村田真 |
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6/30〜7/24 |
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平野薫展
7/5〜28 SCAI×SCAI[東京] |
古着のシュミーズの繊維をほぐして放射状に吊ったインスタレーション。よくあるといえばありがちな手法だが、最大のポイントは素材が女性の下着であり、しかもだれかが身に着けていた古着である点だ。だから一見さわやかに見えながら、エロチックで残忍な連想をもよおさせもする。
[7月21日(土) 村田真] |
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鈴木真吾個展「手のひらを太陽に」
7/6〜28 KANDADA[東京] |
蛍光色のプラスチックの輪(チェンリングというらしい)をつなげて球状にした《手のひらを太陽に》をはじめ、ポップ&チープな素材を使った作品。唯一チープでないのは千円札で折った折り鶴。あ、千円って紙幣ではもっともチープか。失敗作や半端もんを集めたコーナーもあって、なぜかそこに惹かれる。
[7月21日(土) 村田真] |
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第1回大学版画展受賞者展
7/18〜31 文房堂ギャラリー[東京] |
全国大学版画展の受賞者による展示。版画には興味ないが、1点だけ目を惹く作品があった。畳にドーンと寝そべる女を陰刻した遠藤美香の《眠る》。まるで呪でもかけるように1本1本刻まれた畳の目、死後数日たったかのような黒々とした女の不必要なまでの存在感は、版画の枠を超えて迫るものがある。
[7月21日(土) 村田真] |
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