村田真/原久子 |
|
6/9 |
|
|
|
|
蒐集家・出光佐三のこころ
6/5〜7/19 出光美術館[東京] |
|
|
|
|
出光興産の創業者で出光美術館の初代館長を務めた出光佐三のコレクション誕生100 年を記念するもの。19歳のときに買ってもらったに始まり、中国・日本の陶磁器、田能村竹田、小杉放菴、ルオー、サム・フランシスにまで手を伸ばし、最後はに終わる。古今東西まことに多彩ではあるけれど、昨今の企業コレクションなどに見られがちな無節操で没個性的な収集とは一線を画す、なにかしら粋な趣味を感じさせるコレクションだ。そもそも落書きみたいなに惹かれたことからもそれは明らかだが、人物が登場せず衣装だけが衣桁に掛けられた《誰が袖図屏風》や、小杉放菴の奇妙な油彩画に目をつけるところなど並ではない。コレクション略史によると、佐三とサム・フランシスとの出会いは1959年、東野芳明とニューヨークのアトリエを訪れたときだという。そこに真子さんもからんでくるわけだ。
[6月9日(水) 村田真] |
|
|
|
|
松浦寿夫展
6/7〜19 なびす画廊[東京] |
|
|
|
|
いかにも素人っぽい色づかい、いかにも描き慣れてない稚拙なタッチでトツトツと塗り込めている。でも、絵具は白いキャンヴァスから浮いている。なんでしょうね。
[6月9日(水) 村田真] |
|
|
|
|
黒田寛展
6/7〜19 ギャラリー21+葉[東京] |
|
|
|
|
真っ白い画廊の壁と床に、地塗りしてないうえにさまざまな色彩の正方形を描いた小さなキャンヴァスが計35枚。なんでしょうか。
[6月9日(水) 村田真] |
|
|
|
|
高柳恵里展
6/7〜19 藍画廊[東京] |
|
|
|
|
なんと生け花が2点。ほかに財布とネックレス、その領収書の合わせ技も。なにかしら?
[6月9日(水) 村田真] |
|
|
|
|
福士朋子展
6/4〜12 ギャラリーアートもりもと[東京] |
|
|
|
|
ベージュの綿キャンヴァスにぶいぶい線が走る。よく見ると、当たりをつけるためか細い糸を縦横に刺繍した作品も。なにかね。
[6月9日(水) 村田真] |
|
|
|
|
大久保亜夜子展
5/31〜6/12 Space Kobo&Tomo[東京] |
|
|
|
|
暗いギャラリーで懐中電灯を渡され、その光で作品を照らし出して見る。マンガみたいなのが描かれている。なんだろ。
[6月9日(水) 村田真] |
|
|
|
|
6/1〜28 INAXギャラリー2[東京] |
|
|
|
|
キャンヴァスに墨でドローイング。海や池に流れ込む川みたいな、あるいは破裂寸前の動脈瘤みたいな。なんだろね。
[6月9日(水) 村田真] |
|
|
|
|
動物園のデザイン展
6/1〜8/21 INAXギャラリー1[東京] |
|
|
|
|
これはおもしろい。動物園のデザインていうと、人間が管理しやすい、見やすいだけでなく、近年は動物にとってすごしやすい環境づくりにも配慮しなければならないらしい。その環境を形成する擬岩、擬木のつくり方まで出ている。
[6月9日(水) 村田真] |
|
|
|
|
国立国際美術館新館記者発表
6/9 国立国際美術館[大阪] |
|
|
|
|
11月3日にリニューアルオープンする国立国際美術館は、千里万博公園内から大阪市内の中之島に場所を移して新館を建てた。シーザー・ペリーの設計による建物は、地下に収蔵庫、展示室などすべての施設がある。地上約60mの高さに空中にのびる造形部分は竹の生命力を表現しておられるとか。中之島というのは2本の川にはさまれた中州で、増水や津波なんかがきて浸水する可能性はないのか??大事な美術作品は大丈夫なのか??と某紙記者からの質問があったが、「大丈夫」と自信をもって回答があった。
[6月9日(水)原久子] |
|
|
|