村田真/原久子 |
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1/21-1/22 |
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長島有里枝展 Candy Horror
12/17〜2/5 SCAI THE BATH HOUSE[東京] |
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長島作品を同性(女性)が観るときと、異性(男性)から観るときとで、受ける感覚的なものはかなり違うんじゃないかと思う。私はこれまでも彼女の作品を観ると「重く、きつく、痛い」そんな感覚に襲われてきた。印刷物ですでに何度か観ていた写真もあったが、でもやはり同じようにまたそんな感覚に襲われた。身体感覚をともなうものが異性にも感じられるのだろうか。
[1月21日(金) 原久子] |
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Project the Projectors
1/22〜30 BankART1929[神奈川] |
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東京芸術大学先端芸術表現科の卒業制作展。大学院の修了作品展と同じタイトルだが、大文字と小文字で差別化してるんだろうか。バンカートのふたつの建物のうち、1929のほうで展示しているのは5人だけで、残る25人は新しいスタジオを使用。ざっと見て、羽根つき、玉入れ、スイカ割りの谷口郁子、電球に夢を投影させた中川陽介、トラックギャラリーの那須加奈子、移動式足湯で新潟にも遠征した本間徹郎あたりに注目したい。スタジオのほうは広いせいかスペースをうまく使いこなせてない。また、オープニングにもかかわらず「調整中」の作品が2〜3あったが、これは0点ですね。
[1月22日(土) 村田真] |
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河井寛次郎常設展
河井寛次郎記念館[京都] |
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河井寛次郎は民芸運動にも参加した工芸家。彼の住まい兼仕事場であった場所が記念館として公開されている。作品を本人が住んでいた場所で見ることができるのも、いわゆる美術館で観るのとはおもむきが異なるし、ろくろをまわしていた場所や、登り窯も見学。京都国立近代美術館にて草間弥彌展を観た後だけに、この違いもまた面白い。
[1月22日(土) 原久子] |
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Move on Asia
1/18〜30 トーキョーワンダーサイト[東京] |
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東南アジア、オーストラリアなど10カ国のアニメーション、ビデオ作品を上映。22日には、ソウルでこの企画を行なったソ・ジンソク氏、ユン・チェガブ氏が韓国のアートの現状報告をしてくれた。私も含め、日本での巡回上映にかかわった者も加わり、オルタナティヴ・スペースについて話す機会をもった。
[1月22日(土) 原久子] |
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KUNST-AKTION BERLIN-TOKYO
1/23 トーキョーワンダーサイト[東京] |
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ベルリンにはアーティストたちが多く住む。以前、このトーキョーワンダーサイトで個展をやったキャンディス・ブレイツ(南アフリカ出身)もNYに住んでいたが、ベルリンに移り住んだ。そんなベルリンからクロイベルグ地区のアートスペースのディレクターであるシュテファン・バウアー氏が来日し、彼ら自身の活動や、アーティスト・イン・レジデンスの先駆け的存在のクンストラーハウス・ベタニエンについて話してくれた。私も約10年前にベルリンを訪れたが、芸術家たちにとっての環境としては抜群だ。ストリートアートプロジェクト「Backjumps」のアドリアン・ナビ氏も彼らの活動について話してくれたが、彼は雑誌などもつくっていて、日本でも販売しており、コアなファンがいるらしい。彼らはこれから東京でプロジェクトに関わるということで、どんな展開になるのか期待したい。
[1月23日(日) 原久子] |
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