日号(ドミニク・チェン)]

 世界中の多様なデザイン活動をサンプリングしている本展は、いかに現代社会が複雑化の一途を辿り続けているかを証言している。地雷除去のためにデザインされた、廉価に作れて強風で地雷原を転がるマスード・ハッサーニ《マイン・カフォン》と、部屋をカメラ...

ワールド・アーキテクチャー・フェスティバル 2014

[2014年12月01日号(岩元真明)]

 World Architecture Festival(略称WAF)は、各国の建築家やディベロッパー、建築メディアが集結する世界最大規模の建築イベントである。今年7回目となるWAF 2014は、10月1日から3日にかけて、昨年、一昨年と同...

建築資料のありかと現代建築史のゆくえ──「ジャパン・アーキテクツ1945-2010」展レビュー

[2014年11月15日号(戸田穣)]

 11月1日、金沢21世紀美術館(以下21美)で「ジャパン・アーキテクツ1945-2010」展がはじまった。フランス・パリのポンピドゥー・センター(フランス国立近代美術館)副館長フレデリック・ミゲルーの監修による。60年以上にわたる、約15...

台北ビエンナーレ 2014

[2014年11月01日号(岩切澪)]

 台北ビエンナーレ2014 (以下TB14) が開幕して一ヶ月余りが経った。筆者も数回足を運び、作品一つひとつの展示の機微は楽しんだが、正直、この展覧会をうまくレビューするのは難しいと感じている。それは、たいへん刺激的ではあるが、非常にスケ...

「遠く」は「ディスカバー」されたか(ディスカバー、ディスカバー・ジャパン 「遠く」へ行きたい DISCOVER, DISCOVER JAPAN展レビュー)

[2014年11月01日号(土屋誠一)]

「美術と印刷物 1960-1970年代を中心に」展

[2014年10月15日号(松岡新一郎)]

菱田春草の回顧展で賑わう国立近代美術館、常設展示の一隅で極めて興味深い企画展が開かれている。美術と印刷物というタイトルの下で展示されているのは、通常想像されるような、芸術家の手になる豪華本や挿絵本の類ではなく、近代美術館や国立新美術館が、他...

“HYBRIDATION” by Alexis Tricoire 展

[2014年10月01日号(栗栖智美)]

 夏のヴァカンスも終わり、新学期を迎えたパリではPARIS DESIGN WEEKと称して、パリ中の商業スペースやギャラリーなどで、優れたデザインの商品やインスタレーションを展示・販売している。  今回は、PARIS DESIGN WEEK...

短編アニメーションの現在――30周年を迎えた広島国際アニメーションフェスティバル

[2014年09月15日号(権藤俊司)]

 広島国際アニメーションフェスティバル(以下、広島)は1985年にスタートし、隔年ペースで開催されてきたアニメーション専門の映画祭だ。世界四大アニメーション映画祭の一つに数えられ、そのグランプリ受賞作は自動的に米アカデミー賞へのエントリー資...

「戦後日本住宅伝説──挑発する家・内省する家」トーク・セッション 五十嵐太郎+建畠晢

[2014年09月15日号(五十嵐太郎/建畠晢)]

2014年7月5日〜8月31日、埼玉県立近代美術館で開催の「戦後日本住宅伝説──挑­­発する家・内省する家」展をめぐる、五十嵐太郎・建畠晢のトークセッション。 討議される建築家とその作品=丹下健三《住居》、増沢洵《コアのあるH氏の住まい》、...

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