村田真/原久子 |
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5/29-5/31 |
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ライブペインティング2004
5/26〜30 みなとNPOハウス体育館[東京] |
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タイトルは「in 六本木 怒濤の宴」と続く。廃校になった中学校の体育館の3面に紙を張りめぐらせ、10人ほどのぺインターが5日間かけて公開制作しているのだ。なんか知らないけどすごいなあ。とくに正面の絵(たぶん2〜3人がかりで制作)は力が入っていて見ごたえがある。っていうか、両サイドの2面は見るに耐えないっていうか。それにしても、結果なんかどうでもいいといわんばかりのこのパワーは、いったいなんなんだろう。完成作はどうするつもりなのか。ちなみに校舎をリサイクルしたこのNPOハウス、耐震性の問題で今年いっぱいで閉鎖されるらしい。こういったワケのわからない暴走するエネルギーを受けとめる場がなくなるのは、ほんとに危険なことだと思いますね。
[5月29日(土) 村田真] |
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ヨシムラエリ つぎはぎのおと展
5/11〜5/30 cafe & bar & gallely 無花果[大阪] |
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雑誌などから切り抜いた紙をコラージュしたり、手描きで加筆したりしてつくったアニメーションをヨシムラはつくっている。彼女はアニメーション上映を行なうanimation soupを主宰し、作品の普及にもつとめている。作品の原画を集めて開いたこの個展では、cafe & bar & gallelyというからみあった空間に、壁だけでなく、カウンターやテーブルのガラス製天板の下にもヨシムラのアニメーションの世界が広がっていた。
[5月29日(土)原久子] |
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第5回花のドット・コム 脳
5/29 大槻能楽堂[大阪] |
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異色の研究者や建築家、アーティストが進行役の松岡正剛とともに、脳をテーマにしつつ、普段の仕事の紹介などを行なった。無理矢理ずらりと並んでパネルディスカッションなど行なうのではなく、ビジュアルも多用しながら、和やかに進み、個別に話を聞けてよかった。裏方として学生を指導してステージ運営も行なった椿昇は、舞台上ではトークもこなした。主催していた帝塚山学院大の同窓生が客席に多かったのか、いつものこういった場で見かけないマダムの姿がいっぱいだった。
[5月29日(土)原久子] |
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art in transit #6
5/29、30 パレスサイドホテル[京都] |
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6回目を迎えるホテルでの展示の公開。アーティストたちはここに泊まって制作をして、展示をする。新作は6室。これで36室にアーティスト達がコミッションワークを残した部屋ができた。三宅砂織は黒猫に関連した書籍を集め小さな書架、ペインティング、オブジェを設置。木村友紀は観光を彼女の視点から作品化。この公開時期は年2回2日ずつなのだが、宿泊料も格安、サービスもロケーションもいいホテルなので、一度泊まってみるのもお薦め。
[5月30日(日)原久子] |
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家 スカート展
5/29〜6/20 チバさんの別宅[京都] |
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飯川雄大と善積湖戯人の2名がアトリエとして使っていた古い民家を会場に展覧会が開かれた。家はもうすぐ解体されるそうだ。もうすぐ出て行かねばならなくなったことを機にこの家で4人のグループ展を開いた。西武アキラは床にも絵を描いていった。こうした展覧会は珍しくなくなったなかで、アンチ・ホワイトキューブってわけなのか、それとも自分たちが時間を共有した古い家の磁場に引き寄せられたのか、ちょっと動機が曖昧な印象を受けた。
[5月30日(日)原久子] |
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三宅砂織展
5/27〜6/8 複眼ギャラリー[大阪] |
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後ろに手に組みピンクのスカートをはいた女の子。足元をみるとなんと人の顔を踏み付けている。三宅の作品は可愛いんだけど、恐い。人を突き飛ばしていたり、馬乗りになっていたり。でも、そんな行為も何か違った感情の裏返しのなのだろうか。
[5月31日(月)原久子] |
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