小吹隆文/福住廉 |
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4/24-5/2 |
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第12回 尖
4/25〜30 京都市美術館[京都] |
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団体展って、今までなんとなく避けていた。同じメンバー、ルーティン、作品ぎっちり詰め込みすぎ、って。偏見でした。少なくとも本展に関しては。日本画家15人が参加していたが、スペースをかなり広めに取ってあるので、各作家の世界をきっちり味わうことができる。また、表現のバラエティも豊か。特に、荒井経、池永康晟、高村総二郎の作品が印象深かった。
[4月24日(火) 小吹隆文] |
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神谷俊美「東京神話」
4/21〜5/21 ビッグストンギャラリー[大阪] |
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淀川沿いにオープンしたギャラリーのオープニング展。1980年代から撮り始められた東京の風景写真がまとめられている。新宿の高層ビル群、旧江戸川や港湾風景、街中に点在する古い家屋や建造物を、人物を入れずにスタティックな構図で撮影している。現代の価値観とモダニズムの美意識が強靭な作家性で統合されており、上質なモノクロ銀塩写真展となっている。
[4月27日(木) 小吹隆文] |
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内海信彦
4/25〜5/6 ギャラリイK[東京] |
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顔料をバーナーで焼きつけた痕跡が瞑想的な空間の拡がりを見せる平面作品。なにかの形象を目指しているわけではないものの、なにかの形象に見えてしまう(見させてしまう)ところが面白い。
[4月27日(木) 福住廉] |
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山本直影
4/25〜5/6 コバヤシ画廊[東京] |
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日本画の抽象表現を追及してきた作家だが、今回は画面に十字架のようにも見える人為的な記号が現われてきた。
[4月27日(木) 福住廉] |
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愛の旅人 シャガール展
4/29〜6/25 サントリーミュージアム[天保山][大阪] |
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国内の美術館や企業コレクションから集められた絵画27点、版画100点で構成。「聖なる世界」「サーカス」「愛の歓び」など5セクションに分けて、シャガール芸術の核心を分かりやすく紹介している。版画は百貨店の催事でも何度か見たことがあるが、国内各所に散らばった絵画をまとめて見られるのは貴重な機会。しかも、これら作品の質が総じて高い。担当の学芸員氏は「日本人がいかにシャガール好きかよく分かる」といったが、私も同感だ。
[4月28日(金) 小吹隆文] |
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HERBIE YAMAGUCHI PHOTO EXHIBITION [REAL
FACE]
4/29〜5/6 HEP
HALL[大阪] |
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1970年代ロンドンのパンクムーブメントを撮った代表作や、音楽誌の仕事で出会ったミュージシャン達のポートレイトをはじめとする約150点が出品された。中でも印象的だったのは、若者達の笑顔が素敵な「peace」と、さまざまな世代の人々を捉えた「静かなシャッター」。被写体の心から打ち解けた表情から、作者の人柄が伝わってくる。作品を見つめる観客(圧倒的に学生多し)の熱心な眼差しもあって、親密な空気が会場に満ちていた。
[5月1日(月) 小吹隆文] |
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