毎月1日、15日号発行の美術館・アート情報をお伝えするWebマガジン(次回4月3日更新予定)

フォーカス

バックナンバー

アピチャッポン・ウィーラセタクン──政治と日常の親密さ

[2017年03月15日号(徳山拓一)]

 2016年以降、日本でアピチャッポン・ウィーラセタクンの作品を観ることができる機会が増えている。劇場映画では最新作『光りの墓』(2015)の公開に合わせ、過去作品を含む多くの上映会が開催された。また、美術作品では横浜美術館での「BODY/...

セレンディピティが解く地域社会の課題
──ソーシャルアートの人材育成

[2017年03月01日号(石川琢也)]

 九州大学ソーシャルアートラボ(以下、SAL)が2016年度に実施している、福岡市と八女市をつなぐアートプロジェクト「FUKUOKA × YAME REMIX」。本プログラムは、「地域づくりとアート実践プログラム」という人材育成の枠組みで八...

音の展開2017

[2017年02月15日号(金子智太郎)]

 美学・聴覚文化研究の金子智太郎氏による、音とアートをめぐるレポート。artscapeにて2013年に掲載された「[“音”の現在形]聴くこと、見ること、知覚すること──音=楽=アートの現在形」、2014年の「いま知っておくべきアートワード5...

【パリ】Le Grand Musée du Parfum──新時代の香水博物館

[2017年02月01日号(栗栖智美)]

 フランスで生きた芸術と言われる香水。19世紀のパリでは、才能ある調香師によって次々と革新的な香水が発売され、多くの芸術家やブルジョワジーを魅了してきた。そんな古きよき時代のパリの面影が残るフォーブール・サントノレ通りに、昨年12月16日、...

12人の移動するアーティスト

[2017年01月15日号]

2016年は新しい芸術祭がいくつもスタートし、芸術祭が乱立した年だと記憶されるでしょう。多くの来場者をカウントした一方で、芸術祭を開催する意義や必要性、方法についてもさまざまな問題提起がなされました。 2017年初頭のフォーカスは、芸術祭で...

わたしたちのビエンナーレ
──コチ=ムジリス・ビエンナーレが示すアートのかたち

[2017年01月15日号(黒岩朋子)]

 アラビア海に面した南インドのケーララ州。その主要都市であるコーチンは、首都から3000キロ近く南下した風光明媚なところにある。同市はコーチ、コチともよばれる観光地で知られるが、同地で南アジア最大の国際展が開かれるまでは、美術関係者にとって...

「安くて、素早くて、汚い。そうこなくっちゃ!」
Robert Frank: Books and Films, 1947-2016 in Tokyo

[2016年12月15日号(飯沢耕太郎)]

 ロバート・フランクほどの著名な写真家となると、展覧会の開催にはいろいろな条件がつきまとってくる。それをクリアするために、シュタイデル社のゲルハルト・シュタイデルが画期的なアイデアを思いついた。写真を安い紙に印刷して展示し、展覧会終了後に破...

舞台芸術を支えるローカルな土壌と世界的同時代状況への批評性
──KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2016 AUTUMN

[2016年12月01日号(高嶋慈)]

 「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2016 AUTUMN」が10月22日~11月13日にかけて開催された。メイン会場であるロームシアター京都のリニューアルオープンが2016年1月であったため、今年は変則的に春と秋の2...

ピナ・バウシュとの対話──ピナ・バウシュとタンツテアター展

[2016年11月15日号(河村恵理)]

 コンテンポラリー・ダンスの先駆者であるピナ・バウシュ。彼女の作品とそのメソッドを多角的に包括する展示がボンのブンデスクンストハレで今年3月から7月にかけて行なわれ、そして現在はベルリンのマルティン・グロピウス・バウにて巡回している。彼女は...

喧騒のストリートへ──マニラの街に広がるムーブメント

[2016年11月01日号(平野真弓)]

 近年の急速な経済成長とともに、フィリピンの首都マニラには閑静なギャラリースペースが数多く出現し、マーケットの勢力が脆弱な公的制度の穴を埋めるかのように、コンテンポラリーアートのインフラ整備を独占的に進めている。その一方で、現代を生きるアー...

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レビュー/プレビュー

フォーカス

アピチャッポン・ウィーラセタクン──政治と日常の親密さ

アピチャッポン・ウィーラセタクン──政治と日常の親密さ

著者:徳山拓一

 2016年以降、日本でアピチャッポン・ウィーラセタクンの作品を観ることができる...



学芸員レポート

藤森照信展──自然を生かした建築と路上観察

NEW藤森照信展──自然を生かした建築と路上観察

著者:角奈緒子

 建築史家? 路上観察家? それとも建築家? 藤森照信(1946- )は、そのす...

シリーズ ミュージアムとの創造的対話01 Monument/Document 誰が記憶を所有するのか/イノビエンナーレ

NEWシリーズ ミュージアムとの創造的対話01 Monument/Document 誰が記憶を所有するのか/イノビエンナーレ

著者:川浪千鶴

 鳥取県立博物館が、館内外を使った初のプロジェクト型美術展を開催すると聞き、アー...

artscapeレビュー一覧

第14回写真「1_WALL」グランプリ受賞者個展 佐藤麻優子展 ようかいよくまみれ

NEW第14回写真「1_WALL」グランプリ受賞者個展 佐藤麻優子展 ようかいよくまみれ

2017/01/31~2017/02/17 ガーディアン・ガーデン

著者:飯沢耕太郎

2016年の第14回写真「1_WALL」展でグランプリを受賞した佐藤麻優子の受賞...

山下残『悪霊への道』

NEW山下残『悪霊への道』

2017/02/03~2017/02/05 アトリエ劇研

著者:高嶋慈

コンテンポラリー・ダンサー、振付家の山下残と、バリ島の伝統舞踊という異色の組み合...

第20回 岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展

NEW第20回 岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展

2017/02/03~2017/04/09 川崎市岡本太郎美術館

著者:村田真

今年20回を迎えたTARO賞展、今回の応募総数は499点という。昨年より微増だが...

平田晃久建築展

NEW平田晃久建築展

2017/02/07~2017/03/05 太田市美術館・図書館

著者:五十嵐太郎

平田晃久が設計した太田市美術館・図書館を見学する。美術、建築、絵本など、ビジュア...

カタログ&ブックス|2017年3月

NEWカタログ&ブックス|2017年3月

著者:artscape編集部

展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。 建...

トピックス

アートから生まれる社会:<br>九州大学ソーシャルアートラボ「FUKUOKA×YAME REMIX」を探る

アートから生まれる社会:
九州大学ソーシャルアートラボ「FUKUOKA×YAME REMIX」を探る

著者:中村美亜長津結一郎artscape編集部

 「“面白い”を形にし、“豊かさ”を見える化する」をモットーに、九州大学大学院芸...

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2017年03月15日号