村田真 |
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5/25〜5/26 |
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ドクメンタ12
6/16〜9/26 フリデリチアヌム美術館ほか[カッセル] |
前夜遅くカッセルに到着。信じられないことに、予約しておいたホテルはぼくらが事前に遅れるとの連絡を入れなかったため入館を拒否。森くんの奮闘でなんとか泊れたけど、あやうく路頭に迷うとこだった。部屋は空いてるのに、連絡がなかったというだけで門前払いとは! 融通の利かないドイツのホテルには用心だ。翌朝オフィスに寄ってプレスパスをもらい、フリデリチアヌム美術館、広場に建てられた仮設パビリオン、ノイエガレリー、ドクメンタハーレと見ていく。引っかかる作品が少ないので(なぜこんな作品が?という意味で引っかかる作品は多いのだが)、1日あればひととおり見られる。
[6月15日(金) 村田真]
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ドクメンタ12
6/16〜9/23 ヴィルヘルムシェーヘ城[カッセル] |
ひとつだけ離れた会場である山の中腹に建つお城へ。ここが美術館になっていて、要塞のような内部にルーベンスやレンブラントらバロック絵画がびっしり飾られていたとは、ぜんぜん知りませんでした。ここでは古典絵画のあいだに現代美術をまぎれ込ませているのだが、まだ準備中の部屋もあって半分くらいしか見られなかった。昼すぎ、ミュンスターへ移動。
[6月16日(土) 村田真] |
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モイラント城
[クレーフェ] |
ミュンスターからデュッセルドルフ経由で、オランダの手前の田舎町クレーフェへ。ここはヨゼフ・ボイスの故郷で、郊外に建つお城にボイス作品が収められているというので訪れた。おお、いかにも西洋っぽいお城で雰囲気あるのだが、今日は休日のせいかサイクリング客が多く、露店や屋台も出ていてなんだかテーマパーク化している。館内も、たしかにボイスの初期ドローイングがあって研究者には垂涎ものだろうけど、どれも額装された小品ばかりで大作はない。別のフロアには地元作家らしき2流3流作品も飾ってあって、わざわざ足を運ぶほどでもなかったなあ。
[6月17日(日) 村田真] |
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K20
[デュッセルドルフ] |
デュッセルドルフに寄る。いつのまにか州立美術館がK20に改称され、別の場所にK21もできている。おそらく20世紀と21世紀のクンスト(芸術)という意味なんだろうけど、残念なことにK21のほうはお休み。K20はピカソ以降20世紀前半の絵画が中心だが、1室だけゲルハルト・リヒターで埋められていた。その後クンストハーレとクンストフェラインをのぞき、ライン河畔を散策して、中華料理食ってミュンスターに戻った。
[6月17日(日) 村田真] |
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ミュンスター彫刻プロジェクト
6/17〜9/30 [ミュンスター] |
朝、街の中心にある州立美術館に行って地図をもらい、自転車を借りて作品探索にいざ出発。まずは遠めの湖のほうから見ていき、徐々に螺旋を描きながら中心部へ戻るという計画だったが、途中で雨が降ったり、昼飯のために戻ったり、お土産を買ったりで、後半は行き当たりばったりになってしまった。それでもベンツ社製の快適な自転車で作品を探しまわるのは楽しい。そんなことができるのも、緑が多く平坦なミュンスターならではのこと。越後妻有ではできないよね。
[6月18日(月) 村田真] |
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